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■ナスユラのはじまり

昔々、「せいころ」は、地元にできた「Howlin'Bar」でバイトをしていた。
そしてHowlin'Barのオーナー「つるさん」と「電気ハウリン」というバンドを組んだ。

時を経て1999年、塚本にやってきた「いなJ」は、Howlin'Barのドアをくぐることになる。
そして「つるさん」と「電気ハウリン」の跡継ぎでもある「ぶたねこニャンブー」というバンドを組んだ。

このころ、時々顔を合わせていた二人だが、特別親密になることもなく時が経つ。

そして2007年、運命のHowlin'Barで奇跡の再会を果たす!
久しぶりに一緒に呑んだ二人は、意気投合し夜な夜な呑み屋へ繰り出す相棒となる。

同じ年の夏、いつものようにHowlin'Barでだらだらしていた二人の横に、十代の女子3人がやってきた。
彼女たちは、バンドを始めたばかりで、しかもオリジナルをやるのだと、とても楽しそうに話している。
話の流れで、彼女たちの演奏を見ることになった私たち。
…思ったことは同じだった。

「ごっつ羨ましい…」

その瞬間、二人がバンドを組むことが決まった。
あくる日「いなJ」は「せいころ」にメールを送っている。
「曲ができました。」
それを皮切りに、「いなJ」のバイト先「キャンバー」で、朝方まで二人で曲を作り作り作りまくる日々が始まる。

ちょうどその頃、「りょうころ」はパーちゃんと朝のお散歩をしていた。
「りょうころ」は「せいころ」の古くからの友達で、かつては一緒にバンドも組んでいた。
なんかもっと面白くしたいという理由で「一緒にやろー」と声をかけると、快諾。

その時にはすでにレコーディングをしようという話にもなっていたし、
すぐにHowlin'Barでのレコ発ライブのスケジュールも決定した。
ここから機械との格闘、時間との格闘、体力との格闘に苦戦することとなる。

このままではどう考えても無理だと思った「いなJ」は、
「ぶたねこニャンブー」のCD作りでお世話になった「うえきング」に応援を依頼する。
「うえきング」はにっこり笑って全力で取り組んだ。
誰よりも。

その甲斐あってレコーディング、初ライブと成功をおさめることができた。
「うえきング」の凄さにおののいた私たちは「メンバーに入っちゃえば?」と話を持ちかけると、快諾。
塚本祭にも参戦し、今も4人で楽しんでいる。

[ナスユラです]


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