※ep2ネタバレ含みます。ご注意ください。偽嘉音のキャラは完全に趣味入ってるのでそれでも許せるかたのみどうぞ;;
「ベアトリーチェさまは本当に素敵ねえ…」
うっとりとした表情で主人を語りだす煉獄の七姉妹、三女のサタン。
「あんたを"あの子"と同じ見た目にしてくれたんだもの…くすくす。胸、貫いてもいーい?」
「無理。いくらまたつくってもらえるっつっても死ぬのはねえ?…にしても、本当"アイツ"のコト好きなんだな」
"あの子"と彼女に言われている人物、"アイツと"彼に言われている人物、それは彼女らと同じ家具、右代宮家に仕える使用人嘉音。
「だーあいすきよ?カラダも血も肉も、全部全部ぜえんぶ愛してるもの、」
「俺は?」
「ん?そうねえ、その口調もあの子そっくりにしてくれれば…あの子程じゃないけど、ね…?」
「アイツみたくお前を否定してもいいわけ?」
「もちろんよ?」
彼女は笑う。くすくすと、上品かつ悪魔のように。
「遠慮しとく、やりすぎて怒りに任せたお前に殺されたりしたらたまんねえしな?」
「殺されたりしても、私の愛が少しでも貰えるのよ?嬉しくないの?」
「そりゃあ心が踊るほど嬉しいぜ?けどよ、」
「けど?」
不満げな彼女は彼に向かって真っ直ぐな視線を向ける。
「それってあくまでアイツへの愛だろ?だから俺は俺としてお前を振り向かせてやんよ。意義は?」
「意義あり。くすくす!なかなか面白いとは思うけど、ぜえったい無理だもの。」
「言ってろよ、ぜってえおとす。」
そう言って彼は家具の持つ刃で嘉音と同じ服の胸元を開き、スカーフを宙に舞わせ、さらに帽子までも投げ捨て、彼女に口付ける。
「ん…キス、へたくそね、ただ勢いでむしゃぶりついてるだけじゃない。」
「うるせえよ…俺はアイツを全否定する。たとえ姿がアイツでもな?」
「だからあの子が絶対にしない服装に?やる気満々じゃない、くすくす!」
「だろ?お前が俺におとされるまで楽しみだな。」
「そうね、とっても楽しみよ?」
そしてまた、ふたつの影は重なった。
(キスは俺の勝ちだよな?)(さあ?次の盤でしてみようかしら、キス)(や、やめろよ!!ぜってえすんなよ!!)(くすくす!)
**************
偽嘉+サタでした…!
偽嘉音のキャラ妄想しすぎですみません…!!
心持ち的には、
嘉音←サタン←偽嘉音
なんですが…!!
あと、サタンはキスとかなれてそうだなあとかいう妄想で、ああああすみません…!!
偽嘉音とサタンの絡みが見たいですああああああああ自給自足…!!
08/08/07
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