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「古泉休憩にしよう。」

家に来て10分。教科書を開いて5分。彼はそう宣った。


「駄目です。」


何のために可愛い彼とのいちゃいちゃタイムを削って勉強してるのか分かっているのかな。
テストで赤点取ったら補習なんですよ?
団活の時間が潰されて涼宮さんの機嫌を損ねるだけでなく、僕と過ごす時間も少なくなるんですよ?
そんなの僕が耐えられません。だから勉強頑張って下さい。


「だって俺、文系だし。数学分かんなくても仕方なくね?」

「可愛く言っても駄目です。分からないところは教えると言っているでしょう?



ほら。何処が分からないんです? なんて聞いてみても知らんぷり。
ちょっとむくれたような彼も可愛いけど、今日の僕はそんなことじゃ誤魔化されません。可愛いけど。


「折角、お前ん家来たのに。」

「キョンくん?」

「勉強ヤだ。古泉といちゃいちゃしたい。」


ああもう!
何この可愛い子。凶器?

トドメとばかりに上目遣いで睨まないで下さい。可愛い彼に誘惑されてもう理性が欲望に食べられそう。ホント可愛い。


「なぁ、勉強なんかヤメてさ、気持ち良いことして?」










匿名様よりリクエストの『とにかく甘々な古キョン』です。

リクエスト有難うございます!

裏テーマはひたすら古泉に可愛いと言わせよう! です。
欲望に忠実なおばかなキョンくんと頭の悪い古泉目指しました←。
こんなものですが、是非貰ってやってください!



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