MS-06J
ザクU寒冷地仕様
ZAKUU COLD CLIMATE TYPE

頭頂高:17.5m
本体重量:56.2t
全備重量:74.5t
出力:976kw
推力:43,300kg
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:シルバーフォックス(本名不明)

武装
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク
クラッカー
3連装ミサイルポッド
175mmマゼラトップ砲

本機は、MS-06J陸戦型ザクUを寒冷地仕様として改修した機体。
各部の駆動装置と武装に凍結防止処理が施され、足裏にスパイクを装備する等、寒冷地での稼働率が高められていた。
防寒処理が施されている以外の性能は通常の陸戦型ザクUと同等だが、左側頭部にロッドアンテナが装備され、通信能力や索敵能力を向上させた機体も確認されている。
機体のカラーリングは、主に雪原用迷彩として白系統で塗装された。
ザクU寒冷地仕様が初めて投入されたのは、宇宙世紀0079年2月に開始された「地球降下作戦」であり、同月16日に降下した実験中隊第二陣によって地球上に展開するモビルスーツ部隊に配備されたといわれている。
「地球降下作戦」が展開された冬季には気温が氷点下となるバイコヌール基地やオデッサ基地などに侵攻する際には、防寒処理の施された本機が大いに活躍したという。

ジオン公国軍オデッサ基地北部方面軍に所属する「シルバーフォックス」は、上半身を白銀に塗装し、両肩にスパイクアーマーを装備したザクU寒冷地仕様を駆り、雪原の中を縦横無尽に駆け巡ったことから伝説の英雄と呼ばれた。
「シルバーフォックス」は、ジオン公国軍の女性パイロットだが、本名や年齢などは不明。
彼女は、宇宙世紀0079年11月9日にオデッサ基地が陥落した後、南アフリカやアジア方面へと逃れた本隊とは合流せず、地球連邦軍の追撃を逃れる為に北へと逃走し、その身を隠した。
その後、現地住民と結婚し、とある山中でひっそりと暮らしているという。
ザクU寒冷地仕様の正確な生産数は不明だが、地上において陸戦型ザクUやMS-06F量産型ザクUを現地改修した機体も含めると、数十機が運用されていたのではないかと思われる。
宇宙世紀0079年12月には、地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(通称モルモット隊)がジオン公国軍シャトル基地に配備されていたザクU寒冷地仕様を鹵獲し、RGM-79ジムのシールドを装備させて一時的に使用していたという記録もある。
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