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この度
私、長谷川ガルは一身上の都合により、
C.o.Aの一員として活動し続けていくことが非常に困難な状況になってしまいました。

今まで私は、生活の主軸をC.o.Aに置いてきました。
何をするにもC.o.Aを中心に考え行動し、
日々ギターを弾いてまいりました。

しかしながら、
私にはC.o.Aの長谷川ガルとしての活動よりも優先すべき事柄ができてしまいました。

志半ばにして、バンドを去ることを
メンバー一人一人、
今まで支えてくれたお客様方、
スタッフ、
関係者様方には
大変申し訳なく思っております。

またお別れのライヴをすることなく去らねばならぬことを
どうか
お許しいただけますようお願い致します。

私自身、
それが苦渋の選択であったこと
どうかご理解の程を。

と、まぁ堅苦しいのはこの辺にしといて…



思い返せば2008年11月。
「一緒にバンドやりたいんだ!」

当時フラついていた俺をこう誘ってくれたのは佑だった。

君がいなければ、俺がここにいることは無かっただろう。

あんなに頼りなかった佑がこんなにも今は頼もしい。
これからも成長し続ける佑を傍で見ていられないと思うと寂しい限りだよ。


2008年12月。

「アンタと一緒じゃなきゃイヤなんだ!
俺と一緒にギターでハモろうぜ!」

当時、ポップなロックバンドをやっていた陽介に俺はそういい放ち
何度もそのバンドから引き抜こうとした。

今までの俺の人生で打ったメールの中でも一番の長文で彼を口説いた。

かつて別々のバンドで
何度も対バンしたことがあった陽介を、
ツインギターの相方にどうしても欲しかった。
ベストパートナーだと悟っていた。

人としてもギタリストとしても俺は陽さんを尊敬してたよ。
ああ、これからもずーっとさ。


2008年12月。

「新しいバンドを始めます!
ギター、弾いてくれませんか?」

佑に連れて行かれた場所で幸介は俺にこう言ったのだった。

それから今日まで
何度となく、お互いの意見を食い違わせて言い合って来たことか…(笑)

でもな、これだけは正直に言っとくよ。

俺がこのバンドのオーディエンスだったら、
間違いなく幸介が一番カッコイイと思うだろうね。
だって
幸介は俺の大好きな変態アーティストだからな(笑)!



20XX年X月。

「メタルじゃなくて、
いい加減にヴィジュアル系やって下さい!」

まつりは
何時何時もこう俺に言い放ったのだった(笑)

まっつんの求めてる『ガル』じゃなくてごめんね。

ライヴ中、振り返ると楽しげにドラムを叩くまっつん。
その笑顔に何度助けられたかわからないよ。

君がいたから、俺はギターを弾き倒した。

俺に
「メタルなギターを、出来うる限りの速弾きをしろ!」

いつもドラムのプレイでそう訴えたのは

他でもない、
まっつんだぞ (笑)!?



そして

今日まで
俺がC.o.Aのギタリストでいられたのは
応援してくれた人達がいてくれたから。
今までライヴに足を運んでくれたみんな、
本当にありがとう。

今までに俺がもらった手紙は全部保管してある。このバンド以前のものも含めて全て。

俺はこれからしばらくバンドをやるこができないだろう。
もしかしたら、もう一生バンドは出来ないかもしれない。

これから先の人生、
くじけそうになったり辛いことがあったなら、
今までみんなにもらった手紙を読み返すだろう。
今まで本当にありがとう。

それから…
しばらくして落ち着いたならブログも書こうと思ってる。

まぁブログはやめるつもりないから、たまにでいい
チェックしてやってくれよな!


あと
もしも、街で俺を見かけたなら気軽に声でも罵声でも浴びせてやってくれ(笑)

諸君が
黒髪でピアスを全て外した俺様に気付くことが出来たら、
の話だがな!

まぁ、ダラダラと超長文になっちまったけど、

要は何が言いたいか?

だろ?

要はな
俺は、
バンドができない状況になっても、
ギターは弾き続ける。

何があってもそれだけはやめられねーよなぁ…

ってことだよ。

生涯ギタリスト!


最後に
これからもC.o.Aをよろしく頼むな。

バイバイ☆


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