●タコブネ。タコガイ。カイダコ。フネダコ。●
またの名を、アオイガイ。
様々な名称があります。これは、雌蛸が子育てをするときに、自身の分泌物で作る貝です。
これに、小さな子蛸を入れて育てるらしいです。
子育てを終えた蛸は、息絶えてこの入れ物だけが残り、それが秋の砂浜に辿りつくというわけです。
私が地元の海水浴場で採集したタコブネは、人差し指と親指で作った輪にように小さい物ばかりでした。
タコブネの大きさは、持ち主の体格に比例するようです。
「こんな小さな蛸が、育てる蛸ってなんて可愛いのだろう…(●´∀`●)」
と思わず、ニヤニヤしてしまいました。
様々な名称があると初めに記しましたが、私は「タコブネ」という名前が気に入っています。
なんだか、蛸が船に乗っているような、そんなメルヘンな感じがするからです。
>船というより、「ゆりかご」という雰囲気ですが…(*´ω`)