RX-80PR
ペイルライダー
PALE RIDER

頭頂高:18.0m
重量:43.7t
全備重量:56.8t
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
主な搭乗者:クロエ・クローチェ

武装
90mmマシンガン
ハイパー・ビームライフル
ビームサーベル
頭部バルカン砲×2
ビームガン×2
ロケットランチャー
180mmキャノン
ジャイアント・ガトリング
シールド
HADESシステム

ペイルライダーは、一年戦争時にオーガスタ研究所で極秘裏に研究及び開発が進められていた地球連邦軍の試作型モビルスーツ。
RGM-79ジムの量産化が一段落した連邦軍は、一年戦争終結後を見据え、次なる構想を織り込んだ次世代機の開発計画を推進した。
本機もその開発計画に含まれる機体として、コストを度外視した当時の最新鋭の技術が盛り込まれている。
本機と同じくオーガスタ基地で開発されたRX-78-4ガンダム4号機及びRX-78-5ガンダム5号機が装備するハイパー・ビームライフルや、ガンダム5号機専用の特殊重兵装ジャイント・ガトリングをオプションとして備えているなど、武装面でも当時の最新技術が投入されていた。
ベース機にはRGM-79SPジム・スナイパーUが使用されており、本機の形状もベース機を踏襲した細身のフォルムとなっている。
頭部カメラは、FA-78-2ヘビーガンダムのようにガンダム系のツインアイがバイザーで覆われる形になっていた。
本機の最大の特徴は、一時的に機体の反応性能を最大限に引き出すことが可能な「HADES(ハデス)システム」が搭載されている点で、このシステムは、かつてRX-79BDブルーディスティニーに搭載されていた「EXAMシステム」をベースにしている。
オーガスタ研究所のスタッフは、HADESシステムのために非人道的な研究を進めていたといわれており、ペイルライダーの搭乗者にはHADESの反応性に追従するため人工的な身体強化を施し、強制的に神経伝達の向上を促していたという。
更に、機体を操るためだけの生体ベースとしてパイロットを利用するため、搭乗者には思考を鈍らせる投薬が行われた。
このような人権を無視した強化に被験者が耐えられるはずもなく、パイロットは徐々に記憶障害に苛まれ、長くは生きられない体になったといわれている。
この非人道的な研究は、一年戦争後にも続けられ、後に多くの「強化人間」を生み出すこととなった。

極秘裏に開発されたペイルライダーは、一年戦争最後の総力戦となったア・バオア・クー攻防戦に投入された。
戦場において、ヴィンセント・グライスナーを隊長とするジオン公国突撃機動軍のエース部隊「マルコシアス隊」と交戦し、マルコシアス隊の決死の連携攻撃によりペイルライダーは活動停止に追い込まれる。
しかし、同時にマルコシアス隊もペイルライダーの攻撃により壊滅状態となってしまった。
その後、生き残ったマルコシアス隊隊長ヴィンセントは、機能を停止したペイルライダーに接触。
彼が見たものは、未だ幼さが残る一人の少女であった。
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