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消費者金融の歴史

消費者金融の歴史は1960年代ごろから始まります。それまでは、お金が足りなくなると質屋へ物を持って行き、担保としてお金を借りるというスタイルでした。貸金業の歴史としてはもっと昔の貨幣のはじまりまで遡るようです。高度経済成長に入り、物あまりの時代になると、そのスタイルが合わなくなってしまい、現在のような無担保・無保証の貸金業が出てきたのです。「勤人信用貸」とか「団地金融」と呼ばれていました。その後、「サラリーマン金融」や「街金」と呼ばれるようになります。1970年代に入るとオイルショックにより、庶民の生活が大変になると同時にこの「サラリーマン金融」や「街金」は広まります。当時の年利は91.25%〜102.2%。取り立ても厳しく、「サラ金」とえば悪いイメージがつきまとうようになりました。1980年に入ると、サラリーマンだけではなく自営業者や主婦なども利用するということから、「消費者金融」と呼ばれるようになりました。1983年には出資法が改正され上限金利が73%へ下げられました。現在は2006年に改正された29.2%となっています。消費者金融会社はサラ金時代についた悪いイメージを、払拭しようとイメージアップに奔走します。1990年代になると、女性や動物をつかったコマーシャルがゴールデンタイムに流れるようになり、また自動契約機の普及により成長していきます。この自動契約機は、消費者金融の歴史の中でも一番の活躍をみせています。そして、最近では消費者金融と銀行がつながるという、消費者金融の歴史に新たな旋風を巻き起こしています。
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