MP-02A
オッゴ
OGGO

全高:7.8m
全長:11.6m
全幅:14.7m
全備重量:57.8t
出力:976kw
推力:48,400kg
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:エルヴィン・キャディラック

武装
120mmザクマシンガン
280mmザクバズーカ
6連装ロケット弾ポッド
シュツルムファウスト

一年戦争末期、ジオン公国軍の戦局悪化に伴って技術本部が緊急開発した駆逐モビルポッド。
120mmザク・マシンガンなどの既成の兵器や不要となった地上用のザクのジェネレーターを流用して開発し、宇宙世紀0079年11月にプロトタイプを完成させた。
宇宙戦用だが、冷却システムを持たない地上用のジェネレーターを流用したため、静止モードでもロケットエンジンをアイドリングさせて冷却システムと作業用アームを稼動させるという発想で設計されたという。
メインカメラはモノアイ式だが、旋回式の頭部に直接モノアイが装架されていた。
胴体のシリンダー内部は、大推力用の重推進剤と巡航用兼アイドリング用の水素という2種類の推進剤タンクで占められている。
作業用アームは機体下部前側に折畳まれており、展開して武装を掴んだり、格闘戦を行うことが可能。
武装は120mmザク・マシンガン、280mmザク・バズーカなどを機体上部右側のアタッチメントに固定する。
また、機体各部のアタッチメントやハードポイントにロケット弾やシュツルムファウストなどを装備することも可能。
アタッチメント及びハードポイントは回転させることができ、本体の姿勢や運動を変更することなく後ろの敵などにも攻撃できる。

一年戦争最末期のア・バオア・クー攻防戦直前にカスペン戦闘大隊の指揮下に組み込まれた第603技術試験隊ヨーツンヘイムに35機前後のオッゴが配備され、試験と称する前線配備がなされている。
しかし、配属されたパイロットは操縦方法が単純なモビルポッドを前提として150時間の訓練を受けただけで急遽召集された16〜18歳の学徒兵であった。
宇宙世紀0079年12月30日と31日に二度の実戦投入が行われ、30日にはモニク・キャディラック特務大尉の弟エルヴィン・キャディラック曹長が戦死。
翌日にはア・バオア・クー攻防戦に全機投入されたが、既にこの時点でジオン公国軍には劣勢を覆せる力は無く、ヨーツンヘイムに帰還出来たオッゴは僅か9機ほどの状態で敗戦を迎えている。
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