☆インコを手乗りにするには☆
インコを手乗りにするには、『ヒナの頃から挿し餌をして育てる』というのが定説です。
勿論それはその通りなのですが、では雛の時から育てないと手乗りにはならないのか、というと、そうでもありません。
現にうちのおーちゃんも、家に来た時は既に飛べるぐらい羽根も生え揃い、挿し餌も卒業した、いわゆる『中雛』というやつでした。彼は今でこそ手乗りですが、最初は籠に人が手を伸ばしただけで逃げていく荒鳥でした。
では、こんな状態のインコとどの様に仲良くなれば良いのか。
重要なポイントは2つです。
◎たくさん話しかける。
おそらく、インコと仲良くなるのに一番重要な事はこれだと思います。
餌や水の交換、小屋掃除などの世話をする時に声をかけるのは勿論、とにかく暇さえあれば側に行って話しかけて下さい。
インコが気に入った相手に寄り添って、ブツブツと何事か呟いてる姿を見た事はありませんか？
要はあれと同じ事をするわけです。
勿論、インコに人間の言葉は分かりませんが、優しく話しかける事によって、こちらが好意や、仲良くなりたい、という気持ちは伝わります。
◎徐々に距離を縮める。
人に馴れていないインコは人に対して警戒心を抱いています。人を恐がってるインコを無理に触ったり、籠から出す為に籠に手を突っ込んて追いかけ回してはいけません。
インコが警戒心を解くまでは、先ほど述べた様に根気よく話しかけ、やがて警戒心を解き、インコに向かって手を伸ばしても恐がらなくなるまで、触るのは我慢しましょう。
人の手を恐がらなくなり、触らせてくれる様になったら籠から出して一緒に遊びましょう。
籠から出す際も、無理に掴んで出したりせず、扉を開けてインコ自ら出て来るまで待ちましょう。（放鳥の際は必ず家中の窓を閉めましょう！）
インコとの付き合いは時に、根気と忍耐を要します。焦らずゆっくり仲良くなりましょう。
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