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知って得する!
知らなきゃ損する話
《野芝と洋芝》

現在 JRA中央競馬全10場での芝の違いを証します

まず
野芝だけを使用しているのは
夏場の新潟と小倉
中央場所では
9月の中山と阪神

では 野芝の特徴ですが
洋芝に比べて匍匐(ほふく)茎を持つ事です

では 匍匐茎とは?
茎の側面から根や枝を出し 長く地を這ってから根を下ろし そこから芽を出す事
これを匍匐茎と言う

つまり 地面の中で広く根を伸ばし固い路面を作れるのです

要は 足元の踏ん張りの利くスピード優先な馬場になります
サラブレッドの馬体重は
500kgもあり 見た目の芝が荒れていたとしても 野芝ですと根が張ってますので踏ん張りは利きます
全然問題なくスピード優先になります

近年では 長い直線が売りの東京や新潟でも開催後半では見た目が荒れているように見えても 内ラチが伸びるケースを目にする事が多いと思います

これは 匍匐茎がしっかり根を張っているのが要因です

では 洋芝についてお話しましょう

現在 洋芝だけを使用しているのが
函館と札幌の2競馬場です

なぜ 北海道では洋芝なのか?

それは 野芝が成育しない事です

野芝の成育適温は25度以上の高温と湿度が必要となります

気温の低い北海道では
育成が難しいのです

では 洋芝と言っても
3種の芝を使用していますのでご説明します

野芝と同じように匍匐茎を持つのは種類ケンタッキーブルーグラスです

匍匐茎を持ちますが 野芝のような強さはありません

このケンタッキーブルーグラスと匍匐茎を持たないペレニアルライグラスとトールフェスクの3種を札幌競馬場では使用しています

函館ではケンタッキーブルーグラスとトールフェスクの2種です


根の張りがなく踏ん張りが利かないのが洋芝の特徴になります

そして さらに芝の下の路盤の違いも拍車をかけるのです

札幌や函館の路盤は砂です

芝がサラブレッドの蹄鉄で切れ根の張りがないとその下は砂になります

これが時計のかかる要因です


次にオーバーシードをご説明すると
東京競馬場は全開催オーバーシードで開催しています

では オーバーシードとは?

野芝の上に洋芝の種をまく事です

冬場は野芝が枯れ
枯れた色になりますね

緑の芝にしているのは洋芝です
見た目よくなります

野芝の根は残っておりますので基本的には安定した見た目の良い馬場を作り上げられます

冬場の中山や阪神もオーバーシードを使用しています

時計がかかるとすれば洋芝の長さが多少影響すると思いますが 基本的には 野芝の根が残っているかどうかにかかっています


以上
野芝と洋芝編でした
馬券作戦の参考にして下さい


パワフル競馬WINNER



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