MS-14C-1A
ゲルググキャノン
ジャコビアス・ノード専用機
GELGOOG CANNON
JACOBIUS NODE USE

頭頂高:19.2
重量:56.2t
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:ジャコビアス・ノード

武装
RA-2型ビームキャノン
360mmジャイアント・バズ
狙撃用ビームライフル
ロングレンジ・ビームライフル
3連装ミサイルランチャー
ビームナギナタ
バックラーシールド

本機は、ジオン公国突撃機動軍特別編成大隊「キマイラ」隊に所属するエースパイロットの一人、ジャコビアス・ノードの専用機。
25機製造され、24機がキマイラ隊に配備されたYMS-14先行量産型ゲルググのうちの1機であり、改良が施された高機動バックパックと、ビームキャノンパックを作戦内容に合わせて換装していた。
脚部には稼働時間延長を目的としたコンフォーマルタンクが増設されている。
頭部ユニットは、前方視認用サブカメラおよび複合探知システムを搭載したC型頭部ユニットを常用しているが、ビームキャノンや狙撃用ビームライフルを装備して精密射撃を行う際には、MS-06E-3ザク・フリッパーにも使用されていた3連式多目的カメラモジュールを頭部に外付けしていたという。
このカメラモジュールの3連スコープは、各々異なる撮影システムを搭載しており、コンピューターがこれを統合し、幾通りのモードの中から最適な画像とデータを搭乗者に提供する光学機器の最高モデルで、ミノフスキー粒子散布下のレーダーやセンサーの封殺された環境下でも正確な照準・識別を可能としている。
機体色はサンド系で、左半身には特徴的な白と黒の縦ストライプが描かれているが、このストライプはジャコビアス・ノードのパーソナルカラーではなく、識別用に描かれたものであり、キマイラ隊には同様のラインを描いた機体が本機以外にも存在していたという。
武装は、長射程・精密射撃用に銃身長を延長した上に3連式多目的照準器を装備した狙撃用ビームライフルの他、360mmジャイアント・バズやビームナギナタを携行しており、腕部にはバックラーシールドと一体式の3連装ミサイルランチャーを装備している。
ジャコビアス・ノードは、ガルマ・ザビ大佐麾下のジオン公国地球攻撃軍に所属しており、ガルマ戦死後は、突撃機動軍のマ・クベ大佐が指揮するオデッサ鉱山基地に転属。
地球連邦軍のオデッサ作戦によって基地が陥落した後、エースパイロット部隊であるキマイラ隊に招聘された。
キマイラ隊ではMS第1小隊に所属し、凄腕のスナイパーとして活躍したという。
一年戦争終結後は、連邦軍認可の民間軍事会社「テミス」の取締役社長として、何らかの目的のために活動しており、宇宙世紀0090年の時点でも一年戦争時と変わらずMS-14C-1Aを愛用していた。
しかし、機体の外観はゲルググのままでも、中身は連邦軍の最新技術で様々な改修が施されており、コクピットは全天周囲モニター・リニアシートに換装され、連邦軍製と思われる高出力ロングレンジ・ビームライフルが使用可能となっている。
ジャコビアスは建前上、社長の椅子に就いてはいるが、パイロット気質からなのかデスクワークは苦手な上、「目的」を「仕事(表の業務)」として成立させるために利益無視で活動することもあり、また、自らゲルググを駆り出撃することも多かったという。
彼の目的の詳細は判明していないが、一年戦争末期のア・バオア・クー攻防戦に出撃したまま行方不明となったキマイラ隊第1中隊の隊長「真紅の稲妻」ことジョニー・ライデン少佐と何らかの関係があるのではないかと思われる。
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