RGC-80
ジムキャノン
GM CANNON

頭頂高:18.0m
装甲材質:チタン系合金
主な搭乗者:リド・ウォルフ

武装
肩部240mmロケット砲
頭部60mmバルカン砲×2
ビームスプレーガン
バルザック式380mmロケットバズーカ
ハイパーバズーカ
XBR-L系ビームライフル

ジムキャノンは、地球連邦軍の中距離支援用量産型MSで、一年戦争時にガンキャノンの簡易量産型として開発された。
名称と外観からRGM-79ジムのバリエーション機と位置づけられる事も多いが、ガンキャノンの量産化プランと、ジムを開発したガンダムの量産化プランは最初から別の計画である。
本来はガンキャノンの設計に若干の手直しを加える程度で量産する予定だったが、戦時下の状況を考慮し、先行していたジムの生産ラインを流用する形で設計を変更。
試行錯誤を重ね、このような簡易量産型ともいえる形態になった。
ジムとの部品共有度は60%で、右肩部にガンキャノンと同口径の高初速型ロケット砲が1門取り付けられ、脚部に左右分割方式の増加装甲を取り付けることで、地上戦での安定性を保っている。
ジャブロー工廠にて48機が生産され、全機が実戦参加したという。
内訳はティアンム中将およびレビル大将の宇宙艦隊に14機、北米戦線に6機、アフリカ戦線に19機、残りの9機はジャブロー防衛用に残されたと記録されている。
後にジャブロー防衛用のうち3機がオーストラリア戦線のホワイトディンゴ隊に配備された。

一年戦争中、特筆すべき戦果を挙げたのは北米戦線配備機で、RGM-79ジムとの混成部隊を成し、キャリフォルニアベース奪還作戦を成功させている。
アフリカ戦線配備機の多くはサンドカラーに塗装されていたが、エースパイロット「踊る黒い死神」ことリド・ウォルフ少佐の乗機は黒いパーソナルカラーで塗装されていた。
だが、彼が本格的なMSパイロットとして頭角を著すのは、本機からRX-77Dガンキャノン量産型に乗り継いだ後である。
宇宙では第2連合艦隊所属の「不死身の第4小隊」に配備された機体などが有名であった。
戦後には、何らかの経緯を経て地球連邦軍に編入された元ジオン公国軍「キラービー隊」に、コクピットをリニアシート方式に換装するなどの改修を受けた機体が配備され、ジャブロー防衛の任に就いている。
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