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僕の印を押したげる。



 

この間の修行で、俺はナルトを殴った。まだ一人前に筋肉をまとえていない、あの体をだ。
ナルトの首に、柔拳でつけた傷が今も残っている。だんだんと薄くなってきてはいるが、それは確かにナルトにあるのだ。
俺は頭がおかしいのかもしれない。あるいは精神が病んでいるか、いずれにせよどちらかだ。
ナルトの首に痛々しく残る傷が、自分のつけたモノだと思うと、ものすごく興奮する。まるでナルトに自分の印鑑でも押して自分だけのモノにしたかのようだ。


サスケでも、
他の誰でもなく、


あの首筋に見えるあの痛々しい傷は、俺からの贈り物。







end




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