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――津木下邸


津木下邸は都会でもなければ田舎でもない、近代的といえば近代的だけど明治の面影も強い、そんな発展途上の都市の奥の方を丸々陣取っている豪邸です。
少し歩けば商店街、もっと歩けば綺麗な散歩道と素晴らしい立地条件にある、やたら横にデカい日本家屋。
明治の初めに建てられた屋敷のため造りは古臭い。
当主の仕事の関係上なんか西欧的なものがたっぷり。贅沢しようとしなければ充分屋敷内で何とかなるほど至れり尽くせり。
幽霊はそこそこ出てるようだが霊感無い人は関係無し。



[1階]

*正面玄関
→広々とした玄関。引き戸。ここから外に出たら渡り橋がある。
*廊下
→どこの家にだってあります。部屋と部屋を繋ぐ板張りの廊下。乱暴に歩くとミシミシ鳴ります。
*大広間
→屋敷内で一番大きくて広い間を襖で4等分にしてある感じ。大奥とかでよく見ますね。畳張り。
*客間
→人が来たときにお通しする、畳の部屋。屋敷内で一番豪華。
*窓のある座敷
→そのまんま窓のある畳張りのお部屋。窓からは裏庭が見える。
*人形のある座敷
→そのまんま人形のある畳張りのお部屋。和人形から仏蘭西人形まで女の子心をくすぐる品ぞろえ。
*仏間
→寺まで作る余裕はなかったそう。仏像が一体仁王立ちして仏壇がデカデカと置いてある板張りの部屋。
*蔵
→蔵。要らないものはここに押し込められる。真っ暗じめじめ嫌な場所。
*生簀のある箱庭
→生簀の中には食用の淡水魚が一通り。お座敷釣り堀ならぬお屋敷釣り堀。
*井戸のある裏庭
→貞子さんはいません。井戸に落ちたら大変危ないので子供は保護者同伴で。
*蓮野神社
→仏間があるのに神社もある。ご神体は現当主のねーちゃん蓮乃さん(享年31)。


[二階]

*箱庭を囲む回廊
→どこからでも箱庭を観察できるよ!一階と二階をつなぐ階段もあるのでぐりこに最適。
*上座敷
→比較的奇麗な畳張りのお部屋。お客さんが泊まるときはたいていここに泊まっていただく。
*書庫
→文学だの専門書だの本がやたらたっぷり。地震起きたらどうするのかというほど乱雑。
*執務室
→当主が執務と書いてのんべんだらりとする部屋。鍵も無いので誰でも殴りこみ可能。
*障子のある部屋
→障子に指突っ込んで破っちゃだめよー。それなりに広いフローリングの部屋。
*時計のある部屋
→デカい柱時計が鎮座しているフローリングの部屋。一時間ごとにゴンゴン鳴ってうっさいので、大広間からここに移動してきた。
*御簾のある部屋
→奇麗な装飾の御簾がある女の子向けのフローリングの部屋。鏡台とかもあるので化粧はこちらで。


[屋敷外]

*渡り橋のある庭園
→屋敷前の池を渡る橋のある広いお庭。一応ここまで津木下の土地だが偶に近所の人が来たりする。
*商店街
→八百屋、花屋、肉屋、魚屋、本屋などなど、大抵のものは揃う。
*花咲く散歩道
→季節に沿った花が咲いている近隣住民なども御用達の散歩道。



その他イベントに合わせて出来たり無くなったりします。

津木下邸の間取りは「零 -zero-」の舞台、氷室邸を参考にしています。



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