EMS-05
アッグ
AGG

頭頂高:15.6m
重量:69.4t
主な搭乗者:ウィル・ラバン

武装
削岩用ドリル
レーザートーチ
肩部カッター
4連装ミサイルランチャー(オプション)

アッグは、地球連邦軍本部ジャブローを攻略するために、ジオン公国軍が開発した試作型MS。
南米の天然鍾乳洞を利用して、固い岩盤に守られているジャブローを、地上から掘削して侵攻する為に、胴部にレーザートーチ、両肩部にカッター、両腕部分にドリルを装備している。
掘削の際には、ホバーで浮上しながらバックパックと脚部後ろのスラスターの大推力で掘削装備を前面に力押しするような形で作業を行う。
水中での運用は考慮されておらず、脚部のホバークラフトユニットを利用して水上を滑走する。
本機は基本的には作業用の機体であり戦闘用では無いが、オプションとして頭部及び腕部に4連装ミサイルランチャーを装備することもできた。
4連装ミサイルランチャーに換装したアッグが、アフリカ戦線のキラービー隊等に配備され、実戦に投入されたという未確認情報もある。

アッグはジャブロー攻略用に開発されていたMSだが、本機が投入される前にジオン公国突撃機動軍戦略海洋諜報部隊「マッドアングラー隊」がジャブローの進入路を発見、攻略作戦が発動された。
同作戦は失敗に終わった上、その後主戦場が宇宙に移ったため、結果として本機はジャブロー攻略には用いられなかったという。
しかし、ウィル・ラバン曹長が本機に搭乗してジャブロー攻略に臨み、攻略戦から2日後、厚い岩盤にドリルがオーバーヒートを起こして頓挫していたところを、地球連邦軍に発見・救助されたという噂もある。
また、北米エルスワーズ連邦軍基地で行われたキャリフォルニアベース出征式典を急襲したジオン工作部隊の中に、数機のアッグが参加していた。
ジオン工作部隊のアッグは、防備の手薄な基地地下から掘削して侵攻路の確保に成功し、更に作業用ながら敵MSを撃破するなどの活躍もみせたが、基地防衛にあたっていた地球連邦軍教導団ネメシスによって壊滅させられている。
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