[携帯モード] [URL送信]
2011年10月31日 国際経済研究課

 11月3〜4日にフランスのカンヌで、G20首脳会議が開かれる。EU、ユーロ圏は、債務危機のための包括戦略をG20の場で各国に説明することを予定し、討議を続けていたが、10月27日に包括戦略に大筋で合意した。G20には何とか間に合った格好だ。EU、ユーロ圏の債務危機は世界経済に大きな影響を及ぼしかねないだけに、包括戦略が事態の収束に向けての端緒となることが期待される。

 APEC首脳会議とそれに関連する一連の会合が、11月にホノルルで開かれる。「緊密な共同体」「強い共同体」「安全な共同体」を目指すとした10年の「横浜ビジョン」の上に立って、地域の経済統合をさらに推進するため、ASEAN+3、ASEAN+6、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など現在進行中の取り組みを基礎として、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築に向けて協議する。議長国の米国は、この機会にTPPの大枠について、協議参加国の間で合意を取り付けたい考えだ。また、東日本大震災と原子力発電所の事故、タイの洪水などを受けて、緊急事態への備えの問題も主要テーマの1つになりそうだ。

 第17回気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)が11月28日〜12月9日、南アフリカ共和国のダーバンで開かれる。2010年末にメキシコのカンクンで開かれたCOP16では、途上国の温暖化対策を支援する「グリーン気候基金」の設立などを盛り込んだ「カンクン合意」が採択された。しかし、「京都議定書」を批准していない米国や、温室効果ガス(GHG)の削減義務を負っていない中国などの新興国の削減義務を含んだ合意には至らず、議論はCOP17に持ち越された。「京都議定書」の期限が12年末に迫る中、「ポスト京都議定書」としての次期枠組みや米国、中国、インドなどのGHG主要排出国の動きが注目される。

 ドーハ・ラウンドの進展が期待できない中、WTOではラウンド交渉以外のテーマに関心が集まっている。1つはロシアのWTO加盟に向けた動き、もう1つは政府調達協定の改正だ。政府調達協定は任意加盟の複数国間協定で、ドーハ・ラウンドとは別トラックで、条文の改正と協定の対象になる調達額の見直し作業を進めてきた。12月の第8回閣僚会議で協定改正に合意する可能性が強まっている。

 10月の「OPEC市場月報」によると、OPEC(イラクを除く11ヵ国)の9月の日量平均原油生産量は2,723万バレルで、前月に比べ7万8,100バレル増加した。国別では、ナイジェリア(16万2,000バレル減)、サウジアラビア(12万2,000バレル減)が減少した一方、リビア(8万8,900バレル増)、アンゴラ(8万4,900バレル増)などは増加した。

 9月のOPECのバスケット価格は、欧州地域をはじめとした世界的な経済不安の影響を受け、1バレル当たり102〜112ドルで推移した。世界経済の成長に懸念が高まったことから、10月初旬に一時100ドル以下に下落したものの、10月27日時点では109.09ドルをつけている。

<11月>
11月3〜4日 G20首脳会議(フランス・カンヌ)
11月7日 WTO物品理事会(ジュネーブ)
11月7〜9日 APECビジネス諮問委員会(ABAC)(米国・ホノルル)
11月10日 APEC財務相会合(ホノルル)
11月10〜11日 WTO加盟作業部会:ロシア(ジュネーブ)
11月10〜11日 第17回南アジア地域協力連合(SAARC)サミット(モルディブ)
11月11日 APEC閣僚会議(ホノルル)
11月11日 第1回ASEAN女性委員会(ACW)担当相会議(ジャカルタ)
11月12〜13日 APEC首脳会議(ホノルル)
11月15〜16日 ASEAN経済相会議(AEM)(インドネシア・バリ)
11月15〜16日 ASEAN外相会議(AMM)(バリ)
11月17〜18日 国際原子力機関(IAEA)理事会(ウィーン)
11月17〜19日 第19回ASEANサミット(バリ)
11月23〜24日 ASEAN+3財務相・中央銀行総裁会議
11月28、30日 WTO加盟国通商政策レビュー:タイ(ジュネーブ)
11月29日〜12月9日 第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)(南アフリカ共和国・ダーバン)
11月中 ASEAN財務相特別会合(ジャカルタ)
11月中 ASEAN科学技術担当相会合(ベトナム)

北米課

 11月の1〜2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。8月のFOMCで、2013年半ばまでゼロ近辺の政策金利を維持するとの長期金融緩和措置を打ち出しているが、後日公開された9月のFOMC議事録では、米国経済の回復がさらに失速した場合に利用できる選択肢を今後も検討対象として残したことが明らかになった。所得格差と改善しない雇用状況に端を発したウォール街占拠のデモが各地に広がる中、どういった措置が検討されるかに関心が集まる。

 国際舞台では11月12〜13日、米国が議長国を務めるAPEC首脳会議が、オバマ大統領の出身地ハワイ州のホノルルで開催される。米国も参加する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉で、大枠合意に達するか。TPPに限らずともAPEC諸国は、米国の財輸出の60%以上、農水産品輸出の70%以上(2010年)を占める重要な市場だ。オバマ政権はこれらの国々との貿易円滑化を図ることで、アジア太平洋地域を経済成長のエンジンとして取り込みたい考えだ。10年以降の5年間で米国の輸出を倍増すると宣言したオバマ政権の通商政策にとって、1つの正念場となろう。

<11月>
11月1〜2日 米連邦公開市場委員会(FOMC)
11月4日 米雇用統計(10月)発表
11月7〜9日 APECビジネス諮問委員会(ABAC)(ホノルル)
11月10日 APEC財務相会合(ホノルル)
11月10日 米貿易統計(9月)発表
11月10〜12日 APEC CEOサミット(ホノルル)
11月11日 APEC閣僚会議(ホノルル)
11月12〜13日 APEC首脳会議(ホノルル)
11月15日 米小売売上高(10月)発表
11月16日 米消費者物価指数(10月)発表
11月16〜17日 オバマ大統領、オーストラリア訪問
11月22日 米商務省、11年第3四半期GDP発表(改定値)
11月30日 カナダ統計局、11年第3四半期GDP発表

中南米課

 ブラジルの金融政策審議会が11月29〜30日に開催される。8月の審議会では年率12.50%の政策金利(Selic)を0.5ポイント引き下げ12.00%に、10月にはさらに0.5ポイント引き下げ11.50%にした。中銀は欧州経済の先行き不安など外部情勢の変化を利下げ判断の材料としているが、高めに推移する足元のインフレと今後の不安定な景気動向を前に、経済減速を最小限に食い止めたい政府金融当局の難しいかじ取りが続く。

<11月>
11月2〜4日 薬学・工業化学国際展示会「EXPO FYBI」(ブエノスアイレス)
11月3日 メキシコ・ミチョアカン州知事選挙
11月3〜4日 第10回ペルーマンゴー国際会議(ペルー・ピウラ県)
11月3〜4日 ホテル・レストラン用器材、サービス展「Expohotelga」(サンティアゴ)
11月4〜6日 マウレ環境・エネルギー展「FENERMAULE」(チリ・タルカ)
11月6〜8日 グローバル・パブリック・ポリシー・サミット2011(メキシコ・グアダラハラ)
11月7〜8日 食品安全国際展・サミット「Inofood」(サンティアゴ)
11月7〜11日 ブラジル石油・ガス・バイオ燃料/プレサル見本市(サンパウロ)
11月8〜10日 オートメーション・システム・機器国際展示会・会議(サンパウロ)
11月8〜10日 ブラジル国際環境産業見本市・セミナー「FIMAI/SIMAI」(サンパウロ)
11月8〜10日 レールビジネス市場「Negocios nos Trilhos」(サンパウロ)
11月8〜12日 第12回国際電気、電子、照明産業展示会(ブエノスアイレス)
11月9〜11日 ゲーム機・アミューズメント関連展示会「SAGSE Buenos Aires」(ブエノスアイレス)
11月10〜12日 第5回燃料・バイオ燃料、圧縮天然ガス関連国際展示会「EXPO GNC」(ブエノスアイレス)
11月10〜13日 ブラジル石油・ガス市場「FEIPPETRO」(バイーア州サルバドール)
11月10〜13日 農業、畜産、工業、商業展「Exposofo」(チリ・テムーコ)
11月11〜13日 第5回国産品展示会「expomype」(ボリビア・サンタクルス)
11月14〜18日 地域地理会議「UGI」(サンティアゴ)
11月14〜20日 コロンビア工芸展「Expoartesano」(メデジン)
11月16〜18日 交通・運輸見本市(ボゴタ)
11月16〜18日 国際輸送機器関連展示会「Expotransporte ANPACT」(グアダラハラ)
11月16〜19日 林産展「EXPOCORMA」(チリ・コンセプシオン)
11月19〜22日 音楽産業国際見本市「BAFIM」(ブエノスアイレス)
11月21〜22日 第5回中国・中南米企業家サミット(リマ)
11月22〜24日 中南米道路インフラ産業見本市(サンパウロ)
11月22〜25日 第14回コロンビア全国石油・ガス会議、コロンビア石油産業技術者連合主催国際石油会議(ボゴタ)
11月24〜25日 中南米輸出業者協会会議(ボゴタ)
11月24〜27日 第11回デジタル映像・電子製品展示会「EXPOIMAGEN & ELECTRONICA 2011」(ブエノスアイレス)
11月28〜29日 国際地熱会議「Congreso ACHEGEO 2011」(サンティアゴ)
11月29〜30日 ブラジル金融政策審議会
11月30日〜12月2日 国際電力セクターフェア(メデジン)
11月中 ニカラグア大統領、国会議員総選挙

中国北アジア課

 中国国際工業博覧会が11月1〜5日、上海で開催される。同博覧会は国家発展改革委員会や商務部などが主催する国内最大級の国際工業総合見本市で、前回の2010年の開催時には1,653社が出展し、来場者数は延べ11万6,768人に達した。

 香港では、2012年に実施される立法会議員選挙の前哨戦ともいわれる第4回区議会選挙が11月6日に実施される。9月28日の立候補締め切りまでに、定数412に対し、935人の立候補届け出が受理された。
11月1〜2日 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領がロシアを訪問(サンクトペテルブルク)
11月1〜5日 中国国際工業博覧会(上海)
11月3〜5日 香港貿易発展局香港オプティカル・フェア
11月3〜5日 香港貿易発展局香港インターナショナル・ワイン・スピリッツ・フェア
11月3〜5日 台湾国際エキシビション・コンベンション産業展(EXCO TAIWAN)(台北)
11月6日 香港第4回区議会選挙
11月9〜11日 「Cosmoprof Asia」(香港)
11月9〜12日 「Korea Food Expo」(ソウル)
11月11〜14日 台北国際トラベルフェア
11月14〜16日 第7回中国建築装飾博覧会(広州)
11月16日 マカオ2011年度施政報告発表
11月17〜19日 国際シルバー博覧会2011(韓国・光州)
11月29日〜12月1日 世界開発援助総会(釜山)
11月30日〜12月2日 第12回中国国際食品加工・包装機械展覧会(北京)
11月30日〜12月2日 アジア農産品展「Agri Pro Asia Expo」(香港)

アジア大洋州課

 11月17〜19日にインドネシアのバリ島で、第19回ASEANサミットと関連会合が開催される。先行して15〜16日にASEAN経済相会議(AEM)、ASEAN外相会議(AMM)も行われる予定。

 サミットに向けた事前会議として、9月にASEAN高級実務者会合(SOM)が行われ、ASEAN共同体の実現を目指す上で締結した諸協定のフォローアップなどについて議論が交わされた。また、域外諸国との関係については、日本、中国、韓国などASEAN対話国との協力関係強化の方針で一致した。SOMの結果はサミットに提出されており、首脳間で議論を深める見通し。

11月1日 オーストラリア準備銀行(RBA)理事会
11月1〜3日 環境関連展示会「クリーン・エナジー・エキスポ・アジア」(シンガポール)
11月3〜4日 第19回ASEANニュージーランド・ダイアログ(クアラルンプール)
11月3〜4日 第3回世界華人経済フォーラム(クアラルンプール)
11月6〜8日 第38回日本ニュージーランド経済人会議(大阪)
11月7日 インドネシア2011年第3四半期GDP発表
11月10〜11日 第17回南アジア地域協力連合(SAARC)サミット(モルディブ)
11月11日 マレーシア中央銀行金融政策決定会合
11月11日 第1回ASEAN女性委員会(ACW)担当相会議(ジャカルタ)
11月15〜16日 ASEAN経済相会議(AEM)(インドネシア・バリ)
11月15〜16日 ASEAN外相会議(AMM)(バリ)
11月15〜17日 マレーシア・パームオイル庁国際パームオイル会議(PIPOC)
11月16日 マレーシア11年第3四半期GDP発表
11月16〜17日 オバマ米国大統領がオーストラリア訪問
11月17〜19日 第19回ASEANサミット(バリ)
11月21日 タイ11年第3四半期GDP発表
11月22〜24日 一般総合見本市「イントレード・マレーシア」(クアラルンプール)
11月23〜24日 ASEAN+3財務相、中央銀行総裁会議
11月24日 第1回SAARC国際外科医コンファレンス(パキスタン・ラホール)
11月26日 ニュージーランド総選挙
11月27〜29日 再生可能エネルギー世界会議&エキスポアジア(クアラルンプール)
11月29日〜12月3日 マレーシア与党統一マレー国民組織(UMNO)年次総会
11月30日 タイ中央銀行金融政策決定会合
11月30日 インド11年度第2四半期(7〜9月)GDP発表
11月中 インド国会(Winter Session)開会
11月中 シンガポール11年第3四半期GDP改定値発表
11月中 ASEAN・湾岸協力会議(GCC)外相会議(アラブ首長国連邦)
11月中 ASEAN財務相特別会合(ジャカルタ)
11月中 ASEAN科学技術担当相会合(ベトナム)
欧州ロシアCIS課

 10月末に任期を終えるトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の後任として、11月1日にドラギ・イタリア中央銀行総裁が就任する。デクシアが経営破綻するなど、欧州金融市場が混迷を深める一方、9月のユーロ圏の物価上昇率は高まっており(2011年10月19日記事参照)、ドラギ新総裁は就任当初から厳しい選択を迫られる。

 11月3〜4日にフランスのカンヌでG20首脳会議が開かれる。EU、ユーロ圏は、債務危機のための包括戦略をG20の場で各国に説明することを予定し、討議を続けていたが、10月27日に包括戦略に大筋で合意した。G20には何とか間に合った格好だ。EU、ユーロ圏の債務危機は世界経済に大きな影響を及ぼしかねないだけに、包括戦略が事態の収束に向けての端緒となることが期待される。

 欧州委員会は11月10日、秋季経済予測を発表する。9月15日発表の中間経済予測では、EU27ヵ国の2011年の実質GDP成長率を1.7%と、春季経済予測から0.1ポイント下方修正した(2011年9月20日記事参照)。欧州経済の見通しが不透明になる中、どんな予測が発表されるか注目される。

 11月20日にスペインで総選挙が実施される。ユーロ危機でスペインの信認が低下する中、与党・社会労働党(PSOE)主導の構造改革や財政再建の実効性を疑問視する国内政財界や国際金融市場からの圧力で、4ヵ月前倒ししての総選挙だ。事前予想では、最大野党・民衆党(PP)の勝利が確実とされている。

10月25日〜11月7日 EU、IMF、世界銀行によるルーマニアへの融資のための第3次調査団
11月1日 欧州中央銀行(ECB)総裁交代
11月3〜4日 G20首脳会議(フランス・カンヌ)
11月7〜8日 EUドナウ流域戦略に関する非公式外相会議(ブカレスト)
11月7〜11日 EU・南米南部共同市場(メルコスール)自由貿易協定(FTA)交渉会合(ウルグアイ・モンテビデオ)
11月8日 ロシアからバルト海経由でドイツまで結ぶノード・ストリーム天然ガスパイプラインの商業輸送開始
11月8〜10日 「第11回欧州アフリカ(ユーラフリック)アフリカにおける水・エネルギー」フォーラム(フランス・リヨン)
11月10日 欧州委員会、秋季経済予測を発表
11月16〜19日 国際医療機器展「MEDICA」(デュッセルドルフ)
11月17〜18日 EU議長国としての枠組みの中で、「地域開発の新戦略」発表
11月20日 スペイン議会総選挙
11月24日 第3回産業競争力に関するハイレベル会議(ブリュッセル)
11月29日〜12月2日 環境エネルギー見本市「Pollutec Horizons」(パリ)
欧州ロシアCIS課

 ロシア、ベラルーシ、カザフスタンは統一経済圏を2012年1月に発足させるのに先立ち、技術規則に関する会議の第1回会合を11月18日にウラジオストクで、第2回を21日にモスクワで開催する。統一経済圏形成における問題全般や、技術規則の役割、省エネ・エネルギー効率のほか、食品の安全性の問題について議論する。また、関税同盟加盟国と非加盟のCIS諸国との技術障壁も議題として取り上げる。ロシアからは、ウラジオストクでの会合には関税同盟会議の議長を務めるシュワロフ第1副首相が、モスクワで行われる会合にはフリステンコ工業商務相がそれぞれ参加する予定。


10月31日〜11月3日 第10回国際ポンプ・コンプレッサー・バルブ見本市「PCVExpo’2011」(モスクワ)
11月1〜2日 韓国大統領がロシア訪問(サンクトペテルブルク)
11月1〜3日 カザフスタンエネルギー・電気設備・原子力発電・産業見本市(アルマトイ)
11月1〜4日 カザフスタン国際水処理技術見本市「WaterTech」(アルマトイ)
11月1〜4日 第14回中央アジア国際食品産業見本市(アルマトイ)
11月1〜4日 第6回中央アジア国際農業見本市(アルマトイ)
11月2〜4日 国際住宅公共サービス近代化フォーラム「HPF EXPO」(カザフスタン・アスタナ)
11月2〜4日 カスピ海・環境技術見本市「CTE」(アゼルバイジャン・バクー)
11月3〜5日 第7回ウズベキスタン国際自動車産業見本市(タシケント)
11月3〜5日 第4回ロシア・アルメニア産業見本市(アルメニア・エレバン)
11月7日 上海協力機構(SCO)首相会議(モスクワ)
11月8日 バルト海経由でドイツまでのノード・ストリーム天然ガスパイプライン商業輸送開始
11月8〜10日 第10回国際ハイテクビル技術見本市(モスクワ)
11月8〜11日 第2回再生可能エネルギー・エネルギー効率化見本市(ウクライナ・キエフ)
11月8〜11日 第4回住宅省エネルギー・資源技術見本市「COMMUNTECH」(キエフ)
11月8〜11日 第9回国際水フォーラム「AQUA UKRAINE」(キエフ)
11月9〜10日 NATO事務局長、グルジア訪問
11月15〜17日 第16回トルクメニスタン国際石油天然ガス会議(アシガバード)
11月15〜18日 第20回安全管理・セキュリティー見本市「Siftex」(サンクトペテルブルク)
11月16〜17日 国際スマートユーティリティー会議(モスクワ)
11月16〜18日 第8回中央アジア繊維ファッション見本市(タシケント)
11月16〜18日 第5回中央アジア化学産業見本市(タシケント)
11月16〜18日 第2回ウズベキスタン国際プラスチック・ゴム産業見本市(タシケント)
11月17〜19日 国際ワイン見本市(モスクワ)
11月18、21日 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン3ヵ国の統一経済圏技術規則会議(ウラジオストク、モスクワ)
11月25日 ロシア・ベラルーシ連合国家最高国家評議会
11月29日〜12月2日 第12回国際木材製品・加工機械見本市「WOODEX」(モスクワ)
11月29日〜12月1日 第8回パワーエレクトロニクス・エネルギー・省エネ国際展示会(モスクワ)
11月30日 アゼルバイジャン地方選挙
11月中 第5回韓国中央アジアフォーラム(タシケント)
11月中 3ヵ国関税同盟首相会議

中東アフリカ課

 エジプト人民議会選挙が11月28日に行われる。人民議会は2011年1月下旬の政変を受けて2月に解散し、当初は6月に選挙が予定されていた。しかし、新たに結成する政党での選挙参加を目指す世俗派や若年層を中心とした民主化運動組織は、早期の選挙実施はムスリム同胞団などの既存組織に有利として、延期を要求してきた。このため、一度9月に延期されたが、再延期となり、11月末に実施することになった。

 政変後初の今回の選挙では、ムバラク政権下で事実上の最大野党勢力だったムスリム同胞団が結成した新党、自由公正党の参加も見込まれており、今後のエジプト政治の方向性を決める重要な選挙になりそうだ。

<11月>
11月1〜3日 ヨルダン国際鉱業見本市(アンマン)
11月6日 イスラム教の犠牲祭(予定)
11月10〜13日 国際宝飾品見本市2011(ドバイ)
11月10〜13日 石材産業国際見本市「Stone Gate Egypt」(カイロ)
11月10〜14日 ドバイ国際モーターショー
11月13〜17日 国際航空産業見本市「Dubai Air Show」(ドバイ)
11月14〜23日 ヨルダン国際展示会(アンマン)
11月17〜20日 製造機器関連見本市「Mac Tec」(カイロ)
11月19〜23日 サウジ国際モーターショー(ジッダ)
11月21〜23日 国際食品産業見本市「SIAL Middle East」(アブダビ)
11月21〜23日 第7回電気機器関連湾岸協力会議(GCC)国際会議・見本市(ドーハ)
11月21〜24日 国際建築・建設見本市「The Big 5」(ドバイ)
11月21〜24日 イラク農業・食品関連国際展示会「Iraq Agrofood」(エルビル)
11月22〜24日 第6回ホテル・レストラン・食品関連展示会「Diyafa」(ドーハ)
11月24〜27日 家具・テキスタイル関連展示会(モロッコ・カサブランカ)
11月25日 モロッコ下院選挙(予定)
11月25〜28日 国際石油ガス見本市・会議(イラク・バスラ)
11月25〜28日 不動産関連展示会・コンファレンス「Retailcity Egypt」(カイロ)
11月26日または27日 イスラム暦の新年(予定)
11月28日 エジプト人民議会選挙
11月28日〜12月1日 石化産業・製品関連第6回国際展示会(リヤド)
11月30日〜12月3日 国際ゲーム見本市(ドバイ)
11月30日〜12月3日 国際キャラクターライセンス見本市(ドバイ)
11月中 ASEAN・GCC外相会議(アラブ首長国連邦)
中東アフリカ課

 フランスのリヨンで11月8〜10日、アフリカ・ビジネス開発協会の主催による「第11回欧州アフリカ(ユーラフリック)における水・エネルギー」フォーラムが開催される。水・エネルギー部門でのEUとアフリカの協力関係を深め、アフリカ企業の技術力向上と貧困削減を目指す。欧州・アフリカ20ヵ国から、政策立案担当者、金融機関、専門機関、投資促進機関、企業関係者など900人以上が参加する見込み。フォーラムでは、水・エネルギー部門の投資計画に関する資金調達、技術移転、中小企業の連携の方法が主要な議題になる。期間中、関連のワークショップや商談会、展示会も併催される。
11月28日から12月9日にかけて、南アフリカ共和国のダーバンで第17回気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)が開かれる。南アはCOP17の議長国を務めることもあり、政府はクリーンエネルギー移行への取り組みを強化している。

10月31日〜11月4日 第18回アフリカ・オイル・ウイーク2011(ケープタウン)
11月2〜4日 オイルサンド液化油(Oil Sands-to-liquid:OTL)アフリカ石油下流部門会議・見本市(ナイジェリア・アブジャ)
11月4〜13日 ラゴス国際見本市(ナイジェリア・ラゴス)
11月8〜10日 南アフリカ準備銀行金融政策委員会
11月8〜10日 「第11回欧州アフリカ(ユーラフリック)における水・エネルギー」フォーラム(フランス・リヨン)
11月10〜12日 ナイジェリア経済サミット(アブジャ)
11月11〜13日 AV機器展示会(ヨハネスブルク)
11月15〜17日 2011年アフリカ電力会議(ヨハネスブルク)
11月16〜17日 南部アフリカエネルギー効率会議(ヨハネスブルク)
11月17〜20日 東アフリカ共同体(EAC)ビジネスサミット(ナイロビ)
11月21〜25日 アフリカ連合(AU)インフラ閣僚会議(ルワンダ・キガリ)
11月24日 ガンビア大統領選挙
11月24〜26日 再生可能エネルギー見本市・会議「ENEX」(ナイロビ)
11月26〜28日 第15回ケニア国際貿易展2011「KITE」(ナイロビ)
11月28日 コンゴ民主共和国大統領・議会・地方選挙(予定)
11月28〜30日 西アフリカ電力産業会議・見本市「WAPIC」(アブジャ)
11月28日〜12月9日 第17回気候変動枠組み条約締約国会議(ダーバン)


あきゅろす。
[グループ][ナビ]
[HPリング]
[管理]

無料HPエムペ!