YMS-16M
ザメル
XAMEL

全高:27.0m
全備重量:121.5t
出力:1,080kw
推力:6,1800kg
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:ボブ

武装
680mmカノン砲
8連装ミサイルランチャー
20mmバルカン砲

ザメルは、ジオン公国軍が開発した長距離支援用の重モビルスーツ。
MS-09ドムに採用されていた熱核ジェットエンジンを採用しており、地上での最高速度は220km/hに達するなど、鈍重な外見に似合わず非常に機動性が高い。
この機体の最大の特徴とも言える主武装の680mmカノン砲は、ジオン公国残党軍「デラーズ・フリート」が地球連邦軍のトリントン基地を攻撃した際、基地司令部を一撃で破壊したことからもわかるように、絶大な威力を誇る。
ザメルはこのカノン砲を運用するため、前方に操縦士、後方に射撃手が搭乗する複座機となっているが、操縦系の切り替えにより1人での運用も可能であった。
また、通常時のカノン砲は背部に2つに折りたたまれており、砲撃時に組み上げられて使用する。
近距離戦用の武装は、肩部ミサイルランチャーとバルカン砲のみであり、近距離戦は苦手とされているが、設計上はビームサーベルの装備も可能であった。
しかし、実際にはビームサーベルを使用したザメルの記録は存在しておらず、開発・製造の段階で何らかの理由により装備不可になった可能性も高い。

本機は一年戦争末期に生まれた試作機であり、生産数、実戦参加の有無、戦果など不明な点が多い。
ジオン公国残党軍「デラーズ・フリート」は、一年戦争終戦から3年後の宇宙世紀0083年、この機体を地球連邦軍トリントン基地の襲撃に投入しており、同基地に多大な被害を与えたが、その後の戦闘で撃破された。
また、一年戦争開戦以前に開発されていた試作モビルタンクYMT-05ヒルドルブは、重砲撃を主眼に置いた運用思想やモノアイ周囲のデザインに共通点が見られ、本機の開発系譜に関与していたことが伺える。
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