オリジナル曲
・ピンクジョーカー/作詞 Darlin' Brait 作曲 Darlin' Brait 岩出拓十郎
中3文化祭においてのセッション中で作られた初めてのオリジナル曲。Aコードのブルース。シンプルな曲調で、ノリとテンポが良い曲である。
ピンクは同性愛を、ジョーカーはナルシストのことを指す。ある会長による一人の少年への愛のセレナーデを描いたノンフィクション。
が、その少年の被害妄想とも言われている。
中三のライブで発表。
初期の代表曲といえる。
コードストロークのみの楽器隊とへなへなな歌、そしてメッセージはパンク!
・クレイジーな俺達/作詞・曲 Darlin' Brait 岩出拓十郎
上の曲より後ほどに作られた曲。ハードなブルースリフを要としシンプルで曲自体は短いが、この曲の特徴は各々のメンバーのソロが盛り込まれているという点だ。
曲の最後はシャウトと共にゴチャゴチャして終わる。
歌詞は特にメッセージ性があるわけでもない。
中三のライブで発表。
・誰かのために/作詞 岩出 拓十郎 Darlin' Brait 作曲 岩出拓十郎
岩出氏による作曲が盛んになり始めた時期に作られた曲の内の一つ。
当初は岩出氏による語呂合わせによる歌詞であったが、Darlin' Brait氏にひどいと言われ、書き直すことに。
メロディは奥田民生的であり、キャッチーである。彼の「野ばら」という曲に若干似ている、というよりパクリである(パクリではないと自負している)。
ピンクジョーカーやクレイジーな俺達など、ブルースコードに則って曲を作っていた時期に、よくいきなりこんなの作れたなと評判でもある。
中三のライブで発表。
・暇な時/作詞・曲 岩出拓十郎
岩出氏の作詞作曲のニヒルでブルージーなナンバー。初期サタニックらしい代表曲でもある。
シンプルな曲構成で、サビはひたすらヘイヘイヘイオーイェーの繰り返し。Darlin'Brait氏のシャウトも光る。
歌詞は暇なときの倦怠感を歌っている。
中三のライブで発表。
また09年、ハジメ、岩出、Nロの順で歌っていくという新たな編曲がされ、楽しい曲となった。
京都にて兄弟仁義ライブでも披露され、途中Nロがいきなりマイクを奪って歌いだすCメロは中々受けたようであった。
ちなみに昔ハジメ氏はサビの終わりの叫ぶ部分を、歌詞カードに(shout)と書いてあったことから、「シャウト!」と歌っていた。
・俺らは旅の途中/作詞・曲 岩出拓十郎
キャッチーでポップな曲。ベースはカントリーチックである。悪い曲ではないが、いつの間にかバンドのレパートリーから消えていた。
当初は三重のハモリをいれる予定だったが個々人のボーカルの力量から考え断念。
「歌詞が青春っぽくていやだ」といい岩出氏が違うバージョンをつくったが、いまだにバンドではやっていない。いつかまたやろう的な感じで結局やらないだろう曲。
中三のライブで発表。
・やろうぜ/作詞 Darlin' Brait 岩出拓十郎 作曲 SMLHCB
練習中メンバーがだらだらしているときに「ほら、やろうぜ!」という言葉からインスピレーションを受け行った即興セッションを録音し、それを岩出氏が整理して作った曲。ノリの良いパーティーソング。
歌詞はそれを聞きながら、Darlin' Brait氏のシャウトを、こういってるのかなあと思いながら書いたので、共作といえる。
バンドでは気合いをいれる曲であり、最初はメンバーからの人気もあったが、なぜかだんだんとないがしろにされていき、全くやらなくなった。
しかし、最近になってまた再評価され、メンバーのソロを入れるなどの試みを加え、演奏されるようになった。
中三のライブで発表。
09年、歌詞など決めずに自由にメンバーが代わる代わる各人の諸事情を歌うどんちゃん騒ぎな曲になった。
・沈みゆく/作詞 岩出拓十郎 Nロトシヒ口 渡辺ハジメ 作曲 岩出拓十郎
今にも沈む夕日の景色が浮かぶバラード。
この曲はもともと中三になったときぐらいには作られていたが、歌詞が浮かばないためながらく放置されていた。しかし、Nロ氏とハジメ氏の協力を経て歌詞を完成させる。引きこもりの少年が窓から夕陽に沈む町を眺めているという内容。
曲の最後のパートでは三つのコードで、ひたすらインプロビゼーションを繰り広げる。そこがこの曲の最大の聴きどころである。
ただ歌の、メロディは音域が広く、歌いにくいためDarlin' Brait氏には難曲である。
高一のライブで披露。
某バンドPダイムSフトのI田氏が歌詞を称賛してくれた。
09年8月の下北沢ライブにて最後に披露した。最後のラリーズ的ソロは好評だった。
・白い日々/作詞・曲 岩出拓十郎
バンドの代表曲であるミドルテンポのナンバー。
白い〜白い〜のサビは印象的。メンバーにも「なんだかんだで白い日々が一番いい」といわれている。ハモリがうまくいっているのも奇跡的。
歌詞は倦怠感を歌っている。
二倍速になる最後のパートは、このバンドの曲の中で最高潮の盛り上がりを見せる、というわけでもない。
しかしメンバー以外の人からも評価されている。ある意味岩出氏の出世曲と言っていい。
高一のライブで数回披露。
メロディがポップで耳馴染みがいいこともあり、代表曲。
・特別な場所/作詞 渡辺ハジメ 作曲 岩出拓十郎
ハジメ氏が歌詞を書いたミドルテンポのバラード。そのころ続いていた「ミドルテンポ、バラード四部作」の最後である。
「食いつぶすだけの夢はいらない。すり減らすだけの靴は履かない。」のサビが印象的。メンバーの中でも評価が高い。
バンド中期の代表曲。
高一のライブで披露。
・いるだけ/作詞・曲 岩出拓十郎
哀愁漂うが結構ファンキーな曲。
歌詞は孤立感、疎外感を書いている。
バンドの準代表曲ぐらいのポジションになると思いきや、やらなくなった。バンド向きではないらしい。
高一の文化祭で披露。
しかし、ベースもおらず、またギターの弦が2本切れていたため、満足のいくできにはならなかった。
・ビーメン/作詞 渡辺ハジメ 作曲 渡辺ハジメ 岩出拓十郎
ハジメの曲に岩出氏がコードを付け編曲を行ったが、8分を超える愚だ愚だナンバーとなり、思いの他サイケデリックである。
練習を見にきた実習生のOBにも若干惹かれてしまった曲。
高一の文化祭で披露。
盛り上がらないのは必至だったが、意外と拍手は大きかった。
・ロシアングリーン/作詞・曲 渡邉ハジメ 岩出拓十郎
ハジメの作品。ブルース進行の非常にシンプルなナンバー。今までに無かった曲と言われている。
既にバンドの代表曲になっている。
現在他のメンバーからネタにされている曲でもある。
この曲で高一の文化祭サタニックライブは幕を開けた。
また09年8月の下北ライブでも披露。ウケも上々で爽快な出来栄えであった。なおここでもNロが絶唱。
・灰色の雪/作詞・曲 岩出拓十郎
少し哀愁を含みながらもさわやかなロックンロール。
高一の文化祭で披露。
Darlin'Braitがふがいないため岩出氏がボーカルをとったが、彼自身満足できない結果になってしまった。
メンバー(約1名)から不人気のためもうやらないことを決意した。
燃えないゴミの曲として生まれ変わった。
・いつものことさ 作詞・曲 岩出拓十郎
じゃがたらに影響をうけてサタ流のファンクナンバー。だがAメロ以外はメロディアスなロックという感じである。
しかし、転調の仕方といい歌詞といい、一筋縄ではいかない。
ベースソロもあり、サタバンドでは異色の曲。
総じて評価が高い。
・離脱(仮) 作詞・曲 岩出拓十郎
タイトル通り、実際に岩出氏が体験した体外離脱を書いたサイケデリックナンバー。
キャッチーなメロディとサビのシャウトが印象的。最後のサイケ展開もやりたい放題できるので気に入っている。メンバーからの評価も高い。
これを聴いて体外離脱をした。という人がいたら連絡してほしい。
ちなみに岩出氏はこの曲を書いてから離脱した。
この曲を代表曲と言わずして何を代表曲と言おう、的な位置づけである。
・あと何十年間 作詞・曲 岩出拓十郎
マイナー調のサタ流フォークロック。珍しく終わりがセッションではない。メロディラインがすばらしいとメンバー(約一名)に評判である。
なお京都でも披露したが、なんつーか冴えなかった。ような気がする。
だが、09年8月の下北沢ライブでは、岩出氏が風邪によって運良くハスキーボイスになり、出来栄えもかなりよかった。
・虫の冬 作詞・曲 岩出拓十郎
冬しぬ虫についての少し憂いのある曲。曲調はストレートでポップなロックンロール。
最後にどろどろのセッションでフェイドアウトかと思いきや次の曲につながるところは圧巻でもないが、そこは虫の死を連想させるらしい。秀作。
岩出氏(兄)のバンド、ルージーズにカバーされたことで曲自体のポテンシャルが引きだされた。
・今いずこ 作詞・曲 岩出拓十郎
パンキッシュでストレートなロックンロール。かと思いきやバンドで色々案を出すうちに奇妙な展開をするようになってしまった。作曲者は気に入っている。
もともと別々の曲が組み合わさってできたので、歌詞の意味が通らない。書きなおそうとしたが結局そのままになってしまった。歌詞の面では検討中である。
ザ・ワールド奏法、フィードバック放置奏法がこの曲から生まれた。
・太陽の真下に 作詞/作曲 渡邉ハジメ
09年2月末に発表された新曲。ハジメによる久々の新曲。
ある意味渾身の一曲といっていい作品で、総じてメンバーからの評価が高い。
ハジメ氏の最高傑作だともっぱら言われている。
また、構成やバンドとしてのまとまりにおいて完成度が高い。
・別にいい 作詞・曲 岩出拓十郎
離脱と同じようなビートルズ中期風のメロディである。実験的なコードを随所で使っている。
自分ではできがよかったのだが、メンバーに見せたとき反応が悪かったためお蔵入りしようとした。
しかし小谷野氏に評価され、そのまま再評価の波に乗ってやろうと岩出氏は思うに至った。
そしてやっと!バンドでやることになった。長かった…実際中三の三学期ごろにはできていた。
内山氏の独創的かつ、暴力的なドラムが聴きどころ。また、小谷野氏のベースラインも曲に彩りを加えている。
今思えば青春してる歌詞も結構魅力的。
・ガービッジブルース 作詞・曲 岩出拓十郎
ブルージーなリフのだるいナンバー。今までありそうでなかった。
いきなり音頭になる展開も奇妙で病的ながらも自然。完成されている。
「わかってる〜」のフレーズはハジメ氏が考えたがクレジットには入ってない。
また、曲後半に突如入るNロの語りの部分も秀逸であり、ライブでは一層みものである。
このバンドの曲の中ではオリジナリティが群を抜いている。
また09年の後夜祭ライブをかけたオーディションではこの曲を一曲目に披露。しかしアクの強さやその歌詞に問題があることから、一部の審査員に支持を得ず、4位となった。
しかしメンバーは満足している。
サタの変態性をまんま表した曲。
・この部屋で 作詞・曲 岩出拓十郎
疾走系ブルース。引き籠りについての歌である。
09年8月1日の下北沢でのライブでは、1曲目に披露した。
乗ろうと思えば案外乗れる曲である。
・とどまる人、時間は過ぎてく 作詞・曲 岩出拓十郎
不安定なコードながらいい感じなメロディ。奇妙ながらも安定した展開。
初の三声コーラスを取り入れたが、成功したのかどうなのか…。曲自体はかなり完成度が高く、オリジナリティあふれる。
本日休演の曲として生まれ変わり真価を発揮したことでやっと日の目を見た。
・来た道戻れ 作詞・曲 岩出拓十郎
フォーク系の曲。
バンドでは向いてないと噂されるも、中々良曲である。ピーズに似すぎという意見もある。
・目の前から 作詞・曲 岩出拓十郎
死んでは生まれ時代は変わる的な発想の曲。
祖父が倒れたときにたまたま書いていたという後付けのストーリーもある。ハジメ氏お気に入りでもある。
すっきりした構成でさわやかな曲調である。
また、ソロ部分はどことなく壮大なイメージもある。
・未来都市のダンス(青空が待っている) 作詞・曲 岩出拓十郎
Nロと岩出が個人練習をしているときに冗談として岩出が披露した曲を発展させた。
当初はイントロを15分、Aメロを10分やり、自らトランス状態になる予定の曲だった。
不憫な不協和音コードによって成り立つ曲。後半でさわやかになる。奇妙な曲。
また、練習では、あまりに奇妙すぎて疲れるへヴィな曲。
しかし、サビにうつる部分の爽快感はぐらぐらしてた乳歯が抜けたとき並みである。
・雨降りでも 作詞・作曲 Nロトシヒ口
迷宮の森、新宿路地裏ゴミ捨て場などの異色曲しか作れないNロ氏は
初めてまともに作れた曲なのだろうと自負している。しかし気味の悪いコーラスがまともにさせてくれない。
メロディはどこか悲しげで、少年時代へのノスタルジィを歌う。
構成はほとんどプログレである。
・むしけら人間 作曲:小谷野 岩出拓十郎 作詞:小谷野
前作ベースモンスターから長いときを経て発表された小谷野第2の曲。
本当はお蔵入りするはずであったが、岩出氏の目にとまり復活した。
合宿中の夜の散歩で思い浮かんだ曲である。蟲の冬につづく蟲目線曲。
ハジメ氏曰く「歌詞が中2、曲はレッチリ風」
岩出氏曰く「Syrup16gっぽい」
・楽しさと悲しさと 作曲/作詞:渡邉ハジメ
サタでの最後の新曲。ウルフルズやブラック・クロウズを意識した横に強い曲。
ラストのNロ氏の感傷的かつ煌びやかなピアノソロが聞きどころ!!(の予定)
・昨日は忘れた 作詞・曲 岩出拓十郎
嫌な思い出は忘れて行こうというダメ人間だが前向きな曲である。
お得意のサイケメロディと、呪術的コーラス。また中間に全く別の曲を挟む展開など、このバンドは最後までひねくれていたなあ全く。
ひねくれながらも王道そんな曲であり、そんなバンドであった。あっぱれ。
Satanic Majesties Lonely Hearts Club Band
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