５題は此方より

昼の誘惑、夜の邪推
今日、雨が降るよ
理由を言って、キスの理由を
（そのキスの真意は何処にある？）
君がしあわせになる方法
僕の眠り姫
その手の温かい理由
その感情の名は、
世界は何て綺羅綺羅しい
君の住む世界と僕の住む世界
君のいない現実に泣きそうになるよ
極彩色のキス
パラダイスジャグジー
言葉を紡ぐよりも先に
ありきたりの言葉が苦しい。
君に惚れたが何か？
この手を汚してでも得たモノは
つまり自信がないのは君だろう？
犯罪だ馬鹿者！
いい子だから。
僕を困らせないでよ

それは質（たち）の悪い流行病のようで
その声が聞こえないかい？
突然鳴りだす警鐘（けいしょう）
廻転する視界に迫る闇
決して許されないと知っていたけれど
禁忌の子、最愛の子
かの人の生き様を、その最期に至る生き様を
私は君に、強くなると約束したから
美しいものだけで作られてなどいないよ
それは君に対する冒涜だ
終わり良ければ全て良いのか
嘗（かつ）ての栄光
かぐや姫になった君と
いっそ神々しいまでに、潔く生きた君
君のためなら世界を変えるよ
私に何ができたのだろうか（つきまとう無力感）
どうか、君の声を聞かせて
また一緒に笑おうって言ったじゃない。
カサノーヴァの愛した君に情熱的なキスを
気にすることはない、（彼or彼女は）照れ屋さんなんだ。

我、時の王なり
まだ君は、あの星にあこがれているか
愛し君よ。君はそこに在るというのに（まだ愛しいと云えぬ）
好きだ、好きだ、好きだ!!
薬指でダイヤは瞬くし、君は笑う。
私にキスの仕方を教えたのは君だ
僕しか知らない君は、確かに血の通った人間（ヒト）だった
本当にこの背中に羽があるのなら
あぁ、どうかアタシに君を下さい
その才能に嫉妬する
爆ぜる感情の行き着く先に
しなやかな夜に、鋼の冬を。
春の憧れ冬の祈り
魅せる、ナイルの庭に微睡む
千夜一夜のその続き