直球ストレート!(DC)
V「クラウド。最近、私のPHSに妙な表示がされるのだが」
C「PHSじゃなくて携帯だろ」
V「何が違うんだ」
C「……興味ないね」
V「知らないのか。それよりも、これがその表示なのだが…」
C「…なんだ、メールじゃないか。…これ、ユフィのアドレスか?ほとんど誘いの話ばかりだ…」
V「めーる?…なんだそれは」
C「ヴィンセント…冗談だろ?」
V「何の話だ。私は対処法が知りたいだけだ」
C「返事、してやればいいだろ」
V「誰に何の返事をしろと言うのだ」
C「ユフィに誘われてるんだったら、行くか行かないか答えてやればいいだろ」
V「何故私がユフィに誘われている?」
C「そんなもの知るか。あんたが好きなんじゃないのか」
V「随分面倒そうな受け答えだな。悪いが私がユフィに手を出したら犯罪だろう」
C「誰もそんな下世話な話はしてないだろ。少し遊びに行くくらいで犯罪になるもんか」
V「そもそも、私はユフィをそういう対象として見ていない」
C「ああ、そうか。もし本当にあんたの事を好きだったら、さすがの俺でも同情する切り捨て方だな」
V「安心しろ。私がそういう意味で興味を持っているのはお前だけだ」
C「……なんの安心をしろと?」
V「私と一緒に暮らそう」
C「急すぎる展開で訳がわからないが…宿無しのあんたとか?」
V「私の一世一代の告白を蔑ろにするなクラウド。無論、クラウドと過ごす為なら用意するつもりだ」
C「……何でこんな話になっているのか説明してくれないか…」
V「ユフィに嫉妬しているようだったのでな。あらぬ勘違いをされては困る」
C「勘違いしてるのはどっちだ!」
V「…クラウド」
C「近っ…な、何だよ」
V「愛している」
C「っ…!」
V「私の傍に居てくれないか」
C「お…俺に手を出すのは犯罪にならないのか?俺はあんたと同じ、男だ」
V「例えクラウドを愛することが罪になるとしても、全て受け止めよう」
C「罪を背負うだけなら…誰にでも出来る」
V「確かに私は罪深い男だ…多くを背負っているが償えていない。しかしこの罪には、一生お前を愛し続ける事で償おう」
C「なっ…、さっきからよくそんな恥ずかしい事を言えるな…」
V「全てが真実であり本心だからだ。お前にそれを隠すつもりもなければ、嘘を言うつもりもない。…私の気持ちは、迷惑だっただろうか?」
C「迷惑、じゃない、けど…」
V「…ならば、少しずつでいい。私を、もっと知ってからでも…。…待っている」
C「…ヴィンセント…」
V「……ところで、私もクラウドを誘いたいのだが、めーるとやらを教えてくれないか」
C「………」
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