MSN-01(MS-06Z)
サイコミュ高機動試験型ザク
PSYCOMMU SYSTEM ZAKU HIGH MOBILITY TYPE

頭頂高:17.2m
重量:65.4t

武装
有線式5連装メガ粒子砲×2

サイコミュ高機動試験型ザクは、ジオン公国軍の試作型ニュータイプ専用モビルスーツで、「サイコミュシステム高機動試験機」とも呼ばれていた。
ニュータイプ用モビルスーツの型式番号「MSN」を初めて付けられた機体でもある。
MS-06Zサイコミュ試験型ザクではMAのような高速、高機動時のサイコミュ運用試験ができなかったため、宇宙世紀0079年11月8日のコレヒドールD4実験宙域での試験中に連邦哨戒部隊と接触し、大破したMS-06Zの2号機を急遽、高機動型に改修した。
両脚部分を大推力の熱核ロケットエンジン2基に変更し、高速運用時におけるサイコミュ試験、両腕の有線式メガ粒子砲の動作試験などを行えるようにしている。
急遽行われた改造のため、推進装置の燃料積載量までは考慮されておらず、高い機動性能とひきかえに稼働時間が極端に短かった。
本機は試験機であったため、稼働時間の短さは特に問題にはならなかったが、後に本機の試験データを元に開発されたMSN-02ジオングは、稼働時間の短さを改善するために新たに設計しなおされている。

本機の塗装は各所に赤色のラインが施された白系統だが、宇宙世紀0079年12月、地球連邦軍が占拠して間もない宇宙要塞ソロモン(コンペイトウ)を、青紫色に塗装されたサイコミュ高機動試験型ザクが襲撃していたという目撃情報がある。
しかし、本機のカラーリングが白から青紫に変更されたという記録や、宇宙要塞ソロモンへの出撃記録は発見されていない。
試験を終えた本機は、MS-06Zサイコミュ試験型ザク1号機および3号機と共に、ア・バオア・クー攻防戦に投入されたと記録されている。
ア・バオア・クー戦において、MS-06Zのパイロットの一人であったヤハギ・フランジバックの生還は確認されているが、本機のその後は明らかにされていない。
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