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バレンタインに遅刻し
エー誕に至っては一月半もの大遅刻

これが今年初、ちゃんと書いた更新とは…
誠に申し訳ないっ!

さらに、三万ヒットの御礼として、あこシャンから承った
SFマルエーも同時に兼ねると言う、もはや嗤うしかない暴挙です。

が!恥を知るなら、こんなサイトは続けられない(開き直った

今回えすえふ設定大盛りで、分りにくいかも?ですがそこは読み飛ばしてくださいませ。
なんか日本語忘れてしまって、だらだら長いです。
二ページありますので、よろしく!

このようなもので申し訳ない。
あこシャンに奉納。平伏。




ふざけた性描写あり・R15 ブラメンコ・キャラ破壊 おっさんヘタレ警報




耳のそばに、何かコツン、と落ちてきた音がして、エースは突っ伏していた皿から顔をあげた。

昼飯の時間が終わり、静かになったモビーの食堂。話し込んでいる何人かが残っている、いつも見慣れた光景だ。
とりあえず、口の中にある肉の咀嚼を再開し、自分を起こした違和感の正体を探す。
いつものように積み上げた皿の間に、覚えのないものが転がっていた。

固めに焼き上げたナッツがみっしり入ったブラウニーは、エースの大好物だ。
これが今日の食事に出ていたなら、ひとかけらではなく、山盛り皿に盛り上げていただろう。
持ってきた覚えはない。

薄いセロファンのような包みの向こう、引っ掻かれたように、なにか書かれている。

「?…A…ACE.H.B?」

崩れやすいケーキの表面に書かれた文字のタッチは、歪んでいるが馴染みがあるマルコのものだ、分かる。

ここしばらくワープゾーンが狂ったとかで、ブリッジに籠り切りな恋人が、自分の好物を見つけて届けてくれたと、ごく簡単に納得し、食事の最後のお楽しみに、パリパリと包装を破って、口に放り込む。
もぐもぐと、口を動かしながらも、食事にブリッジから出てきたなら、どうして俺を起こさないんだ、と少し不満だ。

これっぽっちじゃ満足できない。マルコにちゃんと会いたいな、とエースは思った。





宇宙空間では、暦や時間経過などある程度の目安にすぎない。通常空間にいる時には、古典的アインシュタイン宇宙だが、いったんワームホールを通りぬければ、出たところではもう、船内時間と外の世界の関係はぐだぐだだ。

ジャンプする距離に、入り口と出口にある通常空間の質量と、そのときに飛んでいくモビーのもろもろの条件が、くそややこしい高次方程式で演算され、大まかなところでは狂わないはずなのだが、ちょっと待て、飛び出す時には、右左。

ジャンプ後には、必ず微調整が必要になる。目当ての星のあっち側までいっちまったことだってある。

そんなことはほとんどないが、出てきたら、いったいどこだかさっぱり分からないことだってあるのだ。

今日みたいに。



「ブラメンコ!!いったいどういうことになってんだよいっ!!!」

ジャンプ後、通常空間の星図をマッピングするまでもなく、とんでもない場所に出ている事に気がついて、マルコは怒号を上げる。

目の前には超赤色巨星。今にもスーパーノヴァを起こしそうにぶよぶよに膨れ上がっている。
船外放射線ゲージは、一気にレッドゾーンも振り切る勢いだ。

「総シールド硬化!推進リバース!!デュー、ワームホールへ引き返すぞい!」

大急ぎで次元外空間に退避し、船体に被害が出なかったのを確認し、ようやくマルコは少し肩の力を抜いて大きくため息をついた、が、すぐに自分の席から飛び出す。


目の前に猛スピードで流れているデータを、ぼんやりと眺めているように見えるブラメンコのコンソールに足音荒く近付く。

「……いい加減にしやがれ、この野郎!モビーごと全員茹で上がっちまうところだよい。何が原因でこうまで狙いが狂うんだよいっ!!」
「あ~~、どうも、時空間にいつもとは違う干渉波が出てるなぁ…かなんなぁ」
「狂いが出てるからって、飛ぶ前にさんざん質量計測させたじゃねえか!」
「いや、そやから、時空間。空間は計測できるけど、時間の方がなぁ。おかしなってるねぇ」
「おかしいのはてめえの頭か、計算じゃねえのかい。ここしばらく飛ぶたびにどんどんミスがでかくなってるよい」
「そんなこと言うても、あんた、この計算式どっか悪いか判るんかいな」

低く天井を向いた鼻が、ふん、と小さく鳴らされて、目の前を砂嵐のように流れる数式の雪崩を指す。

ぐ、と返す言葉に詰まったマルコが睨みつける先は、意味不明の記号の羅列にしか見えない。
が、これは、今の一瞬で計測した通常空間内質量偏向に基付く高次元相関定数是正修正集積公理多視点解釈公式ブラメンコステージ、とか、だ。多分。

そんな名前も覚えられないような公式を、理解する振りすら出来はしない。
その計算が上手く働いてきたことは、今までの長い経験に裏打ちされていて、メガコン搭載のソフトも疑いを持つべき要素はない。

おかしくなっているのは宇宙の方なのだ。
そして、その間違いを探し出し、無事にモビーを通常空間に導けるのは、この魔法じみた呪文を操るブラメンコしかいない。

「ほら、解らんねんから、後ろから睨まんとって。こわいわ」
「今度はちゃんと計算出来るんだろうねい?」
「今、し・て・る・と・こ!さっきので大分おかしいとこ解ったし、あっち行って、お茶でも飲んでて」
「そんな悠長なこと言うて…くそっ、てめえの口調が移るよい!」
「こっちも嫌や。今おしゃべりしても何にもならへん。あっち行き」
「どれぐらい時間かかる?」
「そやなぁ…まあ、色々験さなあかんから、今晩一晩はかかるで。いっぺん帰って寝たらどうや」
「寝れるような状態じゃねえだろい!」
「いーえ、ようなりました。どこが悪いか見当がついたんで、ようなってんの。あんた、ここしばらくブリッジから出てないやろ、帰り」
「還るったって、そのルートが読めな…」
「通常空間に還る道はこっちで見つけるから、部屋に帰り!て言うてんねん。エースに放されるで」
「ぎっ……」
「けったいな声だしな。ほら、思い当たるとこあるんやろ。何かあったら呼ぶから、はよ帰ってちょっと落ち着きぃな」
「エ、エースはちゃんと、理解して…」
「さよか、そんならその優しい嫁に慰めてもらっといで。とにかく、そんなとこで覇気撒き散らされたら、ブラックマターが歪んで余計計算が狂うわ。ボヤボヤしてたら、どっちの意味でも、お家に帰られへんようになんで」

やるべき目標が目前にあり、どうやらブラメンコにスイッチが入ったらしい。
普段はぼんやりして、周りの冗談にヘラヘラ笑っているぐらいだが、喋り出すと、宇宙最強の生物ではないかと噂される、オオサカノオバハンという怪物が憑依する。
決して勝ち目は無い。刃向かっては、何十倍も致命傷クラスのお返しが来る。口で。

どうやら問題点の手がかりが見つかり、じっくりと一人で考えたいらしい。
相談に乗ろうとも議論の土台すら理解できない者が、いろいろ言ってくるのは邪魔にしかならない。

スパン、とマルコに言い捨てたあと、またモニターを見つめている背中に向け、最後の嫌味に大袈裟なため息を落とし、ブリッジセキュリティを解除するサインをドロップする。



通路を移動しながら髪を掻きむしった。
エアーじゃないシャワーを浴びたのはいつだったか思い出せない。
エースはどうしているだろう。今は船内時間で夜中に差し掛かった頃。
エースは眠っているだろうか。一緒にバブルバスにはいれたら、確かに気分が一気に持ち直すだろうに。

二人が使う私室に入ると、就寝フィールドで漂うエースのからだが廊下から漏れる薄明かりに照らされて見えた。
ぐっすりと眠っている肢体を、軽く掻き寄せ唇を合わせる。
起こすつもりはなかった。でも、愛おしいから。

起こさないよう、限界まで絞った薄明かりの中で、エースの瞳がうっすらと開いたのがわかる。

「……マルコ?…本物??」
「ああ。起きなくってもいいよい」
「ん…朝までいる?…」
「いるよい。シャワー浴びて来るから」
「うん…」

また、ウトウトと、眠りに落ちて行くエースを、名残惜しく思いながらも手放し、サニタリーキューブに行き、熱いシャワーを落とす。



肩も腰もガチガチだ。熱い湯の刺激でほぐれた身体が、打ち付ける水を吸ったように重くなってくる。
ミラーに映る自分の顔が、酷く疲れている。この鏡に自分を映すのも一体いつ振りなのか。思い出せない。

小さな空間にこもっていた湯気が動いた。動かすのも億劫になった視線を投げると、エースが入ってきたのが映る。

「…起きなくっても、いいのに」
「やだよ、もったいない。久しぶりのマルコなのに」
「そうかねい…」
「そうだよ。こないだちょっと出てきた時は、起こしてくれなかったし」
「…いつだ?……」
「ん〜〜、一週間ぐらい前かな。ブラウニーくれただろ?」
「そうだったかねぃ…」

思い出せない。何もかもが湯気の中で、ふわふわ漂い出すようだ。

「マルコふらふらじゃん。ほら、ここ座って。頭洗ってやるから」
「ああ…すまねえよい」

バスタブに腰を置き、 滑らかな泡で優しくマッサージされ、温かい湯の流れに凝り固まった疲れが流されて行く。
目の前に、もっと滑らかな肌がある。頬を擦りつけるようにしていると、そこからもっと暖かいものが浸み出てきて、緊張に固まっていた心もほぐしてくれる。
愛しいものの存在をもっとしっかり確かめたい、と腕を動かそうとするが、砂が詰まった様に重い。

エースの腰に回していた腕がズルズルと滑り落ち、まだ、泡にまみれている額が、胸に押し当てられる。
何か、言ってやりたい。が、言葉も思うように出なくなってきた。

「……すまねえ…起きたら、埋め合わせす……」

そのままくったりと力が抜け、シャワーの中で寝息を立て始めた顔を見やり、エースは微笑みを浮かべる。

「期待してるよ」

泡を流したこめかみにキスを落とし、マニピュレーターを口笛で呼ぶ。

今日は全く予想してなかったのに、嬉しいサプライズで帰ってきてくれたし、グタグタのマルコまでおまけについて、最高だ。
いつもはエースの方がやられっぱなしで、好き放題触れることなんて、こんなチャンスにしかない。
マニピュレーターに支えさせ、体の隅々を心行くまで泡だて、触れて行く。

大事なところは、特に、念入りに。

ぐっすり眠り込んでいるのに、たまにピクピクと刺激に反応するのが面白い。
本当に明日の朝が楽しみだな、と、微笑みと呼ぶにはいささか獰猛な笑いを浮かべ、エースはすっかり綺麗になった可愛いマルコを、就寝フィールドに運んだ。



閉じている瞼の中にも、薄く光が感じられ、マルコは意識の底で朝が来たのを感じる。

からだのどこにも圧迫を感じない、この心地よさは、馴染んだ自分の就寝フィールドのもの。
ブリッジのコクーンにはない解放感と安心感が、固まっていたからだを一晩の睡眠ですっかり解きほぐしてくれている。


安心感の源は、一か所だけ他よりも暖かい手のひらから来る。
マルコは薄く瞳を開いて、50センチほど離れた場所で漂っているエース寝顔を見つめた。

フィールドのノードをそれぞれに設定していても、手だけはつないで眠るのがお互いの癖になったのは、もう、いつからかしれないほど長い習慣だ。

「ノード・マージ」

コードをつぶやけば、離れていたものは一つになり、腕の中すべてに暖かさがやってくる。

エースを、匂いで、温度で、五感すべてで感じる朝は、何物にも代えがたい幸福感を齎す。


うなじに顔を埋め、髪の香りを楽しんでいると、エースも眠りの底から浮き上がってくる。
ぼんやりとした瞳がマルコを捉え、目尻に薄く笑みを刻む。
ゆったりとキスを交わし、肌の感触を味わい、お互いの呼吸を交換する。
二人のからだに挟まれた、二つの昂りが、朝のせいだけでない状態になる。

気配を敏感に拾って傍に漂ってきた、ラヴキッドから、ちょうどよい温度になったジェルを取り、さらに一つになるためにエースの場所に指をさしこむ。

馴染んだ行為は、さらに気持ちもからだも安定させてくれる。

穏やかで、甘く、でも熱い場所に行くため、マルコは十分に柔らかくなった場所に自分の昂りをあてがった。


ふと、手のひらに違和感を感じる。
いつものような優しいタッチではない、何か引き攣れるような?……

「んなんだよい!!こりゃあ!?!」

今まさに突入せん、と身構えていた分身は、持ち主の怒号を浴び、一回り小さくなり、うなだれる。


回りを縁取っていた柔らかい毛は、いくつかの房に分けられ、丁寧に三つ編みにされた上、かわいいブルーのリボンまで付けられて、マルコの股間を彩っていた。



緊張がほぐれるのを通り越し、全身脱力してしまったマルコが、横で大爆笑しているエースを恨みがましく眺める。

「…おめえなぁ……なんで、こんなこと」
「だってマルコ、シャワーで寝ちゃうんだもん。何したって起きないしさぁ」
「やってて情けなくなっただろい」
「全然?!似合うんじゃないかと思って、前からやりたかったんだ。やっぱりマルコにはブルーが合うな」
「しげしげみんなよい。よく萎えねえな」
「愛だろ?愛!」

にんまりと笑って、縮こまってしまった息子の頭に、チュッとエースはキスを落とした。


はぁ、と心からため息が落ちる。

確かに、長い間ほったらかして、帰って来たかと思ったら、風呂で寝るなんて、おれの方が悪い。
しかし、これに味をしめられて、またやられたら、とても困る。
今日みたいに朝おっぱじめてなかったら、いったいいつ気がつくのか、考えるだに恐ろしい。

エースに弄られて、また元気を取り戻しかけている姿は、心底から情けなく滑稽だ。
しかし、こいつが、可愛いしろもんじゃないってことは、しっかり学習しておいて貰わないと。

「愛ねぇ…なるほど、じゃあその愛に応えなきゃなんねえよい」
「わ!…ちょ、マルコ!そのまますんの?」
「これだけ念入りに用意してくれたんだ。よく考えたら、こうしとけば毛切れの心配がねえ」
「へっ!?………」
「一遍試しときたいことがあったのは、おれもだよい」

強い手で、がっしりと腰を掴み、マルコの目に怪しい光が射した。
イタズラにはいつもしっかり仕返しされることを、いまさらながらにエースは思い出す。

「あは、ごめん。解くから、ね?おれ解いてやるから…キャァァアア〜〜!!」

ああ、もう。おれ、今日はやりたい作業があったのに、きっと無理だ。

エースはぐるぐる回る目で、本日の出勤を諦めた。





身も心も、スッキリした状態でマルコがブリッジに現れたのは、もう昼前と言ってもいい時間だった。

「よう、重役出勤だな」
「サッチ。ジョズまでいるのか。珍しいねい」
「ブラメンコに呼ばれたんだよ。通常空間に出たら、直ぐになんかややこしい作業があるらしい」
「ジョズもかい?そりゃ良かったよい。エースが今日ジョズと約束してた酸素なんとかの作業がやりにいけねえって気にしてたからねい」
「ん?エースはどうかしたのか?」
「いや、夕方には起きれるだろい」
「…おまえなぁ。久しぶりに戻ったら、早速ケダモンかよ」
「エースがイタズラしてきやがったから、ちょっとお返しにヘリコプターしてやっただけだよい」
「ヘリコプター?…あ、いや、いい。聞きたくねえ、悪い予感がする」
「大したこっちゃねえ。突っ込んだまま腹の上でぐるぐる回しただけだよい」
「ぶっ…アクロバットかよ!」
「無重力だと良く回ったよい。ノードをケツのとこに持ってきたら、二人分体重が掛かって具合がい…」
「やめろ!聞きたくねえって。変態おやじ」
「ヒャンヒャン啼きやがったから、涙がキラキラ飛んで綺麗だったよい」
「まったく…おまえがエースに捨てられないのが、不思議でたまらんよ」
「エースは満足してんだよい」
「そんな訳ねえだろ。自分勝手に放り出しっぱなしかと思ったら、急に帰ってきてめちゃくちゃして。イタズラしたんだって不満があったからじゃねえのか」
「えっ……そ、そんなこたぁ、ね……」
「それみろ。心当たり十分って顔に書いてあるぞ。エースが優しいからって甘えてると、気がついた時には大事なもんがなくなってるぜ?」

途端に不安いっぱいになったマルコの顔を眺め、十分脅しが効いたのにサッチが満足していると、ブラメンコが割り込んで来た。

「そんな犬も食わん話ええかげんにやめて、仕事してや。そろそろ出られるで」
「あ…ああ。計算出来たのかよい」
「ほれ、これがチャート。銀河間の無質量地域狙ってるから、少々狂っても大丈夫やけど、出たら忙しいで」
「何の作業がいるんでい」
「サッチは出たらすぐ、手当り次第に近くの星に連絡して、時間聞いて」
「おう。え、時間聞くだけか?」
「まずは、な。…ジョズは、通常空間に出た途端に船内で歪みが出ぇへんか、警戒しててや
「歪み?どんなだ」
「それが予想出来へんから、ブリッジに呼んだんや。しっかり計器見ててや」
「そうか…うむ」
「マルコはデューと手分けして、周りの星全部、軌道調べて」
「全部!?!あのなぁ、銀河に一体何個星があると…」
「元データはあるやろが!おかしなってるやつだけ、はよ見つけて」
「いったい何が問題なんだよい!目当てがなきゃ探し様がねえよい」
「まだ、仮説やけどな。ここら辺で時間が歪んでるんや」
「は?」
「普通の空間やと、時間はいっつも同んなじ様に流れてるはずやけど、ここらでは、誰かがチョンッと指で突ついたみたいな波が出来てる」
「何で、そんなこと…」
「知らん」
「無責任なこと言うなよい!」
「知らんもんは知らん。とにかく、そう解釈したらデータの辻褄が合うんや」
「仮説で行動して、もし、間違いがあったら…」
「何も解らんまま、虫喰い穴にずっとおる訳にいかんやろ。外出て確認せな何にも解らへん。ごしゃごしゃ言うてんと、さっさと動き!!」

また、怪獣が憑依して暴れそうなので、慌ててコンソールに向かう。

脱出シークエンスを起動しながら、手に汗をかいているのをマルコは感じた。
危機感は、二つあった。





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