MS-03

MS-03は、ジオン公国軍の要請により、ジオニック社が開発を進めていた試作型MS。
本機の開発は、MS-02から引き続き「S.U.I.T.」プロジェクトチームのエリオット・レムが手掛けた。
機動性や耐久性など、様々な性能の向上を目的に開発されており、試作された4機は全て異なる用途のために作られたといわれる。
1号機および2号機は、耐G性能向上のために装甲を強化したものの、重量が増加し機動性がMS-02の6割以下になってしまった。
また、3号機は徹底的な軽量化が図られ、コクピット脱出機能の排除、モノコック式の採用などの改修が行われたが、出力が足りず予定していた機動性は発揮できなかったという。
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