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どんなに辛いことも


あなたといれば溶けるようになくなっていくー…








温もり





(疲れたぁ…)



一日の仕事が終わり、夜の闇の中を帰路に着くため歩いていた。


仕事は苦ではないが、やはり毎日だと疲労は余すことなく蓄積していく。


夜の仕事に就いていると、それなりに苦労する点も少なくなく、体の節々が痛むようにもなっていた。



(明日は何時からだっけ…)


ここ最近は指名客も増え、休みも取れにくくなり、嬉しい反面疲労を顔に出してはいけないと気を使いながら仕事をしていた。



(駄目だなぁ…こんな疲れた顔、お客様に見せられないよ…)











「ロミ夫」



ふらふらと浮遊するように歩いていると、街灯の陰から声が聞こえた。



柔らかい、心地いい、耳から通り胸に響く。


間違うはずもない

大好きな声。



「修!」



夜の街に射し込む光のような笑顔。


俺の大好きな人。



「仕事終わったか?」

「うん!…わざわざ来てくれたの?」

「おう。……どうした?疲れてんだろ」



あぁ、やっぱり気づかれた。
こんな顔してたら…


「あんまり無理すんな。お前が辛いと、俺だって辛いんだよ」


いつもいつも、俺の事を気遣ってくれる。

その優しい目で、いつも見つめてくれる。



「修…ありがと…」



掠れた声で言うと、また柔らかい笑顔を向けてくれる。


疲れた事なんて、もう忘れていた。



「ほら、帰ろうぜ」



繋がれた手から、大好きな人の温もりが伝わってくる。





夜の闇に、射し込む光。



辛いことも、苦しいことも、


あなたといれば、幸せに変わる。














仕事終わりの疲れ切ったロミ夫とそんなロミ夫が心配で堪らないDTOみたいな…


ずいぶんと支離滅裂になってしまった…


きっといちゃついてれば疲れも吹っ飛ぶんですね←


あきゅろす。
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