MS-14Fs
ゲルググ・マリーネ指揮官用
シーマ・ガラハウ専用機
GELGOOG MARINE COMMANDER TYPE
CIMA GARAHAU USE

頭頂高:19.2m
本体重量:40.5t
全備重量:80.0t
ジェネレーター出力:1,490kw
スラスター推力:89,500kg
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:シーマ・ガラハウ

武装
頭部40mmバルカン砲×2
腕部110mm速射砲×2
ビームサーベル×2
専用大型ビームライフル
専用シールド

本機は、ジオン公国突撃機動軍海兵上陸戦隊(通称「シーマ艦隊」)の指揮官シーマ・ガラハウ中佐の専用機。
「マリーネ・ライター」という愛称で呼ばれており、紫と黄土色のツートンカラーで塗装されていた。
MS-14Fsは、ジオン公国軍が一年戦争後期に開発したMS-14Fゲルググ・マリーネを指揮官用にカスタムアップした機体で、機動性の更なる改善としてスラスター推力を強化し、稼働時間の確保にプロペラントタンクをMS-14Fの倍の4本装備しており、より小型で強力なブースターユニットを装備している。
また、頭部には指揮官機の証である長距離通信用のマルチブレードアンテナと40mmバルカン砲が装備されており、専用の大型ビームライフルと大型シールドが採用されていた。
ジェネレータ出力も一般兵用と比べてわずかに高く、脚部冷却装置にも差異が見られる。
また、バックパック、胸部、スカート等もMS-14Fとは形状が異なっていた。

シーマ・ガラハウ中佐は、一年戦争末期に本機を受領しており、戦争終結後に宇宙海賊となった後にも愛用し続けている。
宇宙世紀0083年、シーマ艦隊はジオン公国残党軍「デラーズフリート」に参加するが、デラーズフリート内では本機が唯一ビームライフルを装備している機体であった。
デラーズフリートの本拠地である「茨の園」近海を探索していた地球連邦宇宙軍第3地球軌道艦隊の索敵攻撃部隊(通称「アルビオン隊」)を、デラーズフリート参加の手土産として襲撃した際には、ペガサス級強襲揚陸艦アルビオンの随伴艦であるサラミス級巡洋艦2隻を撃沈し、次いで第2線を張っていたRX-78GP01ガンダム試作1号機ゼフィランサスをも圧倒、半壊に追い込んだ。
この時、RX-78GP01は陸戦仕様のまま宇宙戦に投入されていたために、一方的に破壊することができたともいわれているが、後に宇宙戦仕様に改修されたRX-78GP01-Fbガンダム試作1号機フルバーニアンと対峙した際にも、本機が引けを取ることはなかった。
デラーズフリートの計画した「星の屑作戦」が進行する最中、シーマ・ガラハウは地球連邦宇宙軍グリーン・ワイアット大将との密会のために、ワイアットの乗艦であるルナツー方面軍第二守備艦隊旗艦バーミンガムと接触しようとしていたが、突如強襲してきたアルビオン隊に邪魔され、これを迎撃するために本機で出撃。
アルビオン隊のサウス・バニング大尉が駆るRGM-79Nジム・カスタムにビームライフルを破壊されてしまう。
その後シーマ・ガラハウは、アナハイム・エレクトロニクス社より譲り受けたAGX-04ガーベラ・テトラを乗機としており、本機には搭乗していない。
[BACK]


あきゅろす。
[グループ][ナビ]
[HPリング]
[管理]

無料HPエムペ!