野里の渡し【柏済（かしわのわたり）・野里済（のざとのわたり）】
1701年（元禄14年）刊行の「摂陽郡談」には
【野里済 西成郡浦江村（現在の大淀）より海老江新家（現在の花川）に出て野里村尼崎道の済（わたり）なり】
と紹介されています。
また1796年(寛政8年)〜1798年(寛政10年)年に刊行の「摂津名所図会」には
仁徳天皇の皇后であった磐之媛【いわのひめ】が自分の留守中に天皇が新しく妃を迎えた事に怒って
御綱葉【みつながしわ】を海に捨ててしまった場所が”柏のわたし”で
「今の野里のわたしをいふ」と紹介されています。
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