村「レディースエーンジェントルメーン!司会のムラムラ村の村田健でーす。ちなみに健繋がりでマツケンサンバを修行中です。そして今回のヒロイン渋谷有利原宿不利くんです。どうぞー(歓声)」
渋「村田ーこれは一体何の騒ぎだよ。おれは野球大会のゲストとして呼ばれてきたんだけど。あ、ひょっとして何かのパーティ?それにおれは男だからヒロインじゃなくて、ヒーローだろ?」
村「渋谷!!僕は君のためを思ってだね!!!」
渋「うわっやーめーろー。肩を揺さぶるなぁ。つまり今日は何のパーティだよ」
村「皆さんお待たせしました!これより第1回眞魔国第27代魔王陛下渋谷有利のハートをゲットするのは誰ー!陛下トト開票結果発表!!」
渋「ちょちょちょっと村田さーん?陛下トトって?」
村「(無視)ではまず同率7位フォンシュピッツヴェーグ卿ツェツェーリエ&フォンクライスト卿ギュンター(1票)です。」
ツ「んまああたくしが7位ですって!陛下への愛なら誰にも負けないつもりなのにぃ」
ギ「何かの間違いです!私がこんな順位なんて。陛下のためならこの命を捧げる覚悟だってありますのに」
渋「あの〜ツェリ様?ギュンター?」
ツ&ギ「陛下ーーーー!!」
渋「ぎゃああああああ」
村「じゃあ次サクサク行きましょうかね。第6位渋谷有利の実の兄。渋谷勝利(2票)えっーと渋谷のお兄さんの魂の都合上、こちらに来られないとのことなんで、僕がレポートしてきた映像をご覧下さい」
渋「ねぇ村田?この国でそんなもの写す機械なんてあるのかよ」
ア「心配には及びません!」
渋「うわっアニシナさん。一体どこから!?」
村「映写機はカーベルニコフ卿と僕の共同開発したんだよ」
渋「村田…そこまでしなくても…。だいたいなんで勝利がランクインしてるんだよ」
村「それはこれがマ効果だよ〜渋谷。愛されてるねぇ?それじゃあVTRスタート!」
ガチャ。
村「こんばんにゃー渋谷有利陛下トト実行委員でーす」
勝「うわっなんだお前はいきなりっ」
村「ちょっとギャルゲーは中断してお話を聞いてくれませんかねお兄さん」
勝「だからお兄さんと呼ぶなと言ってるだろうが。弟のオ・ト・モ・ダ・チ」
村「では渋谷のお兄さん。なんと貴方が陛下トトで第6位になったことが判明しました」
勝「なんだ陛下トトって?」
村「つまり渋谷がどんな人が相応しいかという…」
勝「何?俺の前に5人もそんな輩が!!ゆーちゃん、そんな危ないところ、早く帰ってきなさい」
コンコン。
ジ「お茶持ってきたわよしょーちゃん。あら健ちゃんいらっしゃい〜。何撮ってるの?」
村「遠く異世界にいる有利くんにビデオレターです。ジェニファーさんからも一言あります?」
ジ「ゆーちゃん。体壊していない?生水には気をつけるのよー!ママはいつでもゆーちゃんの味方だからねぇ。あっそれと〜いい人ができたらママに必ず紹介するのよ」
勝「ゆーちゃん!そんなどこの骨ともわからない奴連れてきても、俺は家の敷居を一歩も跨がせないからなっ!」
ゴスン。
ジ「ゆーちゃん、こんな物分りの悪いお兄ちゃんの言うことなんて気にしなくていいからねぇ〜それじゃあママは期待して待ってますv」
ぶつっーーーー。
村「以上渋谷家からお送りしました。どうだった渋谷?」
渋「……どうと言われても」
村「見所はハマのジェニファーのおぼんアタックでした!」
渋「家に帰るのが怖くなってきたよ」
村「じゃあ次行ってみよう〜やってみよう!第5位有能女装諜報員グリエ・ヨザック(6票)」
ヨ「あらん。グリ江が5位?光栄だわん」
渋「ぎゃあああグリ江ちゃん!!?!」
村「おおおっと今日のグリ江ちゃんは一味違う。純白のウェンディングドレスで登場だー!化粧の濃さも当社比で三割増し」
ヨ「グリ江をお嫁に貰ってくれる〜?」
渋「こんなイカツイマッチョな嫁はごめんだから。てかこのドレスどうしたの?特注?」
ヨ「あ〜コレはグウェンダル閣下が…」
渋「グウェンー!!何ばしよっとね!?」
村「本当だ〜マイドイングウェンダルだって!」
渋「おれはしばらく夢に見そうだよ…」
村「さて、気分も盛り上がってきたところで、次に行きましょう☆」
渋「盛り上がってない!!ってあれ?どこからか聞いたことある曲が…」
オーレーオレームラケンサンバー!オーレーオレームラケンサンバ♪オーレィ☆
渋「えっーと何やってんの?村田」
村「ムラケンサンバさっ渋谷もshall we dance?」
渋「それはマツケンサンバだろ?どうしたんだよ。突然」
村「第4位双黒のダイケンジャーにしてかっこいいメガネ。村田健(8票)」
渋「何で村田までエントリーしてんだよ?」
村「当たり前だのクラッカーだよ渋谷。僕は渋谷の大親友にして魔王の補佐役というおいしいポジションの持ち主だから」
渋「古っ!!ていうかお前どう見たって受け…」
村「シャーラップ。総受けの渋谷に言われたくないね。ほらっみんなもムラユー的展開を望んでいるはず!」
渋「わかんないだろ!ユームラファンも紛れてるかもしれないじゃん」
村「ふっふっふっわかったぞ。やはり渋谷も攻めたいんだね!」
渋「えっうん。いや違う。だから何か根本的に間違っているって!」
村「うん。わかった。じゃあこの二人ならどっちがいい?」
渋「わかってないだろう!!お前!」
村「それじゃあユーギュンとユーダルのどっち!!
渋「ぎゃあああわざわざすっげぇ濃いの選んでくるなぁ」
村「お気に召しませんか?」
渋「召すかーー!!」
ギ「あの陛下にならこの身を捧げても…」
渋「よるなー!ギュン汁がギュン汁がー!!溺れる〜」
村「さあいよいよベスト3の発表です。残っているのは魔族似ているといっても過言では無い三兄弟!」
ツ「三人とも頑張ってぇ〜!!」
村「あれっ。ツェリ様、妙に嬉しそうですね?」
ツ「勿論よ!!どの息子と結婚しても、陛下はあたくしの息子になるのよv」
村「それはグットアイデアですね。良かったな渋谷。美人のお母様がもう一人できて」
渋「だから〜みんな男じゃん…」
兵「俺はヴォルフラム閣下に押し切られるに今月の給料全部をつぎ込んだんだ」
メ「あたしなんてコンラート様に貯金ごとつぎ込んだんだから」
村「やはり皆さんの注目度も高いみたいだね!よーし行ってみよう。第3位見かけは天使中身はプー、最近男っぷりを上げたと評判のフォンビーレフェルト卿ヴォルフラム!!(36票)」
ヴ「こんの浮気者ーーー!!!婚約者である僕が何故3位ジャリー!」
渋「わわわっヴォルフ落ち着いて!物を投げるなー食べ物を粗末にしては、いけませんって教わらなかったの?」
ヴ「それもこれもユーリがあっちにこっちにフラフラしているからだ!この尻軽ーーー!」
村「まあまあ落ち着いてよ、フォンビーレフェルト卿。君に関しては熱いメッセージが寄せられているんだから」
※きっとユーリは日々深まっていくヴォルフの愛の深さに負けると思います。
※最近かっこよくなってきましたし。
ヴ「おおっわかっている者もいるではないか。ユーリ、次は僕が一位を取るからな!」
渋「うっうん。良くわかんないけど頑張って…。」
ヴ「どうしたユーリ?顔色が悪いぞ」
渋「いやっちょっと心労が…」
村「ではでは、第二位。渋い彼は趣味は編みぐるみ!?可愛いものをこよなく愛すフォンヴォルテール卿グウェンダルーー(190票)」
グ「私はこんな企画に参加した覚えはないのだが…」
村「それは僕がエントリーしといたから」
グ「猊下…」
ヴ「何故、兄上が僕より上なんだ…」
村「フォンヴォルテール卿は予想外の大活躍でした。一時期はトップ争いをしたくらいだし。フォンヴォルテール卿、2位になった感想は?」
グ「わっわたしは、別に…。執務の中なので失礼する」
ア「待ちなさい」
グ「アッアニシナ!!」
ア「全くあなたという人は素直ではないですね。こんなときはわたくしが開発した素直になるぞーくんです」
グ「なんだ!!その紫色をした不気味な液体は!」
ア「命の保障はしかねますが、グウェンダルなら大丈夫です」
グ「命の保障をしてくれ!!」
ア「いいから飲みなさい」
村「フォンカーベルニコフ卿、フォンヴォルテール卿を押さえ込み鼻をつまむ。いー飲みっぷりだ」
渋「ねぇ…村田。グウェン大丈夫かな?目がキラキラしていっちゃってる雰囲気が…」
グ「ミナサーン、タクサンノトウヒョウアリガトネ!ワターシヘイカノコトダイスキネ。スシハオイシーイネ」
渋「グウェンが壊れたーー!?しかも何故カタコト外人言葉!?」
村「えっーとここでフォンヴォルテール卿の寄せられたメッセージを発表します」
※グウェンかっこいいです!!あの渋さに惚れました!!!
※直接的でない愛に萌!陛下人形とか作ってそう…
グ「オーワタシ、ヘイカドールツクリマシター」
村「ふところから大事そうに取り出したのは、渋谷有利2分の1ドールー!!」
ヴ「あんなの僕の兄上じゃない…僕は何も見なかった」
村「みんな目の前の光景に現実逃避をはじめてしまった!!どう?渋谷素直になった彼は?」
渋「今頭の中で西武の優勝シーンの回想をしているので、何も見てません。聞いてません」
村「そんな頑なに目の前の彼を否定することないのに」
渋「おもしろがって見ているのは、村田とアニシナさんくらいだって」
村「いや…もう一人いると思うけど」
渋「もう一人?」
村「とうとう第1位の発表です。陛下トト一位に見事輝いたのは、当代魔王の名付け親にしてルッテンベルクの獅子。眞魔国一の剣豪にして、腹黒。ウェラー卿コンラート(236票)」
コ「1位になれて光栄ですね。陛下への愛が皆さんに通じたのかな?」
渋「陛下って呼ぶな名付け親…って愛!?」
コ「何驚いてるんですか?ユーリ」
渋「いやっさらっと今重要なことを言われたような…」
コ「では、もう一度言いましょうか?陛下への愛が…」
渋「いやいやいやもうイイからっ」
村「イチャつてるとこ悪いけど、寄せられたコメント発表するねっ」
※絶対この人!!!ユーリの愛しの王子様vvvv
※ユーリとは運命の赤い糸で結ばれているんです!!
※お互いがお互いを「間違えるわけがない」宣言をしているなんて、もー好き合ってるとしか考えられません!
コ「勿論、ユーリと俺は赤い糸で結ばれてますよね?」
渋「えっとどうだろう」
コ「ユーリは俺のこと嫌いなんですか?」
渋「嫌いなわけないだろう」
コ「じゃあ好きなんですね?」
渋「そーいうことになるかな…でも意味が違うような…」
コ「では、俺と結婚してくれますね」
渋「うん…ってえーーー!!!こけこけけっこん。結婚???」
村「おおっとウェラー卿、見事なまでに渋谷を流す」
ヴ「ちょっと待った〜〜!!ユーリの婚約者は僕だぞ」
コ「何言ってんだ、ヴォルフラム。お前は負けたんだ」
ヴ「僕は絶対婚約者の座を譲らないジャリー-!!」
グレ「あれーヴォルフもコンラートも何やってるの〜?」
ヴ「グレタ!!丁度いい!僕はグレタのお父様だろ?あんな腹黒いお父様が来るのは嫌だろ?」
村「フォンビーレフェルト卿、子どもを使うという卑怯な手にっ眞魔国泥沼三角関係はどうなるでしょう」
グレ「グレタはユーリが幸せなら誰でもいいよv」
ヴ「グーレーター(泣)」
グレ「コンラッド、ユーリを幸せにしてね」
コ「ありがとう、グレタ。ユーリを絶対幸せにしますね」
渋「えっ、ちょっとコンラッド〜」
村「あっこれは賞品の「陛下独占券一週間分」と「ドキドキ地球渋谷家御宅拝見ツアー」です」
渋「何だよ。おれ独占権におれんち拝見ツアーって!!」
村「大丈夫。ジェニファーさんには許可取ってあるから」
渋「おれの許可は!?」
コ「では、一週間ほど地球へ行って、陛下のご両親に挨拶してきますね」
渋「…挨拶ってなんの挨拶?」
コ「もちろん、結婚の挨拶です!!」
渋「コンラッド、落ち着いて!!他の国では知らないけど、少なくても日本での同性同士の結婚は許されてないから!!」
村「いいじゃないか。そんな些細なこと!いってらっしゃ〜い。あとのことは僕に任せて」
コ「さあ、ユーリ行きましょうか」
渋「ドコへですか…?」
コ「ご両親に挨拶の前に、ユーリとの親睦を深める必要がありそうですね」
渋「ぎゃあっ何だよコンラッド。いきなり姫抱っこで抱えるなぁ」
コ「これで俺たちは失礼します。明日からユーリも俺もユーリも休暇を取るんで、よろしく」
村「オーケイ!んじゃあごゆっくり」
渋「だあああ〜村田ぁ〜」
このあとユーリはコンラッドの部屋に消えたという…。
End
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