[携帯モード] [URL送信]





色褪せた記憶

消えゆくもの

君だけは変わらないで

臆病なライオン

ねえ、傍にいてもいい?

謝らないで

刹那の灯火(ともしび)

触れたら尚更

柔らかな月の光が胸に滲みる

綺麗なもの程僕には痛い



瞳を見詰めて

嘘なら要らない

泣き腫らした

最初で最期の初恋は

振り返ってほしいけれど

例えば私が居なくなったとして、

柔らかな笑顔に救われたい

私だけを置いて逝かないで

未来を切り裂く

愛は指先から凍り始める



笑いあいたい

もしも今すぐ会えるなら

帰り道、伸びる二つの影

理論上は上手くいっていた

繋いだ手が冷たい

ありふれた言葉と別れ

私にとっての世界の中心

純粋に愛せるならそれはしあわせ

楽しかったよ

あいしてるけどさよなら



とうの昔に知っていた

目に映るのは

後ろ姿を恋い慕う

あなたが遠く見えた

愛する意義を知る

どうか眠りについて

今宵天に舞う月影

分かってた筈だった

背伸びしても届かない

胸の奥、消えない寂しさ



ふと思い出したのは輝いてたあの日

当たり前に笑えない

怖かった、嫌われるのが

崩れていった約束と未来

時間が経って忘れるくらいの想いなら

笑ってくれたから安心出来た

差し出された手を掴める勇気を

一生涯私だけですか

こんな青空を一緒に見ていたい、と

ぎこちない笑い方でも











mainへ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[管理]

無料HPエムペ!