MS-13
ガッシャ
GATSHA

全高:15.1m
重量:89.7t
出力:1,076kw
推力:42,900kg
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:ダル

武装
4連装ミサイル・ポッド×2
コンバット・ネイル×2
特殊ハンマー・ガン(山越えハンマー)

ガッシャは、ジオン公国軍のペズン計画において、MSM-07ズゴックをベースに開発された突撃用試作型MS。
主に宇宙戦を想定して開発されており、MS-09RリックドムやMS-10ペズンドワッジなどによる後方支援を受けながら、腕部先端のコンバット・ネイルを用いて近接戦を行う強襲・格闘型の機体である。
モビルアーマー並みの装甲と加速性能を誇り、ズゴック譲りの格闘性能で近接・格闘・離脱を繰り返す運用方法が考えられていた。
しかし、当時のジオン公国軍には多数のMSを量産する力はなく、その汎用性の無さや他機種との互換性の低さがネックとなり、正式採用されることはなかったといわれている。
固定武装として両肩部に開閉式4連ミサイル・ポッドを装備しており、ビーム兵器は搭載していない。
また、携行武装として特殊ハンマー・ガンを装備しており、この武装は標的に対して直線的に射出するだけでなく、山なりに打ち出すことも出来た。
これによって、障害物の向こう側にいる標的への攻撃も可能であり、その運用法から俗に山越えハンマーとも呼ばれている。
この武装や、地球連邦軍のRX-78-2ガンダムが持つガンダムハンマー等の質量兵器は、コントロールの難しさはあるものの、エネルギー切れの心配が無く、無重力空間においては敵機に与えるダメージも深刻な高威力兵器であった。

一年戦争末期、小惑星ペズンにおいて数機のガッシャが試作されたことは確認されているが、運用記録はほとんど発見されていない。
未確認情報ではあるが、ジオン公国軍の月面グラナダ基地にて、勇将ダルと呼ばれる人物がガッシャに搭乗したという噂がある。
彼は2機の宇宙戦用グフを率い、どこから飛んでくるか分からない山越えハンマーにより、地球連邦軍のMS部隊を苦しめたという。
しかし、グラナダ基地にガッシャが配備されたという正式な記録は発見されておらず、また、噂の中に出てくる宇宙戦用のグフが存在したという確かな記録も発見されていない。
更に、勇将ダルという人物についての情報も得られていないことから、この噂が事実である可能性は低いと思われる。
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