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或る白い喪失と僕
他人が幸せに見えたあの頃
君の白さを妬み
己の醜さを呪った
一点の汚点もない
お綺麗な存在
僕と正反対の芸術品
あまりに見事だから
傷つかないと思っていた
君が人間である事を忘れ
その脆さと孤独に気づかず
守れなかったんだ
僕よりも
幼かった君の事
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