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【居場所】


人は知らず知らずのうちに安心出来る場所を見付けることができる。おれにとって何より大切な場所はコンラッドだったんだ。


泣けなかった時に背中を貸し手くれたのも…

苦しかったときに包み込むように抱き締めてくれたのも、嬉しいときに一緒に喜んでくれたのもコンラッドだった。


振り向けば、そこに微笑みがあった。


難しく考えることはない。


好きだって気持ちは単純なことだったんだ。


ずっと気付かないフリして自分の気持ちを誤魔化しても、押し寄せる感情は止まることはなくて、胸が苦しくなった。



好きなんだ…


どうすることもできないくらい。
自分でもびっくりするくらいコンラッドのことが好き。


お願い、早く帰って来てよ?



End




あきゅろす。
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