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白くまマン
どこからともなく白い煙りが出てくると目の前に白くまがいた。
ちょっとシュールな1話完結物語。
夜11時。塾帰りの少女は今まさにトンネルを通り終えようとしていた。その時少女は違和感を感じた。自分が歩く度もう1つの足音が……。
「…………………?」
少女は後ろを振り向いた。
「!!」 -
NandS
完璧に仕事をこなす何でも屋。通称K.S.N
その正体はまだ年端もいかない少女と少年の二人だった。日常から異脱した二人の物語。
「な、なんで…」
春。
それは出会いの季節。その出会いの季節に運の無い男がいた。その男とは────。
「───新入生代表 香村 七海」
今日、都立J高等学校は入学式があった。新入生達は緊張した面もちで新入生代表の言葉を聞いていた。そしてその代表の女子生徒は言葉を言い終わるとくるっと生徒達の方を向いた。代表の女子生徒は黒髪を腰まで伸ばした子で目はつり目がちで気の強そうな少女だった。彼女は二年生の一角を見るとニヤッ笑い大きく息を吸い込んだ。そして -
A Short Story.
1話完結ショートストーリーになります。ファンタジーでなく日常にあるようなヒトコマ。
目の前に広がるのは一面の青。
冷たくもなく暖かくもない風が自分の頬を掠め、髪と制服を靡かせる。
授業をサボるのは楽しい。教師の言う事は全てつまらない。誰もいないこの屋上が自分にとって1番の場所だ。
太陽の日差しが眩しい。私は自然と目を細める。その時、 -
extra……*
あらゆる話の番外がここに集う!?
ここ…どこ…?
真っ暗で何も見えない。何も感じない。
とにかく何か情報を得ようとこの空間に手を伸ばしてみる。
………ん?これは何?
手を伸ばした先にあったのは、 -
譚海‐タンカイ‐
譚海‐タンカイ‐
物語の海。色々な物語を集めたものの事。
キィ――――――ッ!
甲高いブレーキ音が辺りに響きわたった。悲鳴と怒号とサイレンで埋め尽くされる道路、その光景を俺はただ茫然と眺めていた。
どうしていいかも、どうするべきかもわからなかった。ただ、異様に頭が痛い。目の前の状況を処理仕切れず悲鳴を上げている痛み。
今、目の前で運ばれているのは誰だ――? -
【いぬ。】
Tanks 頂き物
ファンタジックすとれーと
〜暁に流れる風〜
管理人、櫻井優様より