ヒューゴ×リオン

▼リオン視点

(性描写あり)


『これは誰の跡だね?』
「………」

次の任務の説明をしようと息子の部屋に訪れた時、息子は湯でも浴びるのか、丁度服を脱いでいた。

――ふと、そこで見付けた、首筋にある一つの紅い跡。

『私の他に誰かと寝たのか』
「………」

息子は何も言わずうつ向く。否定しないところを見ると…図星のようだ。…ふん、大体の検討はつく。あの金髪の田舎者かもしくは、銀髪の雪国の王。

『何も言わぬとは愚かな。――お前は私の作品なんだといくら説明すれば判る?』
「!、ぼ…僕は…」
『なんだ?』
「僕は作品なんかじゃない! それに好意を持てない人間と体を重ね合わせていたって」
『口を慎め!』

――パンっ!

静かな部屋に乾いた音が響いた。私が息子の頬を張った。息子は少し、よろめいた。

「ッ…! あなたはまた、そうやって…全てを力でねじ伏せようとする!」
『でしゃばった口を利くな!…そうか、まだお前には教育が行き届いていないようだ…』


***


「嫌だ…ッ、あぁ、あ あぁ…」

あれからまた私は数発息子の体、顔を殴った。私はどれだけいかれていようがコイツの親だ。
何をどうに躾けようがそれは全て私の勝手。望みのまま。悪いのは私が躾けた通りに育たなかった息子。

『逃げようとしても無駄だ。さぁ、私が洗ってあげよう』

私は服を全て剥いた息子を風呂場へと連れて行った。逃げられないよう首に枷をつけた。直立に息子を立たせたまま、シャワーを出す。そして、ボディソープを手に取り、息子の自身へとゆっくり絡ませるよう、塗りつけた。

「…っぅ…」

素直に喘げばよいものを、声を我慢するのは息子の悪い癖だ。私はそのまま四つん這いになるよう命じたが、なかなかいうことを聞かないので息子の自身を下から上に軽く殴った。

「ひぃっ!」

息子は唇を噛みしめ、腹を押さえながら素直に四つんばいになった。私は息子の上半身から下半身までを取り合えず一通り洗い終える。そして、私は、笑った。

『さて、リオン、一番大切な場所をきれいにしてやろう』

念入りにボディソープを手に取り、息子の双丘を開き、その蕾ににちゃにちゃと塗りつける。たまに小さな喘ぎが息子の口から漏れる。

『感じるのか…?リオン?』

つぷりと蕾の中に指を入れ、中まで念入りに洗ってやる。泡のおかげでよく滑り、あっさりと息子は私の指を受け入れる。そのたび、息子は私の指を締め付け、小さく震える。…とても愉快な光景だった。

「もぅ…十分、でしょ、う?」
『何がだ?』
「…て、…もぅ…指…」
『指だけでは足りないのか?』
「ち、違っ!」
『何が違う。こんなに喜んで私の指を離さないのは誰だ』
「!?」
『心配するな、中までしっかりきれいにしてやるから…くくく…』

私はシャワーを手にし、そして、後ろの泡を流す。何回も指を抜き出しすると、あろうことか、息子は小さく叫びをあげ、白濁を放った。しかし、私はかまわず次の準備をした。蕾の筋肉をゆっくりとほぐし、水が出ているシャワーの先を息子の中へと突き入れた。

「あぁぁう!?やめっ! いあぁあぁああああ!抜いてっ、やぁあぁ!痛っ、抜いてぇぇえ!」
『お前は誰かにここを使わせたのだろう?綺麗にするのは当然だ』
「痛っ、ひぃぃっ、やだあっ、やだぁあぁっ」

水がどんどん息子の腹に入っていく。四肢がガクガクと震え、痛みに耐えているのだと判る。

『くくくく…愉快だ、リオン』

たっぷりと水の入った腹は、ぷっくりと膨らんでいる。息子は全身冷や汗をかき、とても苦しそうだった。

『抜いてほしいか?』

四つんばいの姿勢を保ったまま、震えながら息子は首を縦に振った。

『では、願ってみろ。私に。できないなら、そのまま内臓破裂の運命だが』

きっと、迷うことなどないだろう。

「…さ、ぁ…く、ださ、」
『聞こえん』
「…ひゅ、ゴさ、!いっあああぁあぁあっぁあああああああ!」

言い終わらんうちに、息子の中のシャワーを私は引き抜いた。汚らしい音と濁水が同時に外へでた。息子は嗚咽しながら、ぐったりと風呂場へ倒れた。


END
20070722
(さぁ、本番はこれからだ)



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