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PC達の武器庫




────ラゼット

・機関剣ラスカノス
柄の上部、幅広な刀身との繋ぎ目部位に小型プレス機を改造した機関部を持つ全長1.5mもの改造片刃長剣。本来は普通の幅広の両刃長剣であったが、旅の途中で大きく損傷させられた後、クヴェールへと足を運んだ際に改修したもの。最大の特徴として刃の及ばぬ峰を跨ぐ様に取り付けられたレバーを引き機関部を解放、機関内部へと直径10cm程の属性球を一つ装填する事が出来、柄に取り付けられた引き金を引く事で強力な衝撃と共に機関内部にて属性球を粉砕し高速圧縮、その力を刀身内部へと叩き付け刀身へと行き渡らせ出力を保ったままの魔法を刃へ短時間宿す事が可能。柄には高級な盾に用いられる様な魔力絶縁が施されているが属性球に込められた魔力の大きさによっては自らにすら影響を及ぼす事も。砕いた属性球の欠片を排出する排片口は箱の前部に付いている。改造した影響か改造した者の腕が悪かったのか、刀身には皹が入っており耐久度に不安を残す。属性球が無ければただの少し重い剣である事には違いない。物理的エネルギーを魔法エネルギーへと変換する剣故に機関剣と付けられている。

・ラスティエッジ
武装していない者を一閃の元に斬り分ける事を最大の快楽とした無差別猟奇殺人鬼、バンベルグの用いた呪われし全長1.4mもの大型の鉈刀であり、異名の元となった業物。その広い刃は尋常ではない切断性能を秘めているが、刀身が約1分程で酸化し錆に覆われる合金媒体の呪いに掛けられており恐ろしい程の勢いで切れ味が落ちてくる為、引き抜いた後の一閃のみが最大の切断性能を誇る。特殊な高額還元剤の溶液の満たされた、取っ手と蓋付きの特注鞘に収め30分程置くと刀身が元に戻るがその際ガス抜き弁から有害物質を発生させる上に高熱を発する為鞘へは近付かない事が無難であり投げ捨てる必要性もある。鞘には高熱で爛れた黒黄の縞テープ、異国の国の言葉で"危険・毒物注意"の文字、赤黄三角に黒髑髏のエンブレムが貼り付けられている。錆び切った刃はある意味で鋸じみて危険でもある。後腰に装備。

・踊し旋風のリピルアス
円形鍔と湾曲した護拳に施された儀礼宝石装飾と彫刻細工が美しい全長1.3mの両刃銀細剣。レイピアとサーベルの間の子の様な性質を持ち、良くしなり基本とする突きのみでなく鋭利な刃にて斬撃をも可能とする。剣身が非常に軽く両刃である為高速の斬り返しや他の剣には見られぬ様な変則的な攻撃が可能。遠い国の上級女騎士にして自国ウルリアの王の側近の殆どを殺した事で反逆罪の罪を被せられた銀舞姫アリーヤの愛用した特注剣でもある。筒の様に細い鞘にも龍の細かい装飾が刻まれ小さな宝珠が埋め込まれ、芸術的価値も高い。受け流しに向かず防御性能が無いのが難点。左腰に装備。

・滴らす者ギルベルタ
全長1.8m、リカッソを含めた剣身長1.5mもの黒紫の班模様浮かぶ黒紅蓮色の揺らめく炎の如き形状をした刃を持つ幅7cmのツヴァイハンダー系直大剣でありフランベルジェの一種。鞘は毒液で満たされた毒壺でもある。剣身には無数の細かい窪みがあり、剣を浸した毒が容易に溢れぬ様な細工が施されている。切断面を複雑化させ治療、止血をし難くする構造を持つ刃は血小板を溶解させる蛇毒に濡れており、より多くの血を滴らす為だけに特化している。聖騎士にして無数の不貞操を働いた騎士、血足跡のリナルドが逃走時に用いた両手用大型剣。治療を必要とする裂傷を追手に負わせる刃は追跡を困難なものにさせたという。鞘に収め背負っている。

・玄暝轆正-ゲンミョウロクマサ
大車輪が象られた車透図鐔、黒色本鮫に黒糸巻き捻りの柄と黒漆塗りの鞘に笹の葉の黒金細工、二尺程の波打たぬ漆黒の細直刃を持つ小太刀。肉に対し切断した感覚さえ味わせない程の切れ味を誇り、片手で扱える様に調整はされているものの刃毀れはし易い。桜花の国の潜入暗殺者、影飲みキヨナガの愛用する一切の光を喰らいし忍の暗殺刃の内の一つ。夜の奇襲に用いる事で真価を発揮し、視認を恐ろしく困難にする闇に溶けし小太刀でもある。有用的に扱えば太刀筋の見えない刃として扱えるが、刃渡り60cm程というのが最大の弱点でもある。右腰に装備。

・大型拳銃 SIRO-T02MC 50DE
中折れ装填式、弾薬を一発のみ装填可能な白銀の全長32cmの重厚な特注大口径拳銃。50口径。銃身は10.5インチの四角い板状。メルガス盗賊団のオーダーによる特注品。重白魔合金製。弾薬装填時には銃身が下に折れ、エジェクターにより薬莢が自動排出される。本来規格外な大口径の強装弾を発射する為だけに作られた大型拳銃であり、一発毎の装填が必要。凶悪なまでもの衝撃を持ち、並の者なら連続で撃つ場合に照準を保つ事は不可能。ツーハンドホールドでのみの使用を想定されている。銃の扱いが不得意な為、遠距離からの命中は望めない。

・ナックルダスター
別名メリケンサック。黒魔合金製、指を入れる四つの輪を持つコンパクトで単純かつ堅牢な小型武器。純粋に打撃の破壊力を増させる他、剣刀類への防御手段として刃物を受け止める事の出来る最小武器でもある。左右のポケットに収められている。隠蔽兵装でもあり使う事は稀だが、両手をポケットに突っ込んでいるそれだけで装備しているに等しく暗に戦闘体勢に入っているとも言える。

・投げナイフ
薄型の投擲用両刃ナイフ。イルクセル製。黒い合金製。テープグリップが施されている。かなり薄く正面への空気抵抗が無く相当な速度は出るものの側面からの風の影響に弱い為、風向きを確認しつつ投げるか無風の時に使用する事が望ましい。コートの腰に備えられたナイフホルダーへ8本搭載されている。




────ヴァイス

・大型拳銃 CURO-T01
中折れ式大型拳銃。上下二連装填式の黒光りする全長24cmの重厚な特注大口径拳銃。重黒魔合金製。基本的には薬室に硬質ラバーバレッドが二発。引き金は一つで二段階式であり一段階目で上段の銃口、強く押し込む二段階目で下段の銃口から銃弾が放たれる。弾薬装填時には銃身が下に折れ、エジェクターにより薬莢が自動排出される。

・遠距離狙撃銃 HOUND9
堅牢な白銀色のフレームを持つ長射程大型狙撃銃。全長約2m。衝撃吸収用ゴム製銃床、上部に簡易照準、銃身に沿い二脚が折り畳まれており銃口には反動抑制様の大型マズルブレーキ。弾倉は存在せず、上部に備わったボルトを引く事でプレートをスライドさせ排薬、開いた薬室に弾薬を装填する。 装弾数は一発のみ。貫通力を高めた実弾を使用。発射時に超高熱を内部で発生させる為、プレート開放状態のまま冷却させる必要がある。持ち歩く際には2.2m程の大型のケースに収め肩掛け用ベルトに引っ掛けている。




────ファルベリア

・大型拳銃 CURO-T01
中折れ式大型拳銃。上下二連装中折れ装填式、弾薬を二発装填可能な黒光りする全長24cmの重厚な特注大口径拳銃。メルガス盗賊団のオーダーによる特注品。重黒魔合金製。基本的には薬室に硬質ゴム弾が二発。引き金は一つで二段階式であり一段階目で上段の銃口、強く押し込む二段階目で下段の銃口から銃弾が放たれる。弾薬装填時には銃身が下に折れ、エジェクターにより薬莢が自動排出される。本来規格外な大口径の強装弾を発射する為だけに作られた銃であり現在38口径弾に対応する様に造り変えられているものの、威力はそう衰えを見せない。

・超々遠距離狙撃銃 SeepKiller No.9
光を飲み込まんとする漆黒に染め上げられた魔黒合金製の造りが単純で堅牢な長射程大型狙撃銃、通称『羊殺しの九番』。メルガス盗賊団のオーダーによる特注品。肩へと当てるストック部に描かれた逆さまの赤羊のデカールが特徴的。全長1.6m。肩に当たる部分のみゴムである鉄製ストック、上部に簡易照準、銃身に沿って二脚が折り畳まれており、銃口には反動抑制様の大型マズルブレーキが取り付けられている。弾倉は存在せず、上部に備わったボルトを引く事でプレートをスライドさせ排薬、開いた薬室に弾薬を装填するという方式を取っている。弾倉が無い為、常に単発式であり一発撃つ毎に再装填が必要、その為一発を外した時のリスクが大きく、装填には手慣れているとしても時間が掛かる。高純度魔術黒鉄合金製弾芯を用い限り無く貫通力を高めた、裏でのみ出回り10万Gもする高額な特殊弾薬を使用する。壮絶なまでもの威力を持つ殺す為の兵器であるが、その分壊れ易く三発以上の連続射撃は不可能に近く現在の技術ではこれ以上の耐久度上昇は見込めない。基本的に持ち歩く事は無くトランクに銃身とストックが分解された状態で収められ保管されている。

・片刃大型ナイフ Jaeger
ハンスから購入した大振りの野外狩猟用肉斬りナイフ。刃渡り30cm。薄く堅牢な刃を持ち良く磨がれたその刀身は圧倒的なまでもの切断効率を産み出すべく造り出されたものであり、肉を斬るという用途以外を何一つ想定しない特化品でもある。




────ギトルーザ

・断ちし金風のレヴィトニカ
黄金色の大型槍斧、ハルバード。黄金の1.8mもの長柄と、1.7mもの片刃の黄金大斧が取り付けられている全長3.5mもの槍斧。斧頭と柄頭には三角錐の大刺を持つ。斧の側面に強大な退魔の術式印が刻まれ、長柄には神聖の祝福、女神による金の風の加護が施されたもの。遠い国の騎士の、高い地位への昇格祝いに送られる称号としての武器の一つであり、斬る、突く、引っ掻ける等の多様な用途に富むそれは多くの戦闘技術を修得し前線にて戦う者に与えられしものでもある。儀礼用としてだけでなく、高度な技術を持った鍛冶職人を総動員し造られたそれは恐ろしく堅牢な業物として戦場にあるべきものとしても作られている。今ではこの武器と共に与えられた、彼の異名ともされた『ウアイラの門』という称号の意味さえ喪失している。基本的に布にくるまれている。
強風の吹き荒れる空間においてはその周囲の風に加護が纏われ、周囲の全ての暴風が黄金の追い風となる魔法具でもある。祖国ウルリアにおける最大の谷、風の神の名を冠した暴風吹き荒れる砦でもあるウアイラの谷にてその真価を発揮する様に造られている。

・廻りし双銀のヴィラニス
白銀色の大型槍斧、ハルバード。白銀の1.8mもの長柄と、1.7mもの片刃の白銀大斧が取り付けられている全長3.5mもの槍斧。斧頭と柄頭には三角錐の大刺を持つ。斧の側面には強大な退魔の術式印が芸術的なまでに刻まれたもの。斬る、突く、引っ掻ける等の多様な用途に富む。また、1.7mの短槍斧と1.8mの短槍へと分割が可能であり様々な戦術に転用可能。基本的に分割され、刃のみを覆う簡易鞘に納められ背負われている。祖国ウルリアにて造られたもの。

・囀りし風下のスワロア
黒銀色の大振りな片刃短剣。全長30cmであり刃渡り15cm、柄頭には緋い宝石装飾、剣身は木目模様を持つ堅牢な自然鉄にて造られており、斬れ味と強靭度の両立を保つ為に設計されたもの。美しい剣身も相まった美術的価値のある短剣だがその真価は戦場でのみ発揮されるべく存在する。祖国ウルリアにて造られたもの。旅に出る者に与えられる短剣であり、旅の無事を願う加護、無事に帰る事を望む祈りが刻み込められている。




────その他

・慈悲深きマルヴェクト・罪深きギルヴァクト
白と黒の二対の剣。全長1.4m、鋭利な刃を持つ魔合金の両刃西洋剣。儀礼剣の如き彫り装飾が隙間余す事無く刻まれた奇怪な剣。鍔に埋め込まれた魔宝珠は両方が壊れている。刻まれた装飾はそれ自体が術式であり紋様、魔素を増幅し限界まで瞬間圧縮させ魔術を放つ媒体として存在する。全てが攻撃補助のものであり、一切の制限を外した禁忌の術式への接続印なども見られる。彫られたのは造られる過程でか造られた後でかは不明であり、後者の場合相当な器具がなければ不可能の域でもある程の強度を持つ。製造年代不明。



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