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log(〜2007)

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01

真っ黒な頭蓋骨

その香りは誰がため

真っ白な、それは魔法の粉

弧を描いた真っ赤な誘惑

背伸びをしてみたピンヒール

剥げたペディキュアに恋をする

マスカラほんのすこしだけ

七色インコ

暗いところで愛し合う

その笑顔に隙はない

想いはまだ、秘密

本当なんて信じてないの

仮面舞踏会に誘われて

愛し合う二人

想いとは逆へ行けばいい

きらきら宝石

一夜かぎりの夢が、日常

あなたとなら死んでもいいわ

裏を読むなんて無粋だわ

薄氷を履む

譬え話が下手な人

お気に入りはおしえない

裏切りくらい、なんてことはない








02

追い掛けていただけなのに、

あのパンはきっと美味しかったでしょうね

今の暮らし、性にあわないわ

遠い昔から決まっていた

だって、毒入りのほうが美味しそうに見えたの

早くきてよ、待ちくたびれたわ

気づかないあなたも愛しいの

飛びだした、外は面白そうだから

媚にも気づかないダメな人

待ってるだけなんて嫌

ずるをしたっていいじゃない

夢見たあの頃にもどりたい

覚悟が無いのはあなたのほう

けなげに生きるのも悪くない

願いを叶えてはくれないの?

あと1秒ですべてが消える

一緒に唄ってくれませんか

もう少しでとどく距離

私は未だ、夢の中








03

綺麗に広がる世界

穏やかな日々

午後、光の雨の中

夕日の音を聞いて

あなたの空になりたいの

こぼれる光に手を当てて

ほら、夜はこんなにも輝いている

緩やかに開ける世界

風に吹かれて消えた

揺れるカーテン、朝の光

雲の色みたいに

隙間からこぼれる光

今まさに降り出した、

舞う花、散る花

近づいてくる音

花の雨

目には見えない線を越えて、

辿り着いたのはいつもの場所

道端の花を見て想う

匂い

夢は見るもの、醒めるもの

一瞬先は未来であり、今であり、過去である

私はあなたを愛してた

光の向こう側もこちら側も








04

めくれたスカート

ノートのはしっこに

窓際、なびく人

オレンジ色のカーテン

まっしろに魅せられて

切り取られた青

まっさかさまな気分

見えそうで見えない

やさしい手のひらで

窒息死

繋がるための言葉を見つける

横顔

小さな背中に

終りを告げる

いつも遠くから見つめてる

始まりの鐘

あの子の視線の先

青い空が近い場所

落とした消ゴム

きれいな彼女

すれ違うその一瞬に

触れるだけのキス、なんて

絡んだ指先

あと1分!

私は埋もれる、あなたを見つめながら

もう少しだけ、側にいて

一生に一度なんて言わないで

背中のぬくもり

ごめんなさいとありがとう

隠れて少し泣いてみた

さよならはいつもすぐそこに










あきゅろす。
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