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【wonderful Days】


目覚めて3秒、おれの視界に入ってくるのは絶対コンラッドだ。眞魔国に来たことを実感させてくれる。


見なくてもわかる。


温かく慈愛を含んだ瞳でおれを見つめているんだろう。


コンラッドは毎日おれを起こす前に額にキスをする。最初にそれに気付いたときは、驚いたり、戸惑っていたりしたけれど、今はとても心地良い。



もうしばらくはこのままでいたい。


ほら、今日もまたコンラッドが起こしにきた。


そして息がかかるほど近付くと、おれの髪をすき撫でると、いつものように額に唇を落とす。



「おはようございます、陛下」


「陛下って呼ぶな名付け親〜!」こうしておれの一日が始まる。



End




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