──あぁ、構わない。
もとより逆賊として聖域から追われる身 生命の禁忌を犯し、大罪人となることなど 何を恐れることがあるだろう……。 我々、聖闘士は、ただ一人の女神を守るために── ただそれだけのために、存在するのだから ……天使よ、わたしに息吹を 女神を守るために、ただひとときの命を── (side:long dream) ─Empireo─ ─Hemisphere─
(side:short dream) ──それを望んだのは まさしく彼自身、 そして、その願いを 聞き入れたのは 他の誰でもなく、 告命の天使たる私。 そう……私もまた、 彼と同じように、 禁忌を犯した 大罪人として、 この地上に 繋がれましょう── |