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児童養護施設と聞いて、皆さんはどの様な事を連想するのだろうか。

ここでは、今現在私が入所して居るある児童養護施設について書こうと思って居る。
何故この様な物を書くまでに至ったかと言うと、児童養護施設について1人でも多くの方に知って欲しかったからだ。

誤解や偏見の無い様に‥




児童50名。
職員22名。

私の居る施設はこの77名で成り立って居る。
私の施設は児童の定員が50人だが、それは施設によって異なる。
だが、どこの施設でも定員ぎりぎりなのが現状だ。

入所して来る児童は、大体2歳から18歳までの男女。
理由はもちろんそれぞれ違う。

家庭内暴力、虐待、両親の死・又は病気、非行、経済的な理由など‥

1人1人が抱えてくる問題や苦悩などは到底書ききれない。

計り知れない。

そして共に生活して行く。

温かい職員達に保護されながら。

いろいろな児童が居る様に、指導員や保育士にもいろいろな人が居る。

当り前の事だ。

でも、皆愛を持って接してくれて居る。
でなきゃこの仕事は続けられないだろう。

そりゃ喧嘩もある。
でも意見を言い合うのは大切な事だし、感情をぶつけ合える事は良い事だ。
なんだかんだ言っても先生達は子供達を愛してる。

でも問題点はまだ沢山ある。
職員が少ない為に児童の1人1人と深く関われない事。
児童の大人に対する偏見の解消。
指導員の指導の方向性が1つに定まって居ない事。


ある保育士の先生は言っていた。

『子供達にとっての帰る家であって欲しい。』
と。

ある指導員は言った。

『児童の数に対して指導員の数が少なくて1人1人に対して充分に対応出来なくてごめん。』
と。

先生達が望んで居るのは、里親制度の充分な充実。
施設は悪魔でも一時的な保護所であって、子供達が里親を選べる時代が来れば‥

私は願う。
大好きな、大切な皆の幸せな明日を‥。
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あきゅろす。
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