RX-77D
ガンキャノン量産型
GUNCANNON MASS PRODUCTION TYPE

全高:18.1m
本体重量:51.0t
全備重量:70.2t
出力:1,410kw
推力:93,500kg
センサー有効半径:7,300m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材
主な搭乗者:リド・ウォルフ

武装
240mmキャノン砲×2
60mmバルカン砲×2
90mmマシンガン

ガンキャノン量産型は、地球連邦軍の砲撃戦用量産モビルスーツ。
資料によっては「ガンキャノン量産検討機」と表記されることもある。
RX-77ガンキャノンの量産型として開発された機体で、コア・ブロック・システムを廃し、装甲材質はチタン合金セラミック複合材に変更する等、生産性を重視したコストダウンが図られた。
しかし、装甲自体は非常に厚く、カタログスペックでもRX-77-2ガンキャノンを凌いでいる。
コストダウンと共にガンキャノンの実戦運用で得たノウハウが投入されており、姿勢制御スラスターの増設によって宇宙空間での機動性が向上している他、両肩の240mmキャノン砲は、伸縮してバックパックに収納されることによって、近接戦闘の際に障害にならないよう配慮されていた。
本機は量産型と銘打たれてはいるものの少数の生産に留まり、この機体以後「ガンキャノン」という名称の機体は開発の系譜が一旦途切れることとなる。
地球連邦軍は本機ではなく、圧倒的な製造数を誇る主力量産機RGM-79ジムとの共用パーツが多く、生産コストに優れるRGC-80ジムキャノンを中距離支援機として量産した。

宇宙世紀0079年12月19日、サイド6リボーコロニーに突如出現したジオン公国軍のモビルスーツMS-18Eケンプファーの進撃を止めるべく、ペガサス級強襲揚陸艦グレイファントム所属のMS部隊「スカーレット隊」が出撃した。
スカーレット隊にはガンキャノン量産型も数機配備されていたが、瞬く間に撃墜され、リボーコロニーの市街地に大きな被害を出したという。
この交戦の結果が原因となり、本機の量産が見送られたとする説もある。
地球連邦軍本部ジャブローには迷彩塗装を施されたガンキャノン量産型が配備されており、ジャブロー攻防戦の際にはRGM-79ジムやRX-75量産型ガンタンクと共に迎撃に出動していた。
この他にも、アフリカ戦線で活躍したエースパイロット「踊る黒い死神」ことリド・ウォルフ少佐の黒く塗装された機体や、オーストラリア反攻作戦で活躍した「ホワイト・ディンゴ隊」のグレーに塗装された機体、北米戦線で活躍した「教導団ネメシス」のダークブルーの機体など、幾つかの専用機の存在が確認されている。
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