RGM-79R(RMS-179)
ジムⅡ
GM-Ⅱ
頭頂高：18.1m
重量：40.5t
出力：1,518kw
推力：62,000kg
センサー有効半径：8,800m
装甲材質：チタン合金セラミック複合材
武装
ビームサーベル
ビームライフル
頭部60mmバルカン砲×2
シールド
ジムⅡは、一年戦争において地球連邦軍を勝利に導いたRGM-79ジムの発展型もしくは改修機である。
主武装を精度の低いビームスプレーガンから、RX-78ガンダムのものに匹敵するエネルギー充填型BR-S-85系ビームライフル(AEボウワ社製：出力1.9MW)に変更した。
また、サブセンサー設置や、コクピットに全天周囲モニターを採用するなどの近代化改修が行われている。
しかし、目を瞠る程の性能向上はなく、RGM-79ジムのマイナーチェンジ版の域を出ていない。
一年戦争時に量産された従来のジムをアップデートした機体には｢RGM-79R｣の型式番号が、RGM-79CRジム改高機動型を経てグリプス開発基地にて新規に製造された機体には新たに｢RMS-179｣の型式番号が振り当てられた。
ジムⅡには様々なカラーリングの機体が確認されている。
ティターンズ及び一般的な地球連邦軍で使用された機体は赤と白で塗装されていた。
ただし、ティターンズ所属機にはティターンズカラーと呼ばれる濃紺で塗られたジムⅡも確認されている。
また、地球連邦軍トリントン基地に配備されていた機体は紺とデザートピンクに塗装されていた。
反地球連邦組織エゥーゴで使用された機体は緑と白に塗装されており、シールドの十字マークは赤で塗りつぶされている。
他にも紺と緑で塗装されたエゥーゴ所属機も存在していた。
本機は、カタログスペック上は装甲を除いてRX-78ガンダムを上回るものの、大量投入された宇宙世紀0087年のグリプス戦役開戦時には既に旧式化しており、次々と繰り出された当時の新型機の前に苦戦を強いられている。
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