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*心ちゃんへ!
お、お誕生日おめでとうございますー!
ええと…書きたいCPはいろいろと悩んだのですが、やっぱり心ちゃんと出会うきっかけになった反転詩魅を…!
押し付けみたいな感じですみません;;
心ちゃん、あいしてるううううううry










「ん…しおんー…」

「お兄?ぅ、わ…酒くさっ」


僕の肩にくてっと寄りかかってきたお兄から、園崎ではあたりまえと言われる、一杯飲んだだけで酔うあの忌々しい酒の匂いがした。
しかも尋常じゃないくらい。


「お兄、あんた何杯飲んだんですか…!」

「ぁ…?ええとお…んーとお……えへへーっ」

「気持ち悪っ!
…とにかくお兄、今日はもう休んでください…ほら、布団まで行きますよ。」


酔ってべろべろのお兄だか誰だかわからなくなった奴を背負い、僕はお兄の部屋に向かった。


「ん、しおん…首白いねえ…」

「ええ、まあ…お兄だって…、っ!?」

「わ…っ、」


突然首に吸い付かれる感触、…いや、実際に吸い付かれたんだ。
その拍子にお兄をどすんと音をたてて床に落としてしまった。


「ちょ、え、あんた、何して…!?」

「ん、…あと、つけようと思って…」

「跡…?」

「しおんは俺に、自分のものだ、ってあとつけてくれるだろ…?でも、しおんは俺のだっていう跡がないんだ…だから…」


とろんとした瞳、ほんのりと赤く染まった頬、そんな状態でお兄は制服のネクタイをしゅるりととき、首筋から胸にかけて僕のつけた跡を夜の冷たい空気にさらす。
こんなことを大好きな、愛しい人にされてみろ。理性保つなんて絶対無理だろう…、
ぐい、と手を引きお兄を部屋へと押し入れる。
そしてそのまま布団へと押し倒す。


「お兄…跡、つけてくださいよ。」

「あ、うん…ん、…」

「…へたくそ、そんなんじゃつきませんよ…」

「え、あ…っ、しおん…は、」

「ん、ふう…できますか?」

「で、できるよそんなの…!らら、楽勝楽勝!」


ああ、僕らは何をしてるんでしょうね。
血が繋がっていて、双子で、それでいて愛しあってる。


「愛してますよ…魅音…」

「兄ちゃん…っ、」

「ん、詩音…愛してます…」


詩音、詩音、愛してる。


あなたを手に入れるためにどれだけかけたと思ってるんですか?




「もう一生離さない。」

「兄ちゃん…好き…、」





どんな罰を受けても、ずっとこの手を握ることを誓いましょう。













(あなたは僕のもの)













その後の二人
「ん、朝…って、ああああああああああああああああああ!?」

「んー…なんですかお兄…朝から騒がしい…」

「ち、ちょ、しお、おま、なんで俺ら上、裸、ちょおおおおおおおおおおおお!」

「えー…酷いもんですねえ…あんなに愛しあったじゃないですかあ…お兄だってあんなに可愛く鳴いてくれたのにい…」

「ぎゃあああああああああああああそれ以上言っちゃらめえええええええええええええええ」

(なんて、本当は寝苦しそうだったから脱がしただけなんですけどね?お兄が可愛いから秘密にしときましょ。きゅんきゅん☆)











**********

いや、その…すみませんでした…!
甘い感じを目指したのですが…見事に撃沈…orz

真魅詩的な部分も入れてみました…


ぜ、全然駄目だぜですが、愛は込めました…!

改めて心ちゃん、お誕生日おめでとうございます!
生まれてきてくれてありがとうございます…!

08/11/02


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