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2011年08月31日 国際経済研究課

 シカゴで9月6〜11日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の第8回会合が開催される。11月のAPEC首脳会談までに交渉の大枠合意を目指す9ヵ国は、交渉対象の24分野について自国に有利になるような提案書を出し、それを擦り合わせているという。今後2ヵ月間に決まることはTPPの土台になり得るため、つぶさに追う必要があろう。

 混迷が続くWTOドーハ・ラウンドは、「12月の第8回閣僚会議で一部の交渉事項の先行合意を目指す」という構想を断念した。閣僚会議では、途上国支援のあり方、為替変動の貿易への影響、気候変動対策と貿易の関係など、ドーハ・ラウンド外の事項について意見を交わす見通しだ。

 8月の「OPEC市場月報」によると、OPEC(イラクを除く11ヵ国)の7月の日量平均原油生産量は2,739万バレルで、前月に比べ約43万バレル増加した。国別ではリビア(7万バレル減)、イラン(3万1,400バレル減)、ナイジェリア(2万9,900バレル減)などで減少したものの、サウジアラビア(25万4,900バレル増)、アンゴラ(23万9,900バレル増)が増加した。

 7月のOPECのバスケット価格は、市場の流動性が縮小したことを受けて、1バレル当たり106.5〜113.6ドルと前月(102〜114ドル)より狭い幅で推移した。バスケット価格は5、6月の2ヵ月間で合計9ドル以上下落したが、7月の平均価格は前月から2.58ドル(2.4%)上昇し、111.62ドルとなった。8月26日時点では107.52ドルをつけている。

<9月>
9月6〜8日 APEC森林担当相会合(北京)
9月6〜11日 第8回環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉(シカゴ)
9月12〜16日、26日 国際原子力機関(IAEA)理事会(ウィーン)
9月13日 第66回国連総会開会(ニューヨーク)
9月14、16日 WTO加盟国通商政策レビュー:インド(ジュネーブ)
9月18〜22日 ASEANエネルギー相会合(ブルネイ)
9月23〜25日 世界銀行、IMF年次会合(ワシントン)
9月24日 ASEAN財務相非公式会合(ワシントン)
9月25〜27日 G20労働・雇用担当閣僚会合(パリ)
9月29日 ASEAN外相と国連事務総長の会合(ニューヨーク)
9月30日 WTO加盟作業部会:セルビア(ジュネーブ)

<10月>
10月3〜8日 ASEAN農林相会合(インドネシア)
10月9〜13日 ASEAN国境を越える犯罪に関する閣僚会議(インドネシア・バリ)
10月12〜13日 WTO一般理事会(ジュネーブ)
10月14〜15日 G20財務相・中央銀行総裁会議(パリ)
10月17〜21日 IAEA・放射性物質の輸送に関する国際会議(ウィーン)
10月18〜19日 国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会
10月18〜22日 ASEAN国防相会合(バリ)
10月25〜26日 WTO・知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)理事会(ジュネーブ)
10月27〜28日 OECD原子力機関・運営委員会(パリ)
10月中 第13回ASEAN環境相非公式会合(カンボジア・シェムリアップ)
10月中 第3回東アジアサミット環境相会合(シェムリアップ)
10月中 第10回ASEAN+3環境相会合(シェムリアップ)

<11月>
11月3〜4日 G20首脳会議(フランス・カンヌ)
11月7日 WTO物品理事会(ジュネーブ)
11月8〜10日 APECビジネス諮問委員会(ABAC)(ホノルル)
11月12〜13日 APEC首脳会議(ホノルル)
11月17〜18日 IAEA理事会(ウィーン)
11月17〜19日 第19回ASEANサミット(バリ)
11月22、24日 WTO加盟国通商政策レビュー:フィリピン(ジュネーブ)
11月28、30日 WTO加盟国通商政策レビュー:タイ(ジュネーブ)
11月中 ASEAN財務相特別会合(ジャカルタ)
11月中 ASEAN科学技術担当相会合(ベトナム)

北米課

 景気減速の長期化が懸念される米国では、8月の連邦公開市場委員会(FOMC)が超低金利政策を2013年半ばまで維持することを決定した。しかし、期限を明示したことで、国民が不急の借り入れを控えてしまい、望む効果を得られないなどとして理事3人が反対票を投じた(2011年8月25日記事参照)。9月に発表される各種経済指標を基に、9月20日の次回FOMCで量的緩和策第3弾(QE3)といった追加の金融緩和政策が採用されるか、予断を許さない。

<9月>
9月2日 米雇用統計(8月)発表
9月6〜11日 第8回環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉(シカゴ)
9月7日 カナダ中央銀行、政策金利調整日
9月8日 米貿易統計(7月)発表
9月11〜26日 APEC第3回高級事務レベル会合(サンフランシスコ)
9月14日 米小売売上高(8月)発表
9月15日 米消費者物価指数(8月)発表
9月15日 米商務省11年第2四半期経常収支発表
9月20日 米連邦公開市場委員会(FOMC)会合
9月23〜25日 世界銀行、IMF年次会合(ワシントンDC)
中南米課

 9月10〜13日にサンパウロで化粧品・美容関係の見本市「BEAUTY FAIR」が開催される。ブラジルの衛生用品・香水・化粧品市場の規模は2010年に374億ドルと、米国、日本に次いで世界第3位に位置し、特に体臭を抑制する消臭化粧品(デオドラント)市場は世界最大といわれている。近年の所得上昇により中間層が拡大し、新しい商品に対する消費者のニーズは高まっている。業界関係者には、中でもアンチエージング分野など新たなカテゴリーが今後の狙い目とする声もあり、ビジネスチャンスは確実に広がっているようだ。

<9月>
9月1日 メキシコ第5回大統領教書発表
9月1〜3日 グルメショー2011・国際ビール展示会「Gourmet Show 2011,Expo CERVEZA Mexico」(メキシコ市)
9月1〜4日 第11回国際金物・衛生設備・ペンキ・建築用素材展示会「EXPO FERRETERA」(ブエノスアイレス)
9月6〜9日 第22回中南米養鶏産業大会「Congreso Latinoamericano de Avicultura」(ブエノスアイレス)
9月7〜9日 中南米食品展示会「LAFS」(メキシコ・カンクン)
9月7〜9日 国際自動車部品展示会「Expo RUJAC」(メキシコ・グアダラハラ)
9月8〜18日 第4回食の祭典・ミストゥーラ「Mistura」(リマ)
9月9〜10日 食品・サービス展「Espacio Food & Service」(サンティアゴ)
9月10〜11日 第14回美容・化粧品関連国際見本市「Expoestetica」(ブエノスアイレス)
9月10〜13日 化粧品・美容関連南米見本市「BEAUTY FAIR」(サンパウロ)
9月12〜14日 電気通信機器・サービス展示会「Futurecom」(サンパウロ)
9月12〜16日 機械金属産業向け技術・機械・機器・オートメーション・サービス国際見本市・会議「Intermach」(ブラジルのサンタ・カタリーナ州ジョインビレ)
9月14〜16日 第6回健康・科学関連商品国際展示会「TECNOSALUD」(リマ)
9月14〜17日 第11回ワイン・醸造所(ワイナリー)展「Vinos y Bodegas Cosecha」(ブエノスアイレス)
9月15〜17日 クリーン・再生可能エネルギー生成技術国際見本市「ECOENERGY」(サンパウロ)
9月16〜25日 第36回サンタクルス国際展示会「expocruz」(ボリビア・サンタクルス)
9月20〜23日 第12回国際包装展示会と第7回食品・飲料加工用機械、機材展示会「Envase/Alimentek」(ブエノスアイレス)
9月20〜23日 冷却・エアコン・換気・暖房・空調関連国際見本市「FEBRAVA」(サンパウロ)
9月21〜23日 第7回金属見本市「7a Expometalica」(コロンビア・メデジン)
9月21〜23日 エネルギー博覧会2011「Ecuador Oil & Power」(エクアドル・キト)
9月21〜25日 第49回養蜂国際展示会「APIMONDIA」(ブエノスアイレス)
9月22〜24日 第3回冶金、金属加工関連産業展示会「METAL EXPO 2011」(アルゼンチン・コルドバ)
9月22〜25日 第3回バイク展示会「EXPO MOTO SHOW 2011」(ブエノスアイレス)
9月26〜30日 第24回世界道路会議(メキシコ市)
9月27〜30日 第17回ホテル産業展・全国ホテル会議「EXPOCOTELCO」(コロンビア・カルタヘナ)
9月28〜30日 第3回食品展示会「ExpoAlimentaria2011」(リマ)
9月28〜30日 第9回国際医療関連機器・製品・サービス見本市「Expomedical 2011」(ブエノスアイレス)
9月28日〜10月1日 第11回花き産業展「PROFLORA」(ボゴタ)
9月28日〜10月2日 第6回国際不動産見本市「Gran Salon Inmobiliario」(ボゴタ)
9月29〜30日 国際化粧品展示会「Expo Cosmetica」(メキシコ市)
9月30日〜10月2日 第3回コロンビア投資見本市「EXPOINVERSION COLOMBIA」(ボゴタ)
9月中 グアテマラ大統領、国会議員、地方自治体選挙
中国北アジア課

 台湾半導体設備・材料見本市「SEMICON Taiwan」が9月7〜9日に台北で開催される。同分野で急速に成長する台湾企業をはじめ、日本を含む世界各国・地域から有力企業が出展する同見本市は今回で16回目。2010年の前回開催時には558社が出展し、来場者は約2万4,000人に達した。

 日韓経済人会議が9月28〜29日にソウルで開催される。日韓経済協会と韓日経済協会の共催。両国経済人が一堂に会して相互の理解と協力への認識を確かめ合う場として1969年から毎年1回開催されており、今回で43回目。

<9月>
9月1日 韓国通常国会開会
9月6〜8日 APEC森林担当相会合(北京)
9月7〜9日 アジア国際果実・野菜マーケティング展「Asia Fruit Logistica」(香港)
9月7〜9日 台湾半導体設備・材料見本市「SEMICON Taiwan」(台北)
9月7〜10日 第28回中国広州国際家具博覧会
9月7〜11日 香港貿易発展局香港ウォッチ&クロック・フェア2011(香港)
9月10〜12日 中国の中秋節休暇
9月11〜13日 韓国の旧盆
9月12日 台湾の中秋節
9月12〜13日 香港の中秋節休暇
9月15〜17日 第3回上海国際冷凍鮮度保持・コールドチェーン技術設備展覧会
9月27〜29日 2011北京第10回中国国際住宅産業博覧会
9月28〜29日 日韓経済人会議(ソウル)
9月29日〜10月2日 2011台北国際発明・技術交易展
9月30〜31日 日韓産業技術フェア(ソウル)
9月中 2011年第2回韓国・米国通商協議(ソウル)
9月中 第6回日中韓自由貿易協定(FTA)産官学共同研究(中国)
アジア大洋州課

 9月18〜22日、ブルネイでASEANエネルギー相会合が開催される。会合にはASEAN諸国に加え、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド、米国、ロシアの計18ヵ国が参加する。日本の震災を受けて、原子力エネルギーのあり方を議論する重要な場になる見込みだ。2010年の会合では、エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合を15%にすることなどの目標に合意しており、引き続き多角的なエネルギー政策を進めることの重要性が高まりそうだ。

 需要側でも省エネ意識の高まりに伴い、優れた環境・エネルギー技術に注目が集まっている。マレーシアでは、9月7〜10日に第2回国際環境保全技術とエコ製品展示会「IGEM」が開催される。同国が新成長戦略の中で掲げる環境・エネルギー技術の導入・普及に合わせた各国企業の製品開発も進んでおり、海外への販路拡大の機会として日本企業も多数参加する。

<9月>
9月6〜9日 第42回 大洋州地域フォーラム(ニュージーランド・オークランド)
9月7〜10日 第2回国際環境保全技術とエコ製品展示会「IGEM」(クアラルンプール)
9月8日 マレーシア中央銀行金融政策決定会合
9月15日 第3回インドインフラサミット(ニューデリー)
9月18〜22日 ASEANエネルギー相会合(ブルネイ)
9月19〜20日 世界女性経済フォーラム(クアラルンプール)
9月24日 ASEAN財務相非公式会合(米国・ワシントン)
9月29日 ASEAN外相と国連事務総長との会合(ニューヨーク)
9月中 パキスタン人口センサス・フェーズ2調査
9月中 インド・パキスタン商業相会合(ニューデリー)
9月中 インド・パキスタン核技術専門家会合(イスラマバード)

欧州ロシアCIS課

 ドイツの地方選挙がメクレンブルク・フォアポンメルン州(9月4日)とベルリン州(9月18日)で行われる。同時に行われるベルリン市長選に、緑の党のレナーテ・キュナスト氏が立候補した。脱・原発政策を掲げている同党は、日本の福島第1原子力発電所被災後、3月から5月にかけての4つの州選挙で得票率を大幅に伸ばした(2011年3月30日記事、2011年5月26日記事参照)。直近の世論調査では、メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU/CSU)の30%に次ぐ、28%の支持率を記録している。

 ノルウェーでは、選挙権の年齢を従来の18歳から16歳に引き下げる案があり、9月12日の地方選挙では、一部自治体で試行的に16歳以上に引き下げて投票を行う。7月の極右テロ後の最初の地方議会選挙だ。事件以降労働党支持率が2〜3ポイントほど上がる一方、ノルウェー国民党(極右)を含む「その他」支持は5%を割り込んだ。ただし、ノルウェーでは従来からほかの国に比べて極右への支持は低く、大きな影響はみられない。

 デンマークのラスムセン首相は8月26日、総選挙を9月15日に実施すると発表した。国会議員の任期は4年で、11年11月13日の任期切れを前に選挙日程が注目されていた。選挙の争点は、税制改革や早期退職者制度の見直しなど。景気が低迷する中、連立中道与党の人気は低迷しており、最近の世論調査では、野党連合が優勢だ。

 ラトビアで9月17日、国会の選挙(定数100議席、任期4年)が行われる。2010年10月に総選挙が実施されたばかりで、3年余りの任期を残しており、大幅な前倒し選挙になる。これは、有力財閥出身の国会議員の汚職疑惑に伴う捜索令状請求を国会が却下したことを不服とし、7月23日に国会解散を問う国民投票が行われ、賛成94.7%で可決されたことによる。

 9月29〜30日に、ワルシャワで第3回東方パートナーシップ首脳会議が開かれる。当初5月にハンガリーで開催を予定していたが、G8の日程と重なるという理由で延期されていた。高度で包括的な自由貿易協定(DCFTA)、エネルギーなどの分野別協力、ビザ問題などについて議論する予定だ。

<9月>
9月4日 ドイツのメクレンブルク・フォアポンメルン州選挙
9月8〜9日 「21世紀の食品と栄養」シンポジウム
9月9日 東方パートナーシップ経済相会議(ポーランドのクリニツァ・ズドルイ)
9月9日 セルビア・EUフォーラム(ベオグラード)
9月12日 ノルウェー地方選挙
9月15日 デンマーク議会選挙
9月15日 EU・南アフリカ共和国首脳会議(南ア・クルーガー国立公園)
9月17日 ラトビア議会選挙
9月18日 ドイツのベルリン州選挙
9月19〜23日 EU・ウクライナ自由貿易協定(FTA)交渉会合(ブリュッセル)
9月23日 新化学物質規則(REACH)登録に関するシンポジウム(ブリュッセル)
9月25〜27日 G20労働・雇用担当閣僚会合(パリ)
9月29〜30日 第3回東方パートナーシップ首脳会議(ワルシャワ)
9月中 欧州自由貿易連合(EFTA)・インドFTA交渉会合
欧州ロシアCIS課

 ロシア与党「統一ロシア」の第12回党大会が9月23〜24日、モスクワで開催される。党大会は12月に実施される下院選挙をにらんだもので、2009年11月以来2年ぶり。初日には「統一ロシア」の選挙に向けた国民プログラムが発表され、2日目には候補者リストが提案される。国民プログラムには、アルコール依存症対策、住宅問題の解消、住宅公共サービス料金の引き上げなどが盛り込まれる見込みで、今回の党大会の参加者は1万人を超えると予想されている。

 今回の下院選挙は前回07年12月の選挙と同様に、事実上「統一ロシア」の信任投票になるとみられるが、「統一ロシア」は支持率の低下に苦慮している。全ロシア世論調査センターの11年7月の調査によると、「統一ロシア」の支持率は46%と前年同月に比べ6ポイント低下。独立系世論調査会社のレバダセンターの調査結果も同様で、11年7月時点の支持率は54%と、10年10月に比べ8ポイント低下している。

 ロシアのヤロスラブリで9月7〜8日、第3回国際政策フォーラム2011が開催される。「多様性社会の時代における現代国家」をテーマに、民主主義国家の効率的な役割について議論する。フォーラムはメドベージェフ大統領のイニシアチブで行われ、10年の会議では同大統領が基調講演を行ったほか、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領やイタリアのベルルスコーニ首相が演説した。

 ロシア南部のソチで9月15〜18日、第10回国際投資フォーラム「Sochi 2011」が開催される。各国代表者が一堂に会し、地域の投資環境や観光投資の可能性について意見を交わす。フォーラム2日目にはプーチン首相が講演するほか、コザク副首相をパネリストに、「地域における投資発展の可能性と企業の効果的投資の実現に向けた働き掛け」について議論する予定。また、ネスレやマイクロソフトのロシア現地法人代表など世界的に有名な企業関係者が集まり、大型プロジェクトの締結も行われる。10年にはフォーラムの枠組みの中で、総額7,680億ルーブル(1ルーブル=約2.7円)、376件の案件が締結された。

 サハリン〜ハバロフスク〜ウラジオストク(SKV)天然ガスパイプラインが9月中に竣工する。総延長は1,800キロ、圧縮ステーションは14ヵ所で、輸送能力は年間300億立方メートル。12年のAPEC首脳会議に向け開催地のウラジオストク市と沿海地方の発電施設への天然ガス供給を主な目的とし、09年7月に建設が開始された。天然ガスの供給源はサハリン3プロジェクトが中心になる計画だが、プロジェクトの核のキリンスキー鉱区は現在地質探査中のため、当面はサハリン1、サハリン2で産出される天然ガスで補う。なお、新日本製鉄はSKVパイプラインの地殻変動の起こりやすい地域約20キロ向けに高変形能UO鋼管をガスプロムから2万トン受注している。

<9月>
9月2日 CIS外相会議(タジキスタン・ドゥシャンベ)
9月4〜5日 イラン大統領、タジキスタン訪問
9月6〜7日 第6回国際漁業会議(ウラジオストク)
9月6〜9日 第18回国際建材見本市「KazBuild」(カザフスタン・アルマトイ)
9月7〜8日 国際政策フォーラム2011(ロシア・ヤロスラブリ)
9月7〜9日 第8回国際医療機器見本市「Astana Zdorovie」(カザフスタン・アスタナ)
9月13〜15日 第17回国際健康器具見本市「BIHE」(アゼルバイジャン・バクー)
9月13〜16日 第20回国際食品見本市「World Food Moscow」(モスクワ)
9月15〜18日 第10回国際投資フォーラム「Sochi 2011」(ロシア・ソチ)

9月21日 第12回日本ロシア経済合同会議 (モスクワ)
9月21〜23日 第4回中央アジア鉄鋼・冶金・機械国際見本市「KazMet」(アルマトイ)
9月21〜23日 第17回中央アジア鉱山機械・採掘・選鉱国際見本市「MiningWorld Central Asia」(アルマトイ)
9月21〜23日 第8回国際建設機械・技術見本市「Kazcomak」(アルマトイ)
9月21〜23日 カザフスタン環境技術・サービス見本市「EcoTech」(アスタナ)
9月23〜24日 ロシア与党「統一ロシア」第12回党大会(モスクワ)
9月27〜30日 第14回国際食品サービス産業見本市「PIR」(モスクワ)
9月28〜30日 サンクトペテルブルク国際イノベーションフォーラム

9月28日〜10月1日 第15回国際工業フォーラム「Russian Industrialist」(サンクトペテルブルク)
9月29〜30日 ウクライナ大統領、ポーランド訪問
9月29〜30日 EU東方パートナーシップ首脳会議(ワルシャワ)
9月下旬 第3回日本ウクライナ経済合同会議(キエフ)
9月中 サハリン〜ハバロフスク〜ウラジオストク(SKV)天然ガスパイプライン竣工
9月中 ウクライナ大統領、トルクメニスタン訪問
9月中 カザフスタン大統領、ウクライナ訪問
9月中 モンテネグロ大統領、アゼルバイジャン訪問

中東アフリカ課

 イラクのエルビルで9月19〜22日、第4回建設・建設資材関連見本市「Project Iraq 2011」が開催される。イラクでは、建設関連の復興需要が高まっており、Project Iraq主催者によると、住宅、学校、病院などへの公共投資が、復興関連事業の勢いに拍車を掛けている。住宅は今後10年間で350万戸の新規建設が必要とされる。旺盛な需要を受け、建設部門は2010年には4.4%成長し、60億ドル規模になった。14年まで年率6.18%で成長すると見込まれているという。

 主催者によると、10年の出展者数は302社・団体(海外205、国内97)だった。来場者数は2万2,598人で、内訳はクルド地域からが60%、国内のその他の地域からが30%、レバント(シリア、ヨルダン、レバノンなど)5%、トルコ3%、イラン2%だった。

<9月>
9月11〜13日 飲食・ホテル・ホスピタリティー関連国際展示会(リヤド)
9月12〜14日 じゅうたん・床材見本市「DOMOTEX」(ドバイ)
9月13〜16日 第5回製パン産業関連国際展示会(テヘラン)
9月14〜17日 国際狩猟・馬術展示会「Abu Dhabi International Hunting & Equestrian Exhibition」(アブダビ)
9月15〜17日 紙・ボード・パッケージ産業展示会「Paper Middle East」(カイロ)
9月16〜19日 ファッション・繊維関連展示会(カイロ)
9月19〜22日 第4回建設・建設資材関連見本市「Project Iraq 2011」(イラク・エルビル)
9月19〜22日 エネルギー・電気関連見本市「Elenex Iraq」(エルビル)
9月19〜22日 農業・農業食品関連展示会(リヤド)
9月22日〜10月1日 ウエディング・美容関連展示会(クウェート)
9月24〜28日 自動車産業見本市「Automech Akhbar El Yom」(カイロ)
9月27〜29日 不動産投資開発見本市「Cityscape Global」(ドバイ)
9月28〜30日 イスラエルの新年祭「ローシュ・ハシャナー」
9月28日〜10月2日 「MIDDLE EAST FASHION FAIR 2011」(トルコ・ディヤルバクル)
9月29日〜10月2日 ウエディング関連見本市(イスタンブール)

中東アフリカ課

 ジェトロ、国連工業開発機関(UNIDO)、南アフリカ共和国のプレトリア大学ビジネススクール(GIBS)の共催で、9月14日にヨハネスブルクで「日・南アサプライヤーズ・デベロップメント・フォーラム」が開催される。南ア貿易産業省、南アフリカ・トヨタの代表者が同国の経済政策や同国内での供給体制構築に向けた取り組みについて講演するほか、UNIDOタイ事務所がタイでの成功事例を紹介する。パネルディスカッションでは日本企業が直面するローカリゼーションの課題について議論する。

 ザンビアで9月20日に大統領選挙と国民議会・地方議会選挙が予定されている。バンダ現大統領(複数政党制民主主義運動)は、ムワナワサ前大統領の死去を受けた2008年10月の大統領選挙で、愛国戦線のサタ党首を接戦で制して当選した。ザンビア経済は銅の生産で好調だが、農業、観光業、その他の産業を振興し、産業を多角化させることが経済の主要課題だ。

 9月27〜28日には、ヨハネスブルクで「南部アフリカ開発共同体(SADC)経済開発フォーラム2011」が開催される。SADCは南部アフリカ地域の経済成長・投資拡大のため、域内統合の促進を目指している。フォーラムでは、南アフリカ開発銀行、南アフリカ準備銀行、ツワネ工科大学などの代表者が、SADC諸国が抱える課題、地方政府の役割、官民連携の必要性、技術革新や農業主導の経済発展について、あらためて議論する。

<9月>
9月4日 中央アフリカ国民議会議員補欠選挙
9月5〜9日 第13回東アフリカ電力産業コンベンション(ウガンダ・カンパラ)
9月7〜9日 西アフリカ健康見本市(ナイジェリア・ラゴス)
9月14日 日・南アサプライヤーズ・デベロップメント・フォーラム(ヨハネスブルク)
9月19〜21日 アフリカ石炭エネルギー会議(ヨハネスブルク)
9月19〜22日 アフリカソーラーエネルギー会議(ヨハネスブルク)
9月19〜22日 第5回アフリカ・マイクロファイナンス・コンファレンス(エチオピア・アディスアベバ)
9月19〜23日 アフリカ水力発電会議(ヨハネスブルク)
9月20日 ザンビア大統領・国民議会・地方議会選挙
9月20〜21日 ナイジェリア電気通信見本市(ラゴス)
9月20〜22日 南アフリカ準備銀行金融政策委員会
9月20〜23日 アフリカ・エネルギー・ウィーク展示会(ガーナ・アクラ)
9月22〜24日 国際医療・薬学見本市(アクラ)
9月22〜24日 カサパパ(包装製品)展示会(アクラ)
9月24〜26日 第15回東アフリカ国際貿易展「EAITE」(タンザニア・ダルエスサラーム)
9月27〜28日 南部アフリカ開発共同体(SADC)経済開発フォーラム2011(ヨハネスブルク)
9月27〜30日 第6回インターネットガバナンスフォーラム「IGF」(ナイロビ)
9月中 国際観光・ホテル産業サロン「SITHO」(ブルキナファソ・ワガドゥグ)


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