美柴・中条・斉藤の
『青少年社会環境対策基本法』について。
書いた人→北條 凌梛
斉藤(以下、斉
「こんちわーッッ『AAA』でっす!…で、何話すんだっけ?」
美柴(以下、美
「…馬鹿…。『青少年社会環境対策基本法』についてだろう。」
中条(以下、中
「別名、『人権擁護法』だ。」
斉「あ、そっか。…で、なんで俺達なんスか?」
中「俺等が話した方が読んでもらいやすくて、伝わりやすいから…だってよ。」
斉「ふーん、成る程!」
美「…本題に戻るぞ?について…」
斉「はい!トキさん!俺あんま、その青少年…何とかってやつ知らないんスけど…」
美「…だろうな。」
中「ま、知ってるやつの方が少ないだろ。」
美「要は、『青少年、18歳未満の子供を健全に育てよう』ってことで悪影響なモノを無くそうと出されたものだ。」
斉「へぇ〜、って事は、こども達を守ってくれるんスよね?いーじゃないっスか!」
中「表向きはな…。だがこの法案は…
○鈍器を使う
○暴力行為
○人が死ぬ
○性的発言、行為
○BL
…等の一切を取り締まろうってもんだ。」
美「もっと詳しく言えば、俺達の身の回りにある
○ゲーム
○本
○ネット
○音楽
…等に対する規制。」
斉「Σ…え?…えーと、じゃあ、漫画とかも…?」
中「あぁ。漫画なら例えば…
○鋼錬、ナルト、BLEACH、銀魂、最遊記…とかは暴力行為。
○DEATH NOTE…は死的恐怖
○LOVELESS…は性的発言
○BL…は性的発言及び行為
(その他多数)
…って事で取り締まられちまうだろうな。」
斉「…えーッッ?!…ウッソ…!!」
美「漫画だけじゃない。
同人誌は一発アウトだし…
ネットなら…サークルHP全般。同人通販店全般 等
テレビなら…ごくせん、大河ドラマ義経、ミステリー系とか‥あぁ、火曜サスペンスなんかもダメだろうな。
あとは音楽も…ビジュアル系、ゴシック系…歌詞にも規制が入るだろうしな。(他多数)」
斉「げ。…じゃあもしかしてゲームの<FinalFantasy>とか<ドラゴンクエスト>とかも?!他にも格闘モノとかっ、RPG系とか…っ!!?
…ってゆーか、その前に俺達の<BUS GAMER>も…?!?!」
中「あぁ、暴力行為、性的発言…人死んでるしな…一発アウトだろ。」
斉「えーッッ!?どーするんスか俺達!!」
中「どーするってもなー…因みに‥性的表現にはキスシーンも含まれるみたいだぜ?」
斉「ええっ!!キスシーンもダメなら少女マンガとか終わりじゃん!」
美「他にも、推理モノやファンタジーものは危険思想だと考えられるらしい。」
中「‥っつーワケだ。因みに、これには未成年だけが関係してる訳じゃないぜ?HP閉鎖‥同人店、グッズ販売店等の閉店…好きな漫画の強制終了、とかな。俺ら大人にも大いに関係してるだろ?表向きは青少年を守るためとか言ってるが、裏では俺達やこどもから娯楽を奪っちまおうってモンだ。」
斉「うっわ…サイアク…!!
俺ゲームと漫画がなきゃ生きてかれねー〜ッッ;;
ってゆーか、そもそもなんでこんな法律が出来ようとしてるんスか?!」
美「‥それは、保護者達がこの法案に賛成、支持しているからだ。
子供に勉強をさせたがる母親なんかにとってはこの上ない法律だろ?」
斉「…ッッ、…そりゃそーかもしれないっスけど…こんなのあんまりッスよ!!」
中条「それに加えて、最近少年犯罪が増えてるのも理由の1つみたいだぞ。
犯罪を起こした子供は周りの漫画やゲームに悪影響を受けたんだ…とか大人は思ってるらしいぜ?」
斉「なんスか、それ!
そんなワケないじゃないッスか!」
中「あぁ…大人の勝手なエゴだよな。」
美「しかも、さっき挙げた例はほんの一例だ。
この法案が可決されたら、あらゆる創作物、出版物、表現媒体が監視され、検閲する団体が組織される事になる。
そして、その団体が検閲したもの以外は公に流通出来なくなる。」
中「つまり、そーゆう表現のあるものを載せるにはお偉いサンの許可が必要になるってことだな。」
斉「そんな大事になっちゃうんスか?!」
中「しかも、質悪ィ事にこの規制は人の通報で動くんだ。
1人のたった一言で、これまで普通に身近に存在していた本なんかが違法とされ、書いた人は捕まっちまうワケだ。
厄介だろ?」
斉「…なっ…そんなの社会公認の悪口みたいなモンじゃないスか!」
美「それに…この法案の最終的標的はインターネットだと言われている。」
斉「じゃあ、今コレを見てる人とかサイトの管理人とかがターゲットになっちゃうってコト?!」
中「あぁ。荒らしとかに告げ口されたりしたら…サイト閉鎖にさせられちまうな。」
美「まぁ…もし可決されたらの話だが。
お前等は反対だろ?」
斉「トーゼンッッ!漫画とかネットとかで学んだ大事な事だっていっぱいあるんスから!」
中「そうだな。なら、これは知っておけ。
この法律は、この法律が持つ本来の意図や目的、及び危険性に気付かれない内に速攻で可決されるのを狙ってる。」
斉「卑怯ッスよ、そんなの!!俺達が知らない間に勝手に決めちゃうくせに、それに従えってコトでしょ!?
〜〜ッッ、何か俺達に出来るコトはないんスか?!」
美「俺達にも手立てはある。」
@、この法案の危険性を知る。
A、この法案の存在と危険性を多くの人に知ってもらう。
B、この法案に対する反対意思を示す。
中「今回は見送りになったらしいが、この案が消えたワケじゃねぇからな。」
美「…この事を踏まえた上で、コレを見てるお前に頼みがある。
この事を1人でも多くの人に知らせてもらいたい。」
斉「サイト持ってる人はこのページにリンク張ったり、コピったり、参考にしてもいーからッッ!!
管理人も色んなトコ参考にさせてもらったし!」
中「お前の力が必要なんだ」
斉「頼むなッッ!!!」
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