FA-78-2
ヘビーガンダム2号機
HEAVY GUNDAM UNIT 2
全高：18.4m
重量：52.2t
装甲材質：ルナ･チタニウム合金
武装
ビームサーベル
肩部ビームキャノン
フレーム･ランチャー
展開式シールド
ヘビーガンダムは、RX-78ガンダム以降の｢FSWS計画｣に基づく新型MS生産計画によって企画された試作MSの一つで、FA-78-1フルアーマーガンダムの開発系譜に属するが、機体の上から増加装甲を取り付けるのではなく、機体そのものの装甲を重厚にすることで耐久性の向上を目指した機体である。
RX-78-2ガンダムのようなコア･ブロック･システムを持たないかわりに、コクピット周辺装甲が特に強化されており、腹部コクピット部分は胸のダクト形状を変更するほどの大きな球状の装甲に覆われていた。
ジオン公国軍の新型MS開発計画とされる｢ペズン計画｣を調査するために編成された連邦軍特務部隊の隊長であるデン･バザーク大佐がヘビーガンダムに搭乗することが予定されていたが、宇宙世紀0079年11月末にヘビーガンダムの開発計画は中止。
その後、一年戦争終戦から1年後に開発計画が再開され、半年後に全規模開発機が3機完成した。
ヘビーガンダムの頭部センサーは、RX-78ガンダムに採用されているデュアルセンサーではなく、ガンキャノン等と同じバイザー状となっている。
また、増えた自重に対処するため、両足には増加スラスターが追加された。
専用武装として、ガトリング砲とミサイルランチャーが一体化した大型携行兵器｢フレーム･ランチャー｣が用意されており、右肩には固定武装として大型のビームキャノンを装備している。
更に、ヘビーガンダム2号機は特徴的な展開式のシールドを左腕に装備していた。
宇宙世紀0081年の7月から8月頃に性能テストが行われており、3機中の1機は大気圏突入テストで損失し、残り2機は実験部隊でデータ収集用に短期運用されたと記録されている。
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