RGM-79[E]
初期型ジム
GM EARLY TYPE

全高:18.0m
重量:48.2t
出力:1250kw
主な搭乗者:テリー・サンダースJr.

武装
頭部60mmバルカン砲
90mmブルパップ・マシンガン

初期型ジムは、地球連邦軍が開発した先行試作量産型モビルスーツ。
小惑星基地ルナツー工廠にて宇宙世紀0079年10月に完成し、衛星軌道上やルナツー周辺の施設に極秘裏に配備された。
宇宙での運用を前提とした機体であったため、「宇宙用ジム」、「宇宙用ジム(ルナツー仕様)」などと表記する資料もある。
機体データに不明な点が多く、装備された武装もはっきりしていないが、ルナツー第7艦隊機械化混成大隊所属の「コバイユ部隊」に配備されていた機体は、90mmブルパップ・マシンガンを装備しているのみで、背部のランドセルにはビームサーベルが存在せず、シールドも持っていなかった。
本機は、後に開発されるRGM-79Cジム改の原型になったという説があり、外観も非常に似ている。
同じような地球連邦軍の先行試作量産型MSで、後に開発されるRGM-79Gジム・コマンドと外観が非常に似ているため、ジム・コマンドの原型ではないかといわれている機体があり、その機体は「第11独立機械化混成部隊」通称モルモット隊に配備され、実戦テストに使われていた。

本機は、まだRGM-79ジムが正式配備される前からルナツー周辺に極秘裏に配備されており、宇宙世紀0079年10月の時点で、本機に搭乗して6機以上のジオン公国軍MSを撃破したパイロットもいたとされる。
「死神サンダース」ことテリー・サンダースJr.軍曹が所属していた地球連邦宇宙軍ルナツー第7艦隊機械化混成大隊所属「コバイユ部隊」にも本機が配備されていたが、宇宙世紀0079年10月6日、ジオン公国軍のMS-06RD-4宇宙用高機動試験型ザクと遭遇戦になり、サンダース軍曹の上官と同僚の搭乗した2機が撃墜されてしまう。
サンダース軍曹は半壊した本機で宇宙用高機動試験型ザクと死闘を繰り広げ、ザク・マシンガンの直撃により、左腕と両脚を失う大ダメージを受けるが、偶然この戦闘を目撃したシロー・アマダ少尉がRB-79K先行量産型ボールで駆け付け、無事に救助されている。
サンダース軍曹は、そのままシロー・アマダ少尉の赴任先である東南アジア方面軍機械化混成大隊第08MS小隊に転属となった。
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