※深めなキス描写があります。(レナ魅で)
だいすきで、だいすきで、
だからこそ、苦しくて、切なくて、どうにかなってしまいそう…
詩音、あいたいよ…
「魅ぃちゃん、」
名前を呼ばれてはっとする。
そうだ、俺は今レナの家にきてて…
「あ、な、なに?」
「誰のこと考えてたの…?」
気付くと目の前のレナは目を細め、鋭い目付きで俺を睨んでいた。
「れ、レナ以外誰を考えればいいんだよ…!あ、あはは…っ」
「えへへ。そっか!嬉しいなあっ」
なんとか誤魔化せた。レナは柔らかい笑みを浮かべる。
「嘘つき魅ぃちゃん。」
「…っ!」
レナはさっきまでの笑みをぐにゃりと歪めたような、気味の悪い、それが一番適切な笑みで俺を押し倒す。
「誰の事を考えてたか、そんなの興味ないけど、レナ以外のコト考えるなんて。その頭ん中酸欠にしてあげるよ。」
「レナ、やめ…、ん、」
呼吸が許されない、深い深い口付け、解放されたかと思うとまた口付けられる。
もう駄目だ、本当、息できない…
──────
「レナ、ごめん…」
「いいよ。レナこそ、ごめんね…わかってはいるんだけど…魅ぃちゃんがどんなにその、…遠くにいる子が大好きでも…レナも、魅ぃちゃんのこと大好きで…」
「ありがとう…それじゃあもう…、また明日…」
行為が終わり。レナはずっとずっと謝ってた。ごめんね、ごめんねって…、悪いのは俺なのに、レナは悪くないのに。
ただ俺がレナにすがって、迷惑かけて…
「ごめんなさい…」
それはひぐらしの声に掻き消えていった…
あれこれ1話?な感じですが、一応1話です!
まだ詩音は帰ってきてなくて、魅音はレナにすがってるって感じです!
そ、それと…、この連載の魅音はもうなんだこいつって思うくらい優柔不断でいくと思います…
で、では…!ありがとうございました…!
08/09/17
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