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人ならぬ者達がこの世の日に跋扈している
彼らの総称を「紅世の徒」という
この世の「歩いてゆけない世界」―――― 紅世
「紅世」から渡りきた「徒」は、人がこの世に存在するための「根源の力」奪い
自身を顕現させこの世ではありえない力を生み出す
思いのまま、力の許すかぎり、滅びのときまで
彼らに「存在の力」を奪われたに人間は、この世からいなくなったことになる
存在の欠落、この世でありえないこと、人間の欠落により世界に歪みが生じる
「世界の歪みが大きくなれば、この世と「紅世」に大きな大災害を齎すだろう」
強大の力をもつ「紅世の王」らの中で、この状況に危惧を抱くものがあらわれた
そして一部の「紅世の王」は、己の全存在を「紅世の王」に捧げた人間に異能の力を与え自身を武器とし同胞を狩るという苦渋の選択をした
この世に跋扈しつづける「徒」を狩るもの、討滅者「フレイムヘイズ」
変わらない日常を送っていた坂井悠二は、突然の「徒」の襲撃にあい「存在の力」を喰われた
そこに現れたフレイムヘイズの一人「炎髪灼眼の討ち手」に出会う
それは存在を喰われ人間の代替物「トーチ」になった坂井悠二と
人のフレイムヘイズが送る物語


あきゅろす。
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