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セキュリティの重要性

ネットの世界では詐欺師の悪行はひどいものです。詐欺師は人の心を踏みにじり、あの手この手で金銭や個人情報をだまし取ろうとします。ですが、ネット上で横行する詐欺の手口を知っておけば、詐欺師を撃退でき、安全なネット社会が訪れます。
ワンクリック詐欺

「ワンクリック架空請求」などとも呼ばれるワンクリック詐欺は、インターネットを悪用するオンライン詐欺の一種。Webサイトに置かれた画像やアイコン、リンクなどをクリックしただけで有料サイトに登録したとみなし、払う必要のない料金を請求する詐欺である。

ワンクリック詐欺サイトへの誘導には、迷惑メールが使われることが多い。メールには、「刺激的な動画が無料で見られます」といった誘い文句と詐欺サイトへのリンクが書かれている。リンクをクリックすると、詐欺サイトにアクセス。そのサイトの画像やアイコンをクリックしていると、料金請求の画面が表示される。
ウイルスを埋め込まれるケースもある。ワンクリック詐欺サイトで「無料動画はこちら」などと書かれたアイコンをクリックしているうちに、ウイルスがダウンロードされて動き出す。ウイルスは画面上に料金請求の画面を絶えず表示して、パソコンを著しく使いづらくする。こういったウイルスは「ワンクリックウエア」などとも呼ばれます。
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偽ソフト

たいして機能もないソフトが、ウイルス対策やユーティリティなどの機能を備えていると偽って、ネット上で販売されている。ユーザーをあの手この手で脅して売りつける「偽ソフトの押し売り」詐欺である。偽ソフトとしては「DriveCleaner」「SystemDoctor」「WinAntiVirusPro」などが有名だ。
これらのソフトはウイルス対策やユーティリティと称しているのにもかかわらず、ユーザーの期待する機能がない、あるいは期待した水準を大幅に下回る機能しか持たない。水道水を健康飲料と称して売るのと同様の詐欺である。
情報処理推進機構(IPA)によると、こうした偽ソフトに関する相談は2006年4月ごろから急増したという。日本語化された偽ソフトが、2006年に入って出回りだしたことが背景にある。また、パソコンユーザーのセキュリティ意識の高まりに乗じて、「脅威を検出」といった脅し文句を連発。それに、ユーザーがだまされてしまうのも理由の一つである。
「偽物をつかまされた」だけでは済まない可能性もある。偽ソフトが、何も悪さをしない保証はどこにもない。偽ソフトは、決してインストールしてはいけないものなのだ。
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フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、実在する会社から送られたように見せかけたメールを使って偽のWebサイトにユーザーを誘導し、IDやパスワード、クレジットカード番号などを入力させて盗む詐欺のこと。例えば、あるサービス提供会社をかたって、「このままではあなたのユーザーIDは失効します。すぐに当社のWebサイトにアクセスして、確認のためにユーザーIDとパスワードを入力してください」といったメールを不特定多数に送る。
メールのレイアウトや内容は、その会社がいつも送っているものとそっくりにする。メールの送信者名も、その会社名義に偽装する。そしてメール中には、その会社のWebサイトに見せかけた偽のサイトのリンクを書いておく。このメールを受け取ったユーザーがそのリンクをクリックすると、偽サイトに誘導され、IDとパスワードなどを入力するように要求される。これで、入力情報が詐欺犯の手に渡るのである。このように、偽のメールでユーザーを“釣る”ことから、「フィッシング」詐欺と呼ばれる(ただし、英語のつづりはfishingではなくphishing)
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