※若干古泉が病んでます。
↓
絶望も欲望も何もかも全て、貴方に押しつけたら…一体どうなるんでしょうね?
【欲に染まる】
連日の神人退治に心身ともに疲弊して、どうしようもなく苛立つ日々が続いていた。
そんな頃からだったか、神に好かれている事に気付きもしない彼が嫌いだと、そう思っていた貴方にキスしたいとか…思い始めた僕の狂った脳内…
自分自身の思考回路が理解できなくなる。だけど無駄に悩むのも正直疲れるだけだったから…キス、してみることにしたんです。
貴方は嫌がって、抵抗して…そうされればされるだけ何故か僕は興奮して。掴んでいた彼の手首に更に力を入れて拘束した。
「おい古泉っ!!やめ、ふざけっ…!!!」
「もっと抵抗してくださって構いませんよ。そうされればされるだけ、僕はひどく興奮を覚える。」
「このっ、へん、たいっ!!!」
「えぇ、変態ですね。そうさせたのは、貴方だ。」
無理やり口づければ必死に彼は抵抗して、牙を向ける…そんな事したって仕方がないというのに。
昂った欲望だけが僕を包んで…好きとか、嫌いとか、そんな事よりも…もっと…何かが違っていて…
そう…貴方を僕のモノにしたい…
僕だけを受け入れて…僕の香りをまとって…僕だけに感じればいい…
だから…
「っ…こいずみっ…」
もっと僕だけの名前を呼んで下さい。視界に入るのは僕だけでいい。
僕の脳内は既に考えることを止めている。故に感じるのは欲求不満しかなく、くだらない独占欲にしがみついて彼を乱暴に組み敷いた。
それで心が満たされるならそれでいい。
もう、貴方と出逢った時から手遅れなのでしょう。
この脳内は既に末期なんです。
治せるのは貴方だけ。
どうか、もっともっと僕を満たして下さい。
昂った欲望は止どまる事なく溢れだす。
そうやって泣いて…嫌がって…暴れて…感じて…どんどん僕は貴方という深みにハマって。
そして、狂っていくんです…。
もう逃げ出す事もココから抜け出す事も、出来ないのですよ。
だって僕は既に欲に染まっているのだから…。
END
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何が良くて、何がいけないのか。
そんな事すら考えられなくなるくらい疲れて世界や神や自分に絶望して自棄になる古泉が書きたかったのです。
古泉はキョンに対して好意をもっているのにまだ気づいてない感じで。
病み古泉、たまに書くと楽しいですねwwwお粗末さまでした。
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